「報道しない自由」の恐怖

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　西村幸祐氏（MPJ編集長）の依頼で、MPJトップに「唖然！鳩山邦夫氏の離党インタビューから「外国人参政権と夫婦別姓」を隠蔽！？」を掲載しました。

　Youtube版は　http://www.youtube.com/watch?v=C0NCspljoe4
　ニコニコ動画版は　http://www.nicovideo.jp/watch/sm10052520 　

　しかし、無茶苦茶ですフジテレビ・・・・。

　先日のラジオ収録で、「マスコミの報道しない自由の恐怖」について青葉ひかる様とお話いたしました。（ラジオ日本　1422kHz　青葉ひかるのガンバレ日本」　本日17:25～17:40放送予定）

　その中で、わたくしは、

「昨年の総選挙の前、マスコミは民主党が推進していた外国人地方参政権、人権侵害救済法案など、日本の国の形を壊してしまう法案について『報道しない自由』を駆使し、政・権・交・代の四文字のみを連呼することで、政権をとらせてしまった。この『報道しない自由』をマスコミに乱発されると、国民側は正しい情報を知らないまま、選択を迫られてしまう。これが恐ろしい」

　という主旨の発言をしたのですが、そのまんまじゃないですか！
　今回のフジテレビのやり方は、まさしく「素晴らしいケーススターディ（事例）」です。皆さま、ネットでもリアルでも、じゃんじゃか拡散して下さいませ。

『鳩山内閣支持率、ヒト桁台に　　ニコ動世論調査
http://www.j-cast.com/mono/2010/03/26063169.html
ニワンゴが運営する「ニコニコ動画（9）」は、ニコ割アンケートを利用した2010年3月の「ネット世論調査」の結果を発表した。
鳩山内閣の支持率は前月の調査（2010年2月25日）より、1.7ポイント減の8.6%で1桁台となった。不支持は2.1ポイント増の66.2%。
支持政党については「なし」がもっとも多く、2.5ポイント増の41.6%で、民主党（11.5％）と自民党（29.8％）がともに支持率を落とす中、「みんなの党」が2.3ポイント増の6.7％の支持を得た。
また、「今後どのような政権ができるのが望ましいか」という質問に対しては、「政界再編」を望む声が46.5％と、2位の「自民党中心の連立政権」（18.0％）を大きく突き放しており、「民主党中心の連立政権」は5位の8.1％だった。
アンケートは3月25日の22:00に実施されたもので、200秒の間に11万2129件の回答が寄せられたという。』

『内閣支持率、続落３０．９％＝参院選投票先、民・自並ぶ－時事世論調査
http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_pol_cabinet-support-cgraph
　時事通信社が５～８日に実施した３月の世論調査によると、鳩山内閣の支持率は３０．９％となり、前月から４．８ポイント下がった。不支持率は同３．８ポイント増の４８．５％。参院選比例代表の投票先でも、民主党は２．９ポイント減の２１．１％で、自民の２０．５％（同２．５ポイント増）との差が一段と縮まった。（後略）』

　ニコ動の内閣支持率が８．６％。時事通信が３０．９％。
　どうでしょう？　「現実の支持率」を推定すると、鳩山内閣の支持率は２０％前後に落ち込んでいる可能性が高いと思います。

　鳩山内閣の関係者は、相変わらず普天間やら郵政やらで勝手な発言を繰り返していますが、少なくとも普天間については、現行案（辺野古）か「現状のまま」で決着せざるを得ないのではないでしょうか。だいたい、相手（アメリカ）のある外交問題を、連立維持や選挙の都合で勝手に日本サイドで決められるはずがないのです。

　民主党は当然ながら「現実の支持率」を意識しているでしょうから、
「5月に普天間決着の代償として鳩山首相の首を差し出し、社民党や沖縄県民をなだめ、清新な（誰？）首相を据えて選挙を戦う」
　というシナリオが、最も濃厚に思えるのです。

　このシナリオでは、当然ながら「マスコミ」の動向が最大の焦点になります。今の情勢では、民主党や新首相、新内閣にとって都合が悪い情報については「報道しない自由」を駆使し、新内閣を無条件で礼賛する可能性を否定できないわけです。
　そうなると、日本国民はまたまた「不充分な情報」に基づいて、選択を迫られてしまいます。
　
　というわけで、予め「報道しない自由の恐怖」を周りの人々に知らせるためにも、今回のケーススタディは素晴らしいタイミングだったと思うのです。

改めて「報道しない自由」の恐怖にゾッとしてしまった方は、
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