混迷のユーロ

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『民主、参院選控え動揺＝小林議員「続投」に異論も
　北海道教職員組合（北教組）から違法な選挙資金を受け取ったとして、小林千代美民主党衆院議員の陣営幹部が起訴されたことを受け、同党内には夏の参院選を控えて動揺が広がった。（中略）
　しかし、小林氏の強気の姿勢に対しては「党にどれだけダメージを与えるか分かってない。自浄能力まで疑われてしまう」（副大臣の一人）などと、世論の反発を懸念する声が早くも上がっている。（後略）』

　いやいや（苦笑）

　民主党に自浄能力があるなどと思っている人は、もはや誰もいませんから（挨拶）

　昨日の新宿昴ビル前における演説の様子です。お集まり頂いた皆さん、ありがとうございました。

（撮影：Boljoa様）
三橋貴明街頭演説新宿スバルビル前part1
三橋貴明街頭演説新宿スバルビル前part2
三橋貴明街頭演説新宿スバルビル前part3
三橋貴明街頭演説新宿スバルビル前part4

（撮影：jkl5046様）
10/03/21 三橋さんの演説（新宿）にいってきたよ　その１
 10/03/21 三橋さんの演説（新宿）にいってきたよ　その２

　Boljoa様、jkl5046様、ありがとうございました。
　後援会の方でも撮影していますが、未だに（わたくしが）編集作業をしていないので、少々お待ちください。

【追加】ニコ動版（撮影TaiFon 様）　コメントで画面を埋め尽くしてくだされ！

【2010/3/22】三橋貴明、新宿駅西口街頭演説！ 1/2【参院選】

【2010/3/22】三橋貴明、新宿駅西口街頭演説！ 2/2【参院選】

　また、後援会事務所のメンバー、ボランティアで集まって頂いた方々、本当にありがとうございました。支援者があれほど積極的に動く新人は始めてだ、と、某自民党の方が感想を仰っていました。

　街頭演説会の後の新宿ブックファーストのトークイベントにお越し頂いた皆さまにも、心から御礼申し上げます。今回はなぜか異様に男性の割合が多かったです。（理由は分かりません）

　ブックファーストさんもチケットが完売になり、大変喜んでいらっしゃいました。

　昨日、新宿にお越しになられた方は受け取られたと思いますが、名刺やリーフレットなどのツール最終版ができました。また、室内用ポスター及び葉書（これが重要！）も完成しつつあります。
　ツールに関しては、必ず今月中に「資料室」の方に掲載致しますので、もう少々お待ちください。
　葉書の使い方は少々独特なので、動画コンテンツでご説明しようと思っています。とは言え、眼鏡の男（わたくし）ばかりが登場するのは面白くないので、色々とアイデアを試してみたいとも考えています。（だいたい、皆さんがご想像される方向の通りで）
　
【後援会アキバ支部発足記念パーティ】
　4月3日（土）、三橋貴明後援会アキバ支部発足記念コスプレパーティーを開催することが決定致しました。
　一般参加も可能ですので、皆さま奮ってご参加をお願い致します。
　◇一部　15：30～17：30　5000円
　◇二部　17：30～20：30　5000円
　◇一部・二部通し券　8000円
　（ドリンクチケット２枚付き）
　本格的な仮装ではなく、簡単なコスプレでも参加可能です。コスプレというより、「普段と違う格好」をして頂けるだけで全然オッケーです。皆さんのご参加、心よりお待ち申し上げております。（わたしゃあ、何をしましょうかね・・・）
　お申込方法はこちら⇒　http://mitsuhashi-takaaki.jp/wordpress/?p=388

（※またまたサプライズゲストが予定されているとかうわ何すｎくぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこ）

　いよいよ混迷を深めてきたユーロ情勢ですが、ギリシャについて、相変わらず色々な人が勝手な発言を繰り返しています。この「整合性の無さ」が「何か」に似ていると思っていましたが、鳩山政権ですな。

『トリシェＥＣＢ総裁：ギリシャへの支援、条件付きの融資であるべきだ
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aS5ZeiFgzz2E 』

『メルケル独首相：ギリシャへの金融支援は「最後の手段」に
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=ax7Uql3dwCik 』

『ユンケル議長：ユーロ圏から一部加盟国を除外する考えに賛成しない
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aQEq5QF4VrOg 』

『ギリシャ首相：ユーロ圏脱退観測は「お笑い草」、財政赤字削減を言明 http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=arrxPM8KC1T4
　ギリシャのパパンドレウ首相は、欧州連合（ＥＵ）の財政安定成長協定が定める水準まで財政赤字を縮小すると言明し、同国がユーロ圏を脱退するとの憶測は「お笑い草」だと述べた。
　パパンドレウ首相は同国議会で演説し、財政赤字削減に向けて金融支援を要請したことはないと語った。（後略）』

『ユーロ上昇、ＥＣＢ総裁がギリシャ脱退を否定
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=a0qff1f3CWCI
　ニューヨーク外国為替市場ではユーロが対ドルで上げに転じる展開。トリシェ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁がギリシャのユーロ圏脱退は法的に不可能と述べ、ユーロ圏崩壊の懸念を払しょくした。（後略）』

　現在のギリシャは、金融支援を要請していないにも関わらず、各国が金融支援に関する発言を繰り返し、その支援に言及している各国首脳たち自身も、ギリシャは支援は必要ないと明言し、しかし、ギリシャは支援は必要としていないものの、ギリシャへの支援は条件付融資であるべきで、ユーロ脱退は法的に不可能にも関わらず、ギリシャ首相が「脱退しない！　脱退しない！」と繰り返すという、わけが分からない状況に至っているわけです。
　要するに、ギリシャが支援を受けるには、「支援が必要ない」ことを証明しなければならないわけですね。大変ですね、パパンドレウ首相も・・・・。
　って、「マーフィの法則」ですかっ！（古っ！）

　だいたい、ユーロ脱退が真実、法的に不可能ならば、スルーすればいいんですよ、パパンドレウ首相は。懸命に、
「脱退は無い！　脱退は無い！」
　などといい続けるから、みんな、
「ああ・・・。ギリシャのユーロ脱退はアリなんだ・・・・」
　と思ってしまうのです。

　ギリシャの危機混迷化を受け、ギリシャ１０年もの国債金利が上がり（国債価格が下落）続けています。ユーロの基準とも言えるドイツ国債に対するギリシャ国債のプレミアム（上乗せ分の金利）は、過去一ヶ月で最大になりました。
　１６日（わずか一週間前）、ＥＵの財務相理事会で「ギリシャ支援枠組みに関する基本合意」が行われました。が、それを受けた今週の首脳会談では、
「どうせ、何も決まらないだろうな」
　などと思っていましたが、完璧に予想通りでした。

　ギリシャ国債（ユーロ建て）は、七割以上が外国人投資家により保有されています。それらが売却され、ユーロが各国に持ち帰られると、ギリシャは、
「キャピタルフライトが発生しているにも関わらず、通貨が下落しない」
　という、異様な状況に陥るわけです。（通常は、キャピタルフライトが起きれば、その国の通貨から外貨への両替が増え、為替レートは下落する）
　果たしてどのような結末になるのか、ちょっと予想がつきません。
　
　明日は（何事も無ければ）グローバル・インバランスの最終回ですが、その前に一つニュースを。

『米グーグル：中国版サイトでの検索結果検閲を停止、香港サイトに転送
　インターネット検索最大手の米グーグルは、中国版サイトでの検索サービスやニュース、画像において検閲を停止したと発表した。
　中国版サイトのユーザーは、中国語で検閲がない検索を提供する香港サイトに自動転送される。』

　さて、中国共産党はどう出てくるでしょうか。

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