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三橋のスケジュールは「三橋貴明後援会」のホームページ↑のトップをご覧下さい。


 3月22日(月) ブックファーストのイベントの前に、新宿スバルビル前で街頭演説会を開催する予定です。
  ◆新宿区西新宿1-7-2 新宿スバルビル前
  ◇時間 13:00~14:00
 多分、上記のスケジュールのままでいけると思いますが、もしかしたら予定変更になるかも知れませんので、まめにブログや後援会ホームページの方をご確認頂きたく存じます。


 無事に、自民党の「伝統と創造の会」の勉強会講師という大役を終えることができました。
 稲田先生、石原宏高先生、永岡桂子先生、林潤先生、他、お忙しい中、ご出席頂いた皆様、ありがとうございました。
 2ちゃんのヒーロー(とわたくしが勝手に呼んでいる)西田昌司先生がお越しになられてなく、残念だったのですが、懇親会に顔を出して下さいました。もちろん、恥も外聞も無く「一緒に写真撮って下さい!」とお願いいたしましたよ。
 というわけで、光栄にも西田参議院議員と一緒に撮って頂いた写真が、下記になります。



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人民元で対中国制裁法案提出へ 米上院議員

http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031701000446.html
 米民主党のシューマー上院議員らは16日、中国の人民元など為替レートの不均衡を是正しない国への制裁措置として、輸入品に反ダンピング(不当廉売)関税を課す「通貨為替監視法案」を提出すると発表した。中国の温家宝首相が元切り上げ要求を拒否したことに反発、対中圧力を強めるのが狙いだ。
 法案によると、財務省が為替レートが不均衡な国を認定。
当該国が90日以内に是正を始めなければ、商務省が同国からの輸入製品に関税を課すことを検討。法案は約1年後も変化がなければ、世界貿易機関(WTO)への提訴や為替介入を検討するよう求めている。
 スタベノウ上院議員は「通貨が過小評価され米国への輸入品が安くなるのは公正ではない」とし「
中国が自分で是正しないなら強制するまでだ」と述べた。法案は上院で可決される見通し。
 米上院は2005年にも類似の法案を可決したが、中国が05年7月に人民元相場の柔軟化に踏み出したため、最終的に廃案にした経緯がある。』


 昨日、ドイツとギリシャの関係に絡め、「インバランスの解消」について取り上げました。
 復習ですが、インバランスとはこの場合、「一方的な経常収支黒字国=対外資産が増える国」と「一方的な経常収支赤字国=対外負債が増える国」の二つが存在し、その格差が拡大していく事を意味しています。


 07年までは、アメリカがまさに一方的に経常赤字と対外負債を拡大し、世界経済の成長に「凄まじく」貢献していました。
 とは言え、その成長の最終需要は、あくまで「アメリカの家計の負債と消費拡大」でした。そのため、不動産バブル崩壊の結果、アメリカの家計の消費縮小と負債削減が始まりました。連邦政府はそれを防ぐために財政支出を拡大し、結果、アメリカの「政府の負債」は膨張を続けています


 また、金融面ではボルカールールに基づき、金融機関の暴走を食い止め、輸出を倍増すると宣言し、最大の「グローバル・インバランス」の根源である中国に、様々な圧力を掛け始めています。


 上記「通貨為替監視法案」ですが、現在の与党である民主党から提出されようとしていることは、注目に値するでしょう。要するに、アメリカの議員たちはグローバル・インバランスを解消させ、国内の雇用や景気拡大を訴えた方が、有権者の心を掴むと判断したわけです。(無論、マサチューセッツ上院議員選における民主党の敗北以来)


 「歴史的」な話をすると、アメリカは「グローバル・インバランス」のこれ以上の拡大は無理と判断し、格差の縮小に動き出したように思えます。

 結果、中国は今後、様々な圧力を受けながらも、元切り上げや内需拡大に抵抗していくことになるでしょう。その抵抗として、
中国が米国債を投売りし、アメリカはデフォルト。日本は壊滅的な損害を受ける!」
 などの電波系面白ストーリーを声高に叫ぶ人がいます。


【日本と中国の対外資産・米国債保有残高、対外資産・外貨準備高比較】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_28.html#JPCN

 ご覧頂きましたとおり、対外資産全体に占める米国債の割合は、中国は日本の二倍に達しています。中国が米国債を投売りし、価格が暴落すると、中国は日本の二倍のダメージを受けることになるわけです。
「ま、がんばってやってみれば」
 てなもんでございます。


明日に続く

著名な議員の先生たちの前での初プレゼン「乙!」と仰って頂ける方は、

このリンクをクリックを。

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