『子ども』 | タカタカ先生の高望み日記

タカタカ先生の高望み日記

格闘技・スポーツ指導の気づき、
運動・健康についてのお役立ち情報等を発信します。

 

最近、素晴らしい詩に出合いました。


 

アメリカの著名な教育者であり、ベストセラー『子どもが育つ魔法の言葉』の著者でもある故・ドロシー・ロー・ノルトさんの『子ども』という詩です。

 


『子ども』


批判ばかりされた 子どもは
非難することを おぼえる


殴られて大きくなった 子どもは
力にたよることを おぼえる


笑いものにされた 子どもは
ものを言わずにいることを おぼえる


皮肉にさらされた 子どもは
鈍い良心の もちぬしとなる


しかし、激励をうけた 子どもは
自信を おぼえる


寛容にであった 子どもは
忍耐を おぼえる


賞賛を受けた 子どもは
評価することを おぼえる


フェアプレーを経験した 子どもは
公正を おぼえる


友情を知る 子どもは
親切を おぼえる


安心を経験した 子どもは
信頼を おぼえる


可愛がられ 抱きしめられた 子どもは
世界中の愛情を 感じとることを おぼえる

 

 


大人は自分たちの都合にそぐわないことがあると、つい子どもを自分たちのペースに巻き込みがちになります。

 

子どもに携わる仕事をしている人でも、心に余裕がなくなると子どもに対して相応しい接し方ができなくなることがあるかもしれません。

 

私も日々いろんなタイプの子どもと接していますが、子どもの教育、指導にはある種の忍耐力・我慢が大事だな、と感じることが多々あります。

 

こちらの思い通りに行かなくても、辛坊強く、粘り強く寄り添って指導しなければならないときもあります。


『子ども』は心が急いているとき、襟を正すために思い出したい詩です。


 

 
 


アリーヴェデルチ。