15歳のスウェーデンの少女の訴えに
初めてきちんと向き合った…
もうすぐ60歳の俺は
何をしなければならないんだろう…
昨年の9月、スウェーデンの少女が学校を休んで同国の国会前で座り込む抗議運動を展開し、数千人の子どもたちが温暖化対策を訴えるきっかけとなったということは、ニュースで見て知ってはいました。
私は昨日、公益社団法人東京青年会議所のセミナー「SDGsで未来を描こう」に参加させていただいたのですが、その中でその少女グレタ・トゥーンベリさん(当時15歳)が、昨年12月に開催されたポーランド南部カトウィツェで開かれた第24回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)で、集まった190カ国代表に向かって演説したVTRを見せていただきました。
驚きました。何という強さだ……
私たち大人は、日本だけでない、世界中の大人は彼女の訴えを真剣に聞き、それにきちんと応える必要がある……そう強く強く感じました。
グレタ・トゥーンベリさんがCOP24で昨年12月12日に行った演説の全文は以下の通りです。強い衝撃を受けました。
『私はグレタ・トゥーンベリといいます。15歳です。スウェーデンから来ました。「クライメート・ジャスティス・ナウ」の代表として演説しています。
スウェーデンは小国なので、私たちが何をしようと問題ではないと言う人がたくさんいます。
でも私は、どんなに小さくても変化をもたらすことができると学びました。
もし、たった数人の子どもが学校へ行かなかっただけで世界中の注目を集めることができるのなら、私たちが真に望めば力を合わせて何ができるかを想像してみてください。しかしそのためには、それがどんなに不快なことであっても、はっきりと発言しなければなりません。
あなた方は人気低落を恐れるあまり、環境に優しい恒久的な経済成長のことしか語りません。非常ブレーキをかけることだけが唯一の理にかなった対策なのに、あなた方は私たちをこの混乱に陥れた、あの悪いアイデアを推進することしか口にしません。
それは大人気のない発言です。その重荷をも、あなた方は私たち子どもに負わせているのです。でも私は人気取りのことは考えません。私は気候の正義と生きている惑星のことを考えます。
私たちの文明は犠牲にされています。ごく少数の人たちが莫大なお金を稼ぎ続ける機会のために。
私たちの生物圏は犠牲にされています。私の国のようにお金持ちの国の人たちがぜいたくな生活をするために。その苦しみは、少数の人のぜいたくのために、多くの人たちが払う代償なのです。
2078年に、私は75歳の誕生日を迎えます。もし私に子どもがいたら、一緒に過ごしているでしょう。子どもたちは私にあなた方のことを尋ねるかもしれません。まだ行動できる時間があるうちに、なぜあなた方は何もしなかったのかと。
あなた方は、自分の子どもたちを何よりも愛していると言いながら、その目の前で、子どもたちの未来を奪っています。
政治的に何が可能かではなく、何をする必要があるのかに目を向けようとしない限り、希望はありません。危機を危機として扱わなければ、解決することはできません。
化石燃料は地中にとどめ、公正さに目を向けなければなりません。この制度の中で解決することがそれほど難しいのであれば、制度そのものを変えるべきなのかもしれません。
私たちは、世界の指導者たちに相手にしてほしいと懇願するためここへ来たのではありません。あなた方はこれまでも私たちを無視してきました。そしてこれからも無視するでしょう。
私たちは言い訳を使い果たし、時間も使い果たそうとしています。
私たちは、あなた方が望もうと望むまいと、変化は訪れると告げるためにやって来ました。真の力は人々のものなのです。
ありがとうございました。』
鳥肌が立ちました。中村 崇 もうすぐ60歳、何を訴え、何を実現して死んでいくのかな……(>_<)
https://www.youtube.com/watch?v=h-ICELS3NPg
https://www.cnn.co.jp/world/35130247.html
https://waraukurumi.com/swedish-girl-strike-for-the-climate/