日本のことをもっと知りたい! 「17条憲法」 第六条 懲悪勧善 あしきをこらし、よきをすすめよ | 日本元氣計画!! 中村たかし

日本元氣計画!! 中村たかし

 7歳より「世界を平和に出来るのは俺しかいない!」と世直しを志す。日本新党広報部次長(細川護熙首相)、日本創新党選対副委員長など。現在は、日本元氣計画!代表、平成立志社代表、元氣NIPPONプロジェクト事務局長              

日本のことをもっと知りたい! 
「17条憲法」 
第六条 懲悪勧善 
あしきをこらし、よきをすすめよ




(日本書紀原文)
六曰、

懲惡勸善、古之良典。

是以无匿人善、見-悪必匡。

其諂詐者、則爲覆二國家之利器、爲絶人民之鋒劔。

亦佞媚者、對上則好説下過、逢下則誹謗上失。

其如此人、皆无忠於君、无仁於民。

是大亂之本也。

書き下し文
六に曰く、悪しきを懲らし善(ほまれ)を勧むるは、古の良き典(のり)なり。(略)

(現代訳)
六、

【懲悪勧善 あしきをこらし、よきをすすめよ】 
悪をこらしめ善を勧めるのは、古き良き手本である。

だから他人の善を隠すことのないよう、悪を見たら必ず正しなさい。

へつらいあざむくものは、国家を覆す鋭い刃物であり、人民を絶つ先の鋭い剣である。

口先だけでこびへつらう者は、上に対してはいい顔をして下の過誤を説き、下に逢うと上の失態をそしる。

そうした人は、君主に対して忠誠心なく、民衆を慈しむ心がない。

これは(国を)大きく乱す本である。