18日に問題が起こり、19日、20日とテレビでも新聞でも大きく取り上げられていたのが、我が同志 塩村文夏(あやか)東京都議会議員に対するセクハラ野次事件でした!
産経新聞から引用します! 『女性都議に「早く結婚しろ」「産めないのか」 本会議中にやじ「五輪開催都市の議会なのに…」2014.6.19 12:35 [東京都政]
東京都議会の一般質問で、「妊娠や出産に関する都の支援政策」を尋ねた塩村文夏都議(35)に「早く結婚しろ」「産めないのか」とのやじが飛んでいたことが19日、分かった。
やじは18日の本会議中にあり、塩村氏が所属するみんなの党の会派は19日、セクハラや個人攻撃に当たるとして、発言者を特定し注意するよう議会運営委員会に申し入れることを明らかにした。
同党の両角穣幹事長によると、やじの声は複数の男性で、自民党の都議が座る席の付近から上がったという。両角幹事長は「五輪開催都市の議会として、恥ずかしい」と話している。
塩村都議は放送作家として活動、昨年6月の都議選で初当選した。日本テレビのバラエティー番組「恋のから騒ぎ」に出演したこともあった。』
先日、2人の若い女性に挟まれて満面の笑みの写真を掲載し、「この方々を見て、出席の決意をされた方も多いかも?」と投稿し、別の女性から「セクハラだ!」と、私は激しく抗議を受けました。それだけにセクハラ問題の難しさも良くわかりますし、野次を飛ばした都議会議員のレベルを疑います。これはちょっとひどいと思います!
この時の都議会自民党は発言者を特定せずに幕引きを図りたいと考えていたようでした。しかし今のデジタルの技術をもってすれば、誰が発言したかを特定するのは時間の問題だと思いますから、自ら名乗り出て謝罪をされた方が良いと思いますよと私は6月20日のFacebookに書いていました。
そして6月23日朝、塩村文夏東京都議会議員に対するセクハラ野次問題で東京都議会・自民党は、23日、総会を開き、今後の対応を協議することにしているそうですと書きました。問題が18日に起こって、19日は知らぬ存ぜぬ…20日も21日も22日も報道が相次ぎ、ようやく調査をするようです。遅くなれば遅くなるほど傷が深くなるのに……。早く名乗り出て謝罪して、議員辞職をすべきだと思います! と書いていました!
この写真は、私があまりにも、“じじい” なので出したくないのですが、2月8日の東京都知事選最終日の “大雪” の日のものです。
塩村議員が細川護熙候補(元首相)を応援してくれたのは、候補者の中で、動物愛護問題で唯一、塩村議員の構想の推進を確約したのが細川候補だったからです。
私は塩村議員が過去にテレビのバラエティー番組に出ていたからセクハラを受けて当然だという論調には、徹底的に反論・反撃します!
塩村議員が過去にテレビのバラエティー番組「恋のから騒ぎ」(明石家さんま司会)に出ていて、ひどい発言を繰り返していたからセクハラを受けて当然だという論調の投稿が、Facebook上に驚くほど多く見られることに憤りを感じます!!
彼女がテレビに出ていたことが、「東京都議会本会議場」で、まさに妊娠や出産などに関する子育て支援策の質問をしている最中に、35歳…ご自身の思い、家族の思い、周囲の思いを、それぞれ板挟みのように感じて悩み苦しむ…そういう年齢の方に、まさにそこをえぐるような野次を浴びせかけていいという理由にどうしてなるんですか? 全く別の問題でしょう!
1999年、参議院で民主党の円より子さんが盗聴法に関する質問をしている時に、自民党議員が「あんたも離婚したんだろう」と野次りました。円さんは気付かずに質問を続けていましたが、多くの女性議員がさっと席を立って議長席に詰め寄って、議事の進行を止めました。
円さんはそこで事の次第を聞いて、その場で抗議の言葉を言ってから、質問を再開したという前例がありました。私もすっかり忘れていましたけど、ここ2~3日で鮮明に思い出しました。
私が東京都知事だったら、議長だったら、その場で質疑を止める…「いま言ったのは誰だ!」…と。そういう男になりたい…です…。
そういう人が都議会にいなかったことも残念です!
また、塩村都議本人が、その場で毅然と野次に言い返すべきだったという議論もあります。これは新人議員で初めての本会議での質問……勘弁してあげてください。
私は彼女と知り合って2年半から3年くらいです。いろいろな政策勉強会でお会いし、私が主催する平成立志社にも出席してくれ、私が主催した希望日本の説明会にも来てくれました。
私の知る彼女は、ひたむきでまっすぐな方です!
また上記の通り、彼女は都議会議員になる前からも、なってからも一貫して、動物愛護の問題に取り組んでいます。
捨てられたペット(犬猫)の殺処分が少なくなってきたとはいえ、まだ年間4万件以上。殺処分ゼロを目指し、またペットショップで、生まれてから8週間以上たってからしか販売してはならないという「8週齢規制の確実な実質的運用」の実現を目指しています。
そもそも海外ではペットショップなんかないんです。ガラスの檻に生まれたてのペットを入れて売っているなんて日本だけ。せめて生まれてから8週間は親元で過ごさせて欲しい。それはペットも人間も同じなんだ……彼女の主張には全くぶれがありません。
私はこれを実現するという明確な意思を持って、選挙に出て勝ち抜き、そしてその実現のために議員活動を続ける……こういう議員はなかなかいませんよ。
東京都知事選挙も各候補に政策を見て、動物問題に取り組むことを細川護熙さんが確約をしてくれたから応援した! 1ミリもぶれていません。そういう姿勢を私は尊敬するし、彼女を尊重したいと思います!
今回のことを契機に、「恋のから騒ぎ」から脱却し、議員としての経験を積み重ね、実力をつけ、次々に政策を実現して行って欲しいと思います! 私は彼女を応援します!
こういう投稿をしました!
それでも晩婚化が問題なんだから、早く結婚しろというのは当然だというコメントも寄せられました。
しかし…それが出来ないから悩んでいるわけです。
私の友人に婚活会社の社長がいます。お客様のほとんどが30代から40代の女性……圧倒的だそうです。皆さん、真剣だし、悩みを抱えていらっしゃる……早く結婚しろと言われて、すぐに出来るわけじゃないから悩んでいらっしゃる……そのデリカシーのなさに、多くの女性が怒ったのではないでしょうか?


