細川護煕(ほそかわもりひろ)さんを何故、東京都知事選挙で応援するのか? | 日本元氣計画!! 中村たかし

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 7歳より「世界を平和に出来るのは俺しかいない!」と世直しを志す。日本新党広報部次長(細川護熙首相)、日本創新党選対副委員長など。現在は、日本元氣計画!代表、平成立志社代表、元氣NIPPONプロジェクト事務局長              

私が何故 細川護煕 (ほそかわ もりひろ)さんを

                 東京都知事選挙で応援するのか?

中村 崇 元日本新党広報部次長
                       taka2010nippon@j01.itscom.net





「いざ鎌倉!」  
 まず第一の理由は、理屈ではなく身体に奥底に刻み込まれたものの条件反射とでも言いましょうか……元主君が立つならば何を置いても行かねばならぬということです。 細川護熙元総理を全力で応援します。

 原発に関しては「いまの原発のままじゃダメでしょ!」であることは間違いないと思います。
 そこから
 ①いまの原発は「止める」「処分する」という議論と
 ②「いまの問題点を克服したものを産み出す」ということの両方の議論をして欲しい!と切に願います! 
 都知事選の争点は
 「2020年東京オリンピックを活用した東京の再整備」と、
 「2020以降の日本の首都東京のグランドデザイン」
   の2点が特に重要であると思われます。 

 もちろん教育のことも忘れてはいけません。神奈川県の松沢成文前知事が神奈川県立高校で実現した日本史の必修化を東京都立高校でも実現しなければならないと思います……というような私の思いが、細川代表に伝わればいいなと思います。

 私は、21年前、当時の自民党一党支配の中で、何としても現状を打破して日本を良くするんだ!という情熱に燃えて、寝る時間を惜しんで頑張っていた細川護熙さんしか知りません。 
 わずか8か月で退陣した総理大臣……やはりやり残した思いがあったのではないでしょうか。
 感情論でなく、出揃った候補者の中で、どなたが一番、日本の首都東京の顔にふさわしいのか……というところが争点になればうれしいです。
(写真は日本新党広報部次長当時のものです。髪の毛あったな~!(^_^;))


 いざ鎌倉! とは?

 ある僧が、全国行脚の途中に立ち寄った上野(こうずけ・群馬県)国・佐野というところで大雪にみまわれ、やむなく、近くにあった家に一夜の宿を所望します。
 とは言え・・・そこには、見た目にも貧しそうな夫婦・・・しかし、主人は、嫌な顔一つせず、粟の飯を出してもてなしてくれました。
 しかも、この冬空で、火にくべる薪(たきぎ)が無かった事から、大事にしていた梅・松・桜の鉢植えの木を切って暖をとらせてくれたのです。

 そのもてなしに感動した僧が、主人に名を訪ねると
 「私は、佐野常世(つねよ)という武士です」と・・・「一族の者に所領を奪われてしもて、今は、こうして落ちぶれてしまいましたけど、これでも、甲冑や長刀(なぎなた)や馬なんかは、いつでも使えるように、常に備えています。
 「いざ鎌倉!」、という時は、いの一番に馳せ参じて、敵陣に突っ込む覚悟でおます」と、熱く語りました。

それからまもなくの事、鎌倉から諸国の武将に召集がかかった時、常世は、その言葉通りに鎌倉へと向かいます。
 向かう途中、坂道で2度も倒れるような痩せ馬にまたがって駆けつけた常世・・・しかし、鎌倉で彼を迎えてくれたのは、誰あろう、あの時の僧・・・そう、その僧が、何と北条時頼だったのです。

 時頼は常世の忠義を褒め、雪の日の親切に応えるべく、奪われていた旧領を与えただけでなく、火にくべてくれた梅・松・桜の木にちなんで、加賀(石川県)の梅田、、上野の松井田、越中(富山県)の桜井という3ヶ所の土地も与えたという事です。