9月28日 野田総理大臣は、参議院予算委員会で、東日本大震災の復興に必要な費用が現在見込んでいる19兆円を上回る可能性があるという認識を示したうえで、その場合にはさらなる増税を行うこともあり得るという考えを示しました。(NHK)
私は増税に大反対です!
皆さん!
まず第一の大きなポイントですが、「増税」と「税収増」は同じに見えて全く違うということです。
第二には、今は国家の非常事態なのだから、逆に震災前に組んだ今年度予算92兆4116億円に関して見直しのチャンスなのではないですか? 自分たちは身を切らず、足りないものは増税だでは許されませんよということです。
第一 目指すは経済活性化による税収増。増税すれば税収減りますよ!
日本創新党の党大会でも「将来世代にツケを残さないためにも増税論議は避けて通れないのではないか」という主張もありました。
しかし本当は税収を増やしたいんですよ。いまリーマンショック、そして震災、超円高と立て続けにパンチを浴びて苦しんでいる日本経済に増税のパンチを浴びせたら……
ただでさえ各国は法人税を下げて、外国企業に自国に来てもらおうと誘致合戦をしてい
るのですよ。それなのに諸外国に比べて高い法人税の日本でさらに法人税を引き上げたら……
日本企業が今まで以上に、どんどんと海外に出て行ってしまいます。
ただでさえ累進課税で高い日本の所得税がさらに上がれば、個人の大金持ちもどんどん日本を脱出するでしょう!
いったい誰が税金を払うんですか? 海外に脱出できない方ですよね! 増税をすれば税収は逆に減るのではないでしょうか?
逆に減税をして経済を活発化し、税金で食べている人を減らし、税金を払ってくれる人を増やす。
増税は役所が使う金を増やすこと!減税は民間が使うお金を増やすこと!! です。
第二 増税論議は、予算の徹底的な見直しを行なった後! です!
麻生内閣の89兆円の予算に対し、自分たちなら予算の無駄遣いを見直し、減らすんだと豪語していた民主党。しかし蓋を開けたら、事業仕分けというパフォーマンスをしながら、予算は92兆円。3兆円増えているではないですか?
いまは国家の非常事態なのです。3月11日以降、予定は変わったんでんです。何もなければ支出されていたであろう予算が見直される……むしろ当然ではないですか?
それがとにかく何も変えない、そのままだ……復興のかかる予算は全て別枠で、その分は増税だ!……ということですね? この非常事態に……。
しかも例の事業仕訳で凍結されたはずの財務省管轄の埼玉県朝霞市の「国家公務員宿舎」建設がいつのまにか復活。その費用なんと105億円……それは全て復興支援に回せばいいだけの話ではないのですか?
増税は役所が使う金を増やすこと!減税は民間が使うお金を増やすこと!! です。
野田総理、さらなる増税も有り得る……なんてことはあってはならないと私は思いますし、復興予算11兆2000億は、絶対に今年度予算の付け替えで出すべきであると主張します。
もう明日で10月、年度は半分過ぎようとしています。評論家はそんなこと絶対にできないと言うでしょう!
でも少しでもやるんです。11兆2000億は92兆4116億の12.12%ですよ。
やるしかないんです!
少しでも近づける努力をすべきです!!!
(参考)
愛知大和のブログ
http://ameblo.jp/aichiyamato/entry-11023279243.html
山田宏氏論文 “無税”自治体への挑戦(Voice 2009年12月号 より)
http://voiceplus-php.jp/archive/detail.jsp?id=228