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（041）中田宏からのメッセージ
先週から1週間、カリフォルニア大学サンディエゴ校に来ている。国際関係・環太平洋地域研究大学院の招きで、研究者や大学院生らと連日ディスカッションをしている。
ここは太平洋諸国の研究については米国随一の機関だが、日本の存在感が低下し続けている現実がある。東アジア諸国の研究は、最近では中国が圧倒的に多く、日本研究は減っている。学生達のインターン先のトップもやはり中国。そもそも、同大学全体への邦人留学生数は年々減少し、今や韓国がトップらしい。
私は、外交的立場や国力の可能性などを「日本の代表」という気持ちで発言している。世界から「どうでもいい国」にならぬよう、国策としても一人一人の個人としても、国を挙げて日本の理解者を増やす努力をする必要があると思う。
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11月7日（日）於：六本木アカデミーヒルズ49
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山田宏・中田宏・齊藤弘共著 扶桑社
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