あるピアニストの呟き

あるピアニストの呟き

FLAT1-22・KTGなどで活躍するピアニスト・作曲家です。
音楽を中心に色々呟きます。最近FLAT122をオリジナルのベースレストリオに戻しました!▶︎ご試聴:https://soundcloud.com/irr-meter13/matsukura-snow-wv-240615

こんな感じの音楽をやっております! FLAT122 秋葉原ライブより「Spral」
※ビデオ販売は一旦終了しております。ご希望される方がおりましたら再開したいと思います

昨晩から用意した譜面。本日のリハーサルに持って行きます!

8月17日ライブ(四谷Doppo・昼ワンマンライブ 予約:yoyaku@doppodoppo.com)で演奏する内容です。
昔このバンドは譜面量が特長でしたが、最近どうも復活傾向にあるようです。
譜面なんて苦手!大嫌い(信じて欲しい)ですが、どうしてだろう。
しかも曲によっては、変更しているところや、追加があるので、譜面の中に小さな譜面が挟んであったりする。譜面のマトリョーショカ状態になっている(ドラマの影響)!
これって、完全に以前の流儀。これをいちいち皆が弾くのは私には無理ですので可能な限り暗記します。やたらと間違えるところだけ譜面台にのせると。
この猛暑、さらに暑苦しい状態にしなくても良いのになぁ、、!自分の業を感じます(大袈裟)。にしても冷房を付けて寝たら、喉が岩が挿入されたみたいになって声出しが苦しい。まあ、メンバー二人は私が訳のわからないおしゃべりが減る分、今日は楽でしょう。

 

詳細は、リンクよりお願いいたします。*23秒程度音が聴けます!

https://irrmeter13.wixsite.com/flat1-22/post/_null

 

間に合えば、8月17日ライブでやってみようと思います。

NULLは「無」と言う意味です。
他にもゼロとか、空とか価値がない!笑 とか。
今年ずっと、この「無」に興味があって、無を表現すると言うことを考えていたのですが、付随して面白い記事がありました。

雪の深々と降る、12月14日・討ち入りの日、その静けさを表現するのに和太鼓の音を使うと言うものです。このセンスって、日本人ならすんなりと受け入れるイメージですよね。
私の作品とは全く関係ないのですが、まあ余談ですね。
真夏、猛暑にこのような暑苦しい曲で、さらに二重、三重に汗をかいていただこうと思います。
ご注目のほど、よろしくお願いいたします。

 

てなことで、海外の方にも聞いて欲しいと熱い気持ちからミニCDの4点をアップしました。登録無しでも音が聴けますので、皆様も是非。

前回のデータは、ギターがデカすぎたりして私の耳がどうも手術必要か?と言う程の具合でしたので、再ミックスしデータも「Wave」としました。
日曜日の午後、アップしたら睡魔に襲われ、ボロいオフィスチェア(中古1万円、笑)を倒して1時間程、夢の中でしたが、何と自分の"鼾"で起こされました、笑

不快で実にうるさいですー!!(痩せるべきなんだよなー)
アップした画面を見ますと、すでに手紙が入っており、どうもラテン系のお名前ですね、女性から「大ヒットの予感」と嘘でも嬉しい感想が書いてありました。
写真を見ると、コレがなかなかキュート🎵
これだけで、十分にアップした甲斐がありました。

因みに彼女が気に入ったのは「Matsukura Snow」です。
今まで、FLAT122は音楽本意であまり宣伝に工夫することがありませんでした。
音楽本意であることは確かにこのバンドの美点なのですが、しかし、聴いていただかないことには意味なし!ということで。
こうした作品アップの的になるサイトの存在はありがたいですね。
また時間があったら、別な曲をアップしたいと思います。

 

🔻今、一番気に入っている写真。次回ライブは8/17四谷Doopoワンマンライブです!

 

 

SPIRALに続く、本人が叩いてみたシリーズ「Neo Classic Dance(以下「ネオ」)」になります。
こちらのサウンドは、私がミックスをやり直した後のデータになります。
ネオは、私が26歳の作品で、同じ年にSPIRALも作曲しています。ただ、内容は現在のものとは全く異なり、テーマAB+ソロ、そしてまたテーマでおしまい!という実に単純なものでした。このような変則的なアプローチになったのはFLAT122で演奏し始めてからです。
今も、このテーマを作曲した時のことを鮮明に覚えています。
当時私は、江古田の駅から4、5分の武蔵野音楽大学近くに住んでおりました。
酷い生活をおくっており、タバコと酒とパチンコ等のギャンブルで胃と十二指腸をやられ、田舎で寝た切り生活から何とか、東京に戻ってきた頃です。
ガリガリに痩せて、髪はロン毛で、今の自分とは全くの他人みたいな風体です。
ギターの平田君が、当時の私を覚えています。恥ずかしいことに、、笑

詳しくは言えないのですが、とにかく落ちるところまで落ちた感があり、とにかく普通に真面目に働くこと、と自分に言い聞かせつつ、場末な写植版下屋で働いておりました。珍しいことに正社員でしたね。余程懲りたのでしょう。ボーナスも貰って、それでコルグのシーケンサーとリズムボックスを買いました。(それで嫁と渋谷ジャンジャンに出たりしたわけです。)そういう少しテクノっぽい方向性はこの頃の自分の特長です。好きな音楽といえば、とにかく風変わりな音楽に異様に入れ込み、ウニタミニマとか、ゲルニカとか、でもショコラータなんかも好きでしたけどね、、笑 そういう要素が今聴いてもこのネオには横たわっているのが分かります。ネオはこの時代の自分がよく出ています。この場末なボロい会社から、お昼休み弁当を買って帰ってくると、30分くらい脇めもふらず、作曲するのです。月の休みが日曜日以外では土曜日1回しかなかったので昼休みのこの時間は私にとって藁にもすがる大切な時でした。ネオのテーマは最初からパロディで作ると決めており、それはハチャトリアンの「剣の舞」でした。あの誰もが知っているアレです。ほら、テーマの部分、似てますでしょう、、笑 今の自分が失った、ギラギラとした絶対に雲の上に出てやる!!というロン毛のお兄ちゃんの30分の格闘から、こいつは生まれました。
それを、今、こうして田辺君が「本人が叩いてみた」とか言っていとも簡単に演奏してますが、何とも時代の"うつろい"を感じるものです。是非、ご視聴のほど。
*FLAT122の次回ライブは8月17日(sat)四谷Doppoお昼ワンマンライブになります。

 

 

ってことはないです!(タイトルから続く、笑)
既に完成形です。
ただ、ど真ん中お臍の部分に、自由領域を設けています。
昔から変わらない部分なのですが、ライブの尺などの関係で、最近は端折ってそのまま即行でミニマルパートに行っておりました。
しかし、前回からスタートしたワンマンライブにより、時間をいただいておりますので、今回は通常の状態に戻して、この領域に間奏曲を入れたいと思います。
これは、私がこれまでFLAT122と並ぶ、思い入れの強かったユニット。フルート・オーボエ2管フロントのユニット「IMAGO」のSPIRALから持ってきたものです。
私は曲の変更が多く整理するためにバージョンを付けて表記しておりましたが(今は変更をあまりしませんので、それも過去の話です。)これはSPIRAL_2.02と言われるものです。私の心にはこの数値が深く刻まれています。
IMAGOは、今でも懐かしく、そして素敵なバンドでした。
そのシーケンスデータはかなりの部分、残っています。
一度、HDが破損した時も、このバンドのデータはシーケンスデータのみとは言え、大部分救出出来ました。その中から、この間奏曲を抽出し現在のFLAT122の編成に合うように作業しているのが、抜粋データになります。少しだけですが、相当なマニア?であれば、このフレーズを覚えているかも知れません。
次回ライブでは、西村さんの「あの音」で奏でていただきます。

(データはダミーで入れておりますシンセになります。)
動画は一見、写真のように見えますが、左側のイベントリストを注視するとページが繰られて行くのが分かります。