青森県 春シーバス釣行 釣れたシーバスの胃の中には… | Nature's Inviolable Area (青森のtakaさん)

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このブログでは青森県 陸奥湾、太平洋側のシーバス、アジ関連の情報提供!

 
こんばんは!
 
皆さんは春のシーバスゲームは好きでしょうか? 青森県以外のシーバスの経験がない方にはわからないと思いますが通常、春のシーバスは最も簡単に釣りやすい再現性のある季節になります。要はシーバスアングラーにとってご褒美のシーズンなわけです。
 
では青森県はどうでしょうか?
 
 
はい。ご褒美とはとても言えないシーズンですよね。バチ抜けシーズンじゃないし動画をみて羨まし良いなあ。。。と思ってる方も多いと思います。
 
そう、今回はそんなみなさんに青森県の春〜初夏までのシーバス釣りを私なりの経験則でご紹介したいと思います。
実釣も下記に書きました。

  

 

実釣に行ってきた

 

5月初旬、まずはこの時期だけ動かすタックルを用意する。

 

このタックルは僕が最も繊細でライトなシーバス釣りをするタックルで、とりあえず一匹何としても釣るタックル。


STELLA 4000M


エクスセンスインフィニティ 90ML

 

この時期は、ベイトが一気に活動し、選べないので、大きくマイクロベイトパターンと言っているが、要はライトな釣りが合っていて中旬過ぎてくると90mmミノーの反応が良くなる。

どちらにしろ初夏まではライトな釣りが青森県では良い。だからローギアが無双します。 ただし、デイゲームの場合ハイギアが良いので注意が必要。

 

持ち込むルアーは↓


マイクロベイトパターンって感じの小さなルアーばかりですね。

 

 

そして一撃必殺というか切り札、、、載せようか悩みましたが、なんか隠すのってダサいですもんね。

載せます。↓


このジグヘットワームで届く範囲であれば二桁も余裕なほど入れ食いしますが、釣れ過ぎちゃうので、渋いときにしか使いません。

 

 

ということで、この時期はベイトが多くいる河口周り、河川が隣接する漁港をメインにやっていきます。太平洋、陸奥湾両方やっていきます。


1日目


まずは太平洋! 馬淵川か新井田川か悩んだ結果、まあまあなベイトがいたのと、シーバスのボイルらしいのを見たので漁港にエントリー。近くにいたメバルアングラーの方曰く、 2日前にシーバスをばらしたらしい。


やはり、あのボイルはシーバスだったのかといざ挑戦!




あれ?あっさり釣れてしまった…。

ただサイズは小さいけど、何を食ってるか調査用に持ち帰ります。(最後に胃の内容物の結果発表)


……あまりにあっさり釣れてしまったので、このまま陸奥湾に一気に移動する事に。




陸奥湾到着!


さーて、僕のホームである陸奥湾。正直太平洋と違い苦戦するのはわかっているから、ここからが本番です。


まずは青森市内の小規模河川から攻めます。

大切なのは上流を知る事。 選んだ河川の上流が支流が集まって出来た川なのか そもそも本流河川の分岐河川なのか。 

この2つでは釣り方もベイトも狙う時間帯(潮周り)も違います。


まずはトップから。


反応無し。


水深が浅いけど表層をざっくり 数投だけ投げて探ります。陸奥湾の小規模河川は時間かけるだけ無駄なので足で稼ぎます。


移動!


漁港が隣接する河川周りに到着。




釣れた。


陸奥湾のシーバスのがコンデションは良いみたいで腹パンパンです。


魚を探して歩いた距離をgpsで確認したら3.7km。 

カロリー持って逝かれたから……


帰宅後









近江牛の霜降りを貪りました。

薄っぺらい肉2パックで3万とか馬鹿だろ思ってましたが、食えば 3万なら安いなってなります。


毎年5パック買って既に後1つ。買い足さないと。





そして!



さて、胃の中を調査します!


結果は……


・陸奥湾シーバス……

シラウオ、イワシ、ハク、サヨリ?


・太平洋シーバス……

イワシ、サヨリ、ウグイ?


※? は溶けていて確定出来なかったモノ。


でした。 

そして、陸奥湾のシーバスで1番胃の中に入っていたベイトはハク イワシ。太平洋はイワシでした。


これがなぜイワシなのかは簡単で、岸寄りする前の沖でのメインベイトがイワシだって話。そう、依存性が魚にもあるんです。多分イワシが居なかったら、他のベイトでまあ我慢してやろうって感じで色んなベイトを毎日イワシが抜けるまで回遊しながら捕食しているのだと思います。そしてまたメインベイトが変わり……の繰り返しです。

 


ちなみに2018年から毎年この時期同じ事をしていますが、毎年胃の中に入っているベイトの種類が増えています。偏食すると言われるシーバスですが、意外となんでも食っているのが青森県シーバスの面白さなのかも知れません。


では、ここから、釣るための私なりのアドバイスを書いていきます!




 ベイトパターンは気にするな!

 

 

シーバスゲームにおいて、ベイトパターンを掴むかどうかは非常に大切なのは皆さんもご存知かと思います。しかし、その認知はほんとにあなたの経験からくるものでしょうか?

 

大概の人は、メディアや、プロの話でいいだけ出てくるベイトパターン、マッチザベイトというワードをそういうモノだ!と何も考えずに鵜呑みにしていないでしょうか?

 

青森県で春のベイトはハゼ、エビ、ウグイ、白魚、サヨリ、ボラ、どじょう、イワシ、アジ、サバ等・・・・

上に上げたベイト全てが春釣った過去のシーバスの胃の内容物に実際入っていたベイトです。

 

このベイトの種類を見分け、アジャストすることを現場でする。これを上手い人が皆やってると思っていませんか?いいえ、絶対に無理です。

 

では上手い人はどうしているのか?というと、ここには手順があるのです。それが、

 

ベイトの密度の濃い泳層をまずは探す!

 

これなんです。

こんな手順当たり前の様にしていますから、一々書いたり言わないのです。コーラ飲んだらゲップ出るくらい当たり前です。


 

めっちゃ大事なのでもう一度良います。

ベイトの密度の濃い泳層をまずは探す!

 

これをまずは一番最初に釣り場では探すのです。


感の鋭い人はもう分かりましたね。


上級者やプロは間違いなく水深が浅い方が好きなはずなんです!やる事が決まってくるし、浅いから探す必要がないからです。

目視で水面をピチャピチャベイトが跳ねていたり音がするのならばもはや探す必要もありませんから、水面にベイトがいる場合、表層以外はきっぱり切り捨て、そっからベイトサイズを考えたり波動を気にしたり、表層を細かくレンジを刻んだり…釣れたときの再現性を高めていくのです。


これが水深ある場合で、水面にベイトが見えない場合、ベイトを探す工程が生まれるので上級者達は嫌がります。(多分)

 

目視、聴覚でわからない場合、ルアートレースでコツコツ等、ベイトがあたったり、引っかかったりする層を探すだけです。それが見つからない場合帰って明日に備えても良いくらい。


この工程をしていくうちにこの川は今の時期ベイトはこれで、雨降ればここにベイトが付いて……など自分の経験則になって行くので釣り場に行く前にベイトの大雑把な把握ができ、ルアー選択、タックル選択が限りなく正解に近いんです。

 

それがない大半の人は、その経験則を培うためにベイトのいる層を見つける工程を必ずしてください。


ですので、◯◯パターンだからこのルアーで釣れた。 ではなくその過程を経て結果◯◯パターンだったんだな! と納得できるかがすごく大事なのです。前者と後者では同じ一匹でも雲泥の差が生まれ、結果釣れる人、つれない人の二分化になるのです。


 

 

あと余談だけど釣れる人と釣れない人の大きな差のもう一つは、

 

釣り場に立ってる時間と日数の違い!笑 


200日釣りに行く人と週末だけの人、では、魚に出会える量が当たり前ですが違います。

でもSNSでは釣果ばかり載せられ同じ土俵。ですのであまり他人の釣果を見て一喜一憂しないことが実は今の時代の釣りにおいて重要な釣果を上げる要因になってるかもしれないと思っています。

 

僕は、釣り場に沢山立てない時間が限られている、真っ当な社会人、学生が私みたいな暇人に負けるとも劣らない釣果を提供したいのです。


理由は、魚はみんなの物であり、釣り場は県民全てに権利があるから。


毎回毎回同じ場所にいるような奴なんかに絶対皆様負けてはいけません。




僕が勝たせますから、今後もブログ応援よろしくお願いします。






 

 という事で春のシーバスぜひ皆様もゲットしてみてください! 

ではまた!