珍味増量 6.29 | パーマン三号のブログ

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本日2回目の訪問となります。

「味の彩門」さんです。

家内が言いました「味も値段も最高だけど、客層が嫌だわ」。

確かに近くの昼飲みするような男性陣が大声を出しうるさいです。

前回は隣の団体さんがかなりうるさく、今回は少し離れた場所でしたが、それでもなかなかでした。


「お前は何か勘違いしているよ、ここのお店は彼ら地元の人がいたからやってこれたんじゃないか。

俺たちは単なるぽっと来た客で、常連客に混じってお邪魔させてもらって食べさせてもらっているんだよ。

お店にとっては常連は「ぽっと来たお客」より「上客」なんだよ。

当然あっちが最優先に決まっているし、差があって当然だよ。

だからお店の人だってうるさくても何も言わないだろ、それをこちらがとやかく言う筋合いではない。

あの人たちにとっては、ここは自分たちの家なんだから、騒いでもいいんだよ。

もし、自分がお店側ならば、支えてもらっている常連客と普通の客とは差をつけると思う。

そこで普通の客が怒って来なくなっても、常連客を怒らせるよりはましだからね。

そこを勘違いしたらいけないよ。

現に俺たちが一番はじめに入店したのに、刺身料理はあっちが最初だったし、一番後から来たあっちの焼き肉定食も先だったじゃないか。

料理の提供される順番にたいしては、俺は文句はないし、当然だと思っているよ。

俺が昔、通い詰めたラーメン屋では、常連客になると最初にださる水が「緑茶」に変わるんだ、もちろんお会計には緑茶代金はついていない。

数え切れないくらい通った末に、ついに俺もある日から「緑茶」にかわった。

テーブルには無言で、昨日と違う「緑茶」がスッと出てきくる、お互い目と目があうだけ、それだけで言葉はない。

それもイイ感じだったなぁ。

たった、それだけ、値段にしたらたいした金額でもないけれど、その時は最高に嬉しかった。

常連客として認められたんだと思った。

今はなくなってしまったけれど、当時は忙しいお店で、それこそ毎日何人もお客は来ていても、顔を覚えているすごい店主だった。

評価ばかり気にして食べ歩くグルメには、いつまでもわからない気持ちだろうけど。」

などと話して空腹を紛らわせていると、隣のSMSを見て来たらしい若いカップルのお客さんが「まだですか、あちらより先に頼んだのですが」とトゲのある言葉で言っていた。


学校で教えてくれることばかりを「常識」「当然」と思っていると、世の中を「非常識」「理不尽」なことと感じるけれど、実は「学校の常識」と「世の中の常識」がある。

「世の中の常識」を今は「不正」とか「不法」とも言うけれど、もし世の中が全て平等になったら、公正な世の中になると思ったら間違いだ。

「世の中の常識」は「綜合的な公正な判断」なのだ。


「亀の甲より年の功」という言葉はやはり本当のことで、何か特別な才能や技能が年寄りに備わっていなくても、年をとるだけでわかることがあるもんだ。


お店として、よくある「一見さんお断り」といって、はじめから入店拒否する方法と、入ってからの差別化をする方法、どちらも賢いお店経営だと思う。

常連客をないがしろにして間違った経営をし、潰れるお店は数しれず…。


またそこのお店では

お会計の時にも常連客にはポイントカードにポイントを押してもらっていた。

つまり実質の料理の値引きだ。

徹底したお客の差別化…ここのお店は味も値段も、そして接客も超一流だった。

そしてお客としてはよい「修行店」だった。


【追記】

本日頼んだ『牛すじカレー ロースカツ付き』は825円ですが、『牛すじカレー』単品だと715円です。

わずか110円プラスでロースカツも食べれるんです。

神かよw




本日頼んだ品は、

このカレー(カツカレー)と刺身盛り合わせ単品、ダブルステーキ定食、酢豚定食、ナスの素揚げ、ワカメ山盛りの6品で、サンキュパ!

安い!

さらに今回の「ダブルステーキ」はメニューには無い裏メニュー。

前回常連さんが頼んでいたので、お店の人に了解を得て注文しました(だって常連じゃないから)

お店の店主もそうだけれど、お店を支えてくれているガラの悪い常連さん(失礼)にも感謝です。

店主さまは天主さま、常連さんは浄蓮さま、手を合わせ拝みますw




【付録】
浄蓮の滝にまつわる「女郎蜘蛛の伝説」という恐ろしい話があります。

「滝壺の近くで畑仕事をしていた老人の足に、美しい女郎蜘蛛が糸を巻きつけています。

気づいた老人は、糸を外して切り株に移しました。

その途端、切り株が音を立てながら引き抜かれ、深い滝壺に飲み込まれていきます。

恐れおののいた老人は、”あの女郎蜘蛛が滝の主に違いない”と一目散に逃げ、村人たちに知らせました。以降、この滝に近づく人はいませんでした」


時が経ち、よその村のきこりが滝にやってきました。

きこりは斧を滝壺に落としてしまいます。

もぐって探しても見つかりません。

すると、斧を持った美しい女性が現れました。

返してもらう代わりに、”姿を見たことは口外しない。

約束を破ったら命はない”と約束しました。

きこりは村で滝の話を聞き回り、女性は女郎蜘蛛の化身だと確信します。

その後、長年約束を守ってきましたが、ある時、酒に酔った拍子で話してしまいました。

そのまま眠りについたきこりが目を覚ますことはありませんでした。


★懸歌

浄蓮の

お滝の主は

いまここで

常連の客とぞ

呼ばれにけりな


★返歌

本日で

「魑魅魍魎」は

改心し

「珍味増量」と

なりにけり…なっ


本日も、長々と妄想にお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m




追記


「忖度」「馴れ合い」「談合」…「常連さん」には厳しい世の中になりました。

「内部告発」「開かれた市場」「新規参入者応援」…。

その結果、日本の大手の会社のトップはほとんどが外国人、株はアメリカ人のもの、山は中国人のもの、土地建物は韓国人のもの、今や日本人は「日本という外国」に住まわせてもらっている「異邦人」になりました。

今、円高で拍車がかかっているターゲットが、日本の水産物。
まさかと思うかもしれませんが、漁
業組合を外国人が買い漁ってきるのを知っていますか?
日本で取れた魚はいずれ全て外国へ流失してしまう危険があります。

開かれた平等を旗印にした結果、日本人は「小作人」になってしまいつつあります。

以前ハワイのリゾートを買い漁る日本人が問題になりましたが、今それのしっぺ返しが来ています。

このままでは、日本は消失します。

https://youtu.be/5raK_iAFrn8?si=gTWqeQH6yf71o1RK
国歌になりますね、近いうちに。