飛んでもサイマタ! ① | パーマン三号のブログ

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本日は

①埼玉こども自然動物園
②川越氷川神社、八幡宮、喜多院
③水子貝塚公園

の三本柱で回りたいと思います。

もともとせっかちな自分は、約束の時間よりも早く到着するように出発します。

今回も2時間で着けるところを倍の4時間とって出発。

そうなれば当然早く着くのは必至。

その時「時間を潰す場所」もあらかじめ調べておきます。

今回時間を潰す場所は「関越道高坂サービスエリア」。

しかし高速道路は使いません。

ここは数少ない一般道からも利用出来るサービスエリアなのです。

GoogleMapなら「ウォークインゲート高坂」と調べれば一般道からの入口に着けます。

入口には数台の駐車場もあります。

ちょうど「喫煙所」の横辺りからサービスエリアへ侵入する感じとなります。

前回縄文遺跡の「釈迦堂遺跡博物館」へ行った時も一般道から釈迦堂パーキングエリアへ入れましたが、高坂はさらに広いサービスエリアなので色々充実しています。

特にここはお土産が充実していて、埼玉だけでなく群馬・長野・山梨・富山のお土産まで販売されています。

またお土産コーナーは上りの方が充実しています。


実はこの前「三十三番土偶巡り」で長野へ行った時に買った「野沢菜昆布わさび風味」がめちゃめちゃ美味しくて、近くのスーパーで探したのですがありませんでした(近くのスーパーで「野沢菜わかめ」というのを家内が買い求めてくれましたが、別物でした)

もし運が良ければここで巡り会えるかも…それではまず、運を動かす準備運動をしてキリリと参ります。


7:21
高坂サービスエリアへ到着、約2時間早め。


一般道を走ること2時間弱、高速代金2000円弱を浮かし、そのお金でお土産を買います。

野沢菜昆布あるかなぁ〜。


ありました!ありました!

キャ~!

野沢菜昆布……???


お土産棚で見つけたのは、野沢菜昆布味の〇〇〇〇〇クン。

スナックでした。


なんだろう、頭の中に突然メロディが流れ出しました。

https://youtu.be/MRb2Dtz8voA?si=WVCs7e64cwf7ba3g


その後冷蔵コーナーで本物の野沢菜昆布発見、会いたかったぁよ〜♫

https://youtu.be/FciKzflWh5I?si=eP9vU03i539NyQ8y
野沢菜尾籠



ただ保冷剤が最大4時間、惚れーちまった弱み、帰りにまた遠回りしてここへ寄って買うことにします。

しかし、本物の野沢菜昆布より、〇〇ガリ〇クンの方が高いなんて、そうゆうことって確かにあることですね。

https://youtu.be/kiXvdDhUJ3A?si=vORWZ5MA4ukUEElX


早く着けば、メインイベントの前にもサブイベントが楽しめます…ってことで高坂寄って良かった。

さて

朝食も済ませ、トイレも行ったし、いよいよメインイベント①へと向かいます。


でもまだ1時間もある…今日回る場所の復習だ。


9:03
動物園なんて何年ぶりだろう、子供が成人して、遊園地も動物園も卒業しました。



それにしても、こうして積極的に自分からお目当ての動物を見に行きたいと思ったことは、たぶん一度もないと思う。

SNSのコメント欄に

ここに通いたいがために年パス購入しました。
関東で唯一のグンディが見られる施設です。
ハダカデバネズミ目的で来園しましたが、ハダカデバネズミの展示は上野動物園に比べて距離が近く、鳴き声も聞こえます。
また、観覧側よりハダカデバネズミの水槽の方が明るい為、スマホでも反射無しで綺麗に写ります。
台があるのでお子様と一緒に安定して観られます。
他スナネコの展示などでもお子様に配慮があり、小さい子とご一緒でも安心して回れます。

とありました。

自分と同じようにハダカデバネズミを見に来た人がいたんですね、上野動物は博物館と一緒に今度行きたいと思ってます。


9:30
開園と同時にほとんど皆さんが「案内所」へ走っていきます。

どうやら「体験コーナー」の予約を取りに行くようです。

「搾乳体験」や「餌やり体験」などいくつもありました。




しかし自分が一目散に目指すのは「ecoハウチュー館」です。


9:47
動物園はどこも坂が多いです。
多摩動物、ズーラシア、リス公園…ここもいきなり坂でした。

やっと「ecoハウチュー館」へ着きました。

想像していたより小さい館です。



ここは小動物ばかりを集めていて、室内は明るい部屋と薄暗くしてある部屋に小分けしてありました。

ここで見れるのは

☆グンディ(日本初公開)
☆キボシイワハイラックス(日本初公開)
☆ウスイロホソオクモネズミ(日本初公開)
☆ハダカデバネズミ
☆チビフクロモモンガ

など。

ここ川越こども自然動物園でしか見れない動物たちがたくさんいます。

券売所で自分より早く一番に並んでいた、どデカい一眼レフカメラを肩から吊るしていた女性二人組が、またしても自分より先客としてここ、ecoハウチュー館で写真を撮ってました。

どうやらお目当ては「グンディ」のようです。

自分はその奥の薄暗い部屋へと進みます。







9:48
入るなり左手にいきなり目に飛び込んでいたのが

ハダカデバネズミ

本日お目当ての動物です。


ご存知の人も多いと思いますが、このデバ(愛情をこめて)は年をとりません。

通常のネズミの十倍長生きして、人間の年齢換算すると、何と500歳まで生きます。

500年も生きたら時代の移り変わりはどう目に映るでしょう。

…と言ってもモグラのように一生地下で暮すデバはほとんど目が見えません。


長生きの理由に「低酸素」でも生きられることがあげられます。

地下なので空気が限られているということもあって体が低酸素仕様になったのです。

そのため細胞を癌化させる「活性化酸素」を作りにくい体になったので、長生き出来るようになったと言われています。


でも良いことばかりではなく、地下は温度が一定に保たれやすいので、皮膚には毛が無くなりました。

それなのに爬虫類と同じく「変温動物」なので、お互いにくっつきあって生活しています。



中には「肉ぶとん」と呼ばれる役のネズミまでいます。

そうそう、今回残念ながら埼玉名物「武蔵野肉うどん」を食べそこねました。

ここの動物園のすぐ近くに武蔵野うどん屋さんがあるのに、高坂サービスエリアでこれまた埼玉名物、豚味噌丼と武蔵野ラーメンを食べてしまって、流石にもう食べれなかったのです。

https://youtu.be/ckn0tzKmZ7M?si=a-EA8ND8al7geUXd


「お腹いっぱい」になるまでハダカデバネズミを堪能、気づくと小一時間経ってました。




デバのいる薄暗い部屋をでると、なんとあの女性二人組もまだグンディの写真をバチバチ撮ってました。

グンディ愛がだだ漏れです!

連続テレビ「ソロ女子活のススメ」でも鷹が大好きな女性の話がありました。

その時の舞台は「宇都宮動物園」でした。

宇都宮かぁ、行けない距離ではないれど、イケないなぁ。

グンディはデバと違って普通に大きく、毛も映えていてネズミぜんとしていますが、お団子のように重なり合っているところは、デバそっくりです。

見た目の可愛さならば絶対グンディを選ぶでしょう。

可愛いグンディの写真を熱心に撮っている女性二人組、かたやブサイクなデバを薄暗い部屋でずっと眺めている老人男性…どこか似ていても決して交わることのない生き物とそのファン、自然とニヒルに苦笑いがこぼれます。

https://youtu.be/U6Kiq_HdOxQ?si=xYkxdPaX7mqwdleI

ecoハウチュー館を出る時に、あまり見ていなかった他の小動物も見ることにしました。

グンディの横には「ぼのぼの」に出てくるスナネコさんがいました。

名前は「キサク」

ガラス越しに横になってこちらを下から睨んでいます。



「キサク」というより…

https://youtu.be/8boCW0N5Q2E?si=0kriltRhv4fIOYo2

ガラスに「ペアリング中」と看板がありました。

「オレの女に手を出すな」

https://youtu.be/o_sXbV6k1Nw?si=bMzyzGxBhYn4r2l-



1つ目の目的達成、園内はまだまだ見どころ満載ですが、自分はいま来た坂を下ってそそくさと動物園を出ます、そうソロ活女子のように…。


出る時に入口に立っていた女性職員さんと眼があってしまい一言

「こどもでなくてすいゃせん」

と心の中でつぶやくのでした。

https://youtu.be/9_RhB0R8XX4?si=zeaEYjFlJWqrRUQO