島牧郡島牧村

「モッタ海岸温泉旅館」

 

岩内方面から雷電温泉を過ぎ、

寿都町のとなりが島牧村。


この辺一帯は、

釣り人にとってアメマス釣りなどの

メッカである。

 

温泉宿が閑散期の冬シーズン

「アメマスダービー」が

開催され宿も「アメマスパック」と言う

格安の宿泊セットもあった。


釣り人は、温泉などに宿泊し

地元のコンビニなどで買い物。


島牧村の売り上げに貢献していると思う。

アメマスダービー 

 今回も釣りで島牧を訪ねたので久しぶりにこちらの温泉に立ち寄りました。

 

温泉は熱めの44℃の湯

源泉掛け流し、加水、加温、循環、塩素消毒なしで熱めの「ラジウム温泉」


建物は平成11年(1999年)に現在の建物に改築されておりまだ新しい施設。


浴室に湯の華も浮いており、天気の良い日は外の露天風呂で日本海のサンセット眺めながらの入浴なんてモッタいない(笑)

休憩室に張ってある毎日新聞の記事

こちらの記事によると
北海道でのラジウム温泉
・島牧 モッタ海岸温泉
・長万部 二股ラジウム温泉
・大成 臼別温泉
・奥尻島  幌内温泉(閉館)
・標津 薫別温泉

と道内5ケ所が紹介されている。

またモッタ海岸温泉は人体が受ける
放射線量率は国内有数の放射能泉
秋田県玉川温泉 に匹敵する
1時間当たり300ナノシーベルト
であると書かれている。

国内では玉川温泉を始め
兵庫県有馬温泉 
山梨県増冨温泉 
鳥取県三朝温泉 
などが知られている。

ラジウム温泉(放射能泉)とは?
ラドン元素とトロン元素を一定量以上含む温泉であり、放射性のウランやトリウムを含む岩石を温泉が通過することで湧出。


効能は、新陳代謝を促進、神経痛などの病気に対しても効果を発揮するといわれている。


また、飲泉として、痛風、糖尿病、リュウマチ、神経痛、婦人病、高血圧などに効果があるといわれます。


ラジウム温泉の基準は 

ラドン(Rn) 20X10-10Ci以上、常水との区別、鉱泉と認める濃度(5.5マッヘ単位以上:74Bq/l)

ラジウム塩(Raとして) 1X10-8mg以上

ラドン(Rn) 30X10-10Ci以上、特殊成分を含む療養泉(放射能泉)(8.25マッヘ単位以上:111Bq/l)


他より引用


ん〜?なんのこっちゃ?


勉強しようっと


よって、モッタ海岸温泉旅館は

人体が受ける放射線量が

300ナノシーベルト

ラドン1.2マッハ単位なので

温泉として定められた

基準5.5マッハ単位以下なので

ラジウム温泉(放射能泉)としては

該当しない事になるそう。


まぁ〜温泉成分としては基準以下でも

放射線量があるんだから良いとすれば

いいのにねぇ〜

  

島牧村には

・モッタ海岸温泉
以上アメマスパック加盟店
 
・高島旅館(岩内町)に移転
・きむら温泉旅館(閉館)
・泊川河鹿の湯
・金華湯
 
などがあります。

あ〜また長くなった

場所は国道線にこちらの看板があるので
坂道を登って行きます。
坂道を登って行くと右側に手書きのモッタ海岸温泉の看板がある。
温泉の源泉はこちらの敷地内にあります。
坂を登りきると温泉施設が
建物の左側は日帰り入浴施設。
右側が宿泊用施設となっている。
宿前の駐車場に車を停めて
左側の建物の日帰り入浴へ向かいます。
日帰り入浴は左側の施設に向かいます。
建物同士はこの通路でつながっている。
宿泊用の入り口
癒しの湯モッタ海岸温泉 
中へ入ると受付はありますが、
閉まっています。
右側の施設に管理人さんがいるので
そちらに行って入浴料500円を支払う。
 
この時は宿の若い方がこちらまで来てくれました。
息子さんなのかな?
前は温泉犬の「エス」もいたのですが、現在は猫しかいないそうでした。
アメマスダービーの写真
右側の旅館との通路には貴重品ボックスが置いてある。
スタンプにスタンプを押してもらう。

右側の男湯へ向かいます。
脱衣場、木製の椅子、ヘアードライヤーも設置
温泉に向かうサッシは開放厳禁となっているけど取っ手の部分が腐食しているし…
突っ込んでみました。
内湯、仕切りの向こう側は女湯。
洗い場は2カ所しかありません。
シャンプーとボディーソープは置いてありました。
内湯の床には蓄積された温泉が模様を描いている
内湯から外を見ると露天風呂が見える。
内風呂の窓側には半身浴ができるように
腰掛けがついている
内湯の湯口
下の写真のように過去は飲用泉もあった
が現在は配管が直され、
直接湯船に注ぎ込まれ、
オーバーフローしている。
湯口の温度は51℃
内湯は湯船は44.1℃
源泉から加水されないで湯量だけで温度が調整されている。

湯口から注入されたお湯は横の配管から外の露天へと流れ出ています。

眺めが良い露天風呂に向かいます。
大人3人も入ればいっぱいな湯船
温泉はこちらの配管から注入され
丸い配管から流れ出ている
露天風呂から立ち上がると日本海の海
国道から丸見え〜
露天風呂でシンフロ〜
露天風呂の男女別仕切り
空は青空、夜は星もきれいなんだろうなぁ?
休憩室前には自販機も設置
休憩室は小上がりと椅子席がありました
露天風呂、内風呂の配管は
外にあるこちらの湯小屋へと繋がっている。

となりにある
閉館した漁師の宿「きむら温泉旅館」もこちらの湯を利用していたそうでした。
+greenwingさんのブログ


住所:北海道島牧郡島牧村字栄浜362−1

電話番号:0134-74-5336

平成21年の温泉分析表

源泉名  モッタ海岸温泉

泉質:ナトリウム-塩化物泉(中性等張性高温泉)
旧泉名(食塩泉)

泉温:53.1℃  動力 湯出量 130L/分

ph6.9 成分総計:10.12g/kg

ラドン(Rn) 1.264マッヘ単位/kg

温泉:内湯1、露天風呂1
入浴料:500円 、9時から21時
部屋数:和室6
駐車場:宿の前にあり
HP
なし
地図