島牧郡島牧村
「宮内(ぐうない)温泉」
島牧村、雷電国道229号線「泊川」沿いの
道路を4kmほど進んだ山の中にある温泉宿。
正面玄関は昭和33年(1958年) 建築当時のままである。
温泉の湯は48℃の豊富な湯量3,000L/分を誇り
自噴、源泉掛け流し、加水、加温、
循環、塩素混入なしの由緒正しい温泉。
館内は禁煙、携帯はつながります。
宿泊の場合、島牧村には大型スーパーはないので買い物を済ませてから向かうと良いでしょう。
近くのコンビニは国道にあるセイコーマート島牧店1軒。
場所
「泊川」は通年すべての水産動物が捕獲禁止と
なっている渓流。
魚がたくさん、多分釣れるんだろうなあ～
釣り人の憧れでもある（笑）
・安政元年(1854年)泊川上流で温泉を発見。
・年号不明 現社長の祖父「中田正雄 氏」が温泉の権利を取得。
・昭和20年(1945年)に現社長の父「中田正春 氏」によって営業開始。
・昭和33年(1958年) 宮作りの建物を建設。
・昭和46年(1971年)11月10日 旭川市旭山動物園より
タイからやってきた「象の花子」が湯治に来る。
5年間宮内温泉で湯治。
・昭和51年(1976年)5月29日 象の花子本州へ旅立ち。
・昭和52年(1977年)7月 現在の客室と大広間を建築。
・平成元年(1989年)6月 現在の風呂に改築。
・平成2年(1990年)現社長の「中田正秋 氏」就任。
・平成9年(1997年)6月露天風呂を新設。
・平成28年(2016年)7月 社長の息子さんである中田佑哉さん、寛子さんご夫婦が宿に戻る。
・令和3年(2021年) 5月8日現社長の中田正秋氏ご逝去。
現在は奥様の中田恵子さんが社長となり
中田佑哉さん、中田寛子さんとお子さん2人で家族経営を行っている。
温泉前が駐車場となっておりこちらに車を停めます。
左側が宿泊棟と温泉施設。
右側が調理場と住居スペース。
建物の外観と内部は、昭和レトロな建物だが館内の掃除は行き届いている。
正面玄関上には宮内温泉の看板と
左側には「一生懸命営業中」の看板。
靴を下駄箱に収納し
ドアが空いている部分が受付となっているので
こちらで入浴料500円を支払います。
ニセコ湯めぐり名人加盟店なのでスタンプをゲット。
温泉水を利用して
「宮内温泉産ゆめぴりか米」も栽培。
宿で一般販売もしています。
こちらがその「ゆめぴりか」
敷地内には源泉小屋。
館内見取り図
温泉へと向かいます。
左側に向かうと共同洗面所、こちらの湯も温泉。
携帯は圏外ではないけど
館内にはWi-Fiも設置されている。
こちらから右へ向かう
島牧村はサクラマス・アメマスなど釣りのメッカ。
釣り人の写真・サイン色紙なども掲示されている。
男女別の温泉入口前には100円式の貴重品ＢＯＸとトイレ、100円硬貨は戻りません。
男女別の温泉入口、
入り口には飲み水に地下水が置いてありました。
温泉分析表
脱衣場
ヘアードライヤーは設置されていないので持って行くと良いでしょう。
温泉は写真のように右側の湯口から
左側への湯へ流れ込みオーバーフローしています。
右側が高温、左側が中温の内湯。
脱衣所から見た内湯。
洗い場は右にシャワー付きが3つ
洗い場は右にシャワー付きが3つ
左側にカランが4つ
シャンプーなどの備品は揃っています。
カランの湯も温泉である。
洗い場にはなぜか、石の結晶がおいてあります。
これはなんなんでしょうね。
後日聞いてみると現社長の父中田正春 氏が泊川上流の山で見つけてきたそうでした。
内湯から露天風呂へと向かいます。
あいにくこの日は雨、
天気の良い日は景色もよく、
夜は星空もきれいです。
晴れた日の露天風呂
蛇口から注入された温泉はそのままオーバーフロー 
露天風呂からの眺め
紅葉時期、露天風呂でシンフロ～
休憩室
島牧 千走川温泉
島牧 モッタ海岸温泉
島牧 宮内温泉
アメマスダービー加盟店でもあり
参加者は格安料金設定の「アメマスパック」で宿泊できます。
2024年現在
アメマスパックは提供していません。
写真は宮内温泉Facebookより
令和6年(2024年)2月18日放送
「全国ボロいい宿★なぜ人気？バナナマンが大調査」で宮内温泉を紹介。
バナナマン日村さんがこちらの温泉宿を訪れたそう。
住所：北海道島牧郡島牧村泊431
電話番号：0135-76-6320
令和3年の温泉分析表
原泉名 宮内温泉3号井
泉質：ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)(旧泉質名:含芒硝―重曹泉)
泉温： 48℃、湧出量 3,000Ｌ 自噴泉
pH 7.2 成分総計：1.335g/kg
温泉：内湯２、露天１
入浴料：500円 9:00～21：00
定休日：年中無休
部屋数：15名 6部屋
宿泊料金下記HPをご覧下さい。
宿泊料金下記HPをご覧下さい。
地図