近頃水曜日恒例となっている『暇なオッサン達の山活w』
今回(7月17日)は『甲斐駒ヶ岳』出撃予定となっていましたが、天候不良の為残念ながら中止となってしまいました。
という訳で暇を持て余すのも良くないという事で、昨年に続き『富士さんぽ』に単独で出撃。
昨年の様子ww
やっぱり本番前に高度順応して高山病のリスクを減らしておきたいですからね~
2時半出発で馬返し駐車場に向かったのですが、自宅で歯を磨いていた際にプチぎっくり腰発症
この時点で出撃を止めればいいのに
『準備しちゃったし、てんくらもイケそうな予報だし』
という謎理由で出撃
ぎっくり腰軽減の為にコルセットを装着した所、結構楽になったり運転中も痛みを感じる事が無かったので作戦決行
で、河口湖インターには4時半過ぎに到着。
ガスっていて全く見えなかった山々の姿が見え始めてテンションが上がっている中道路脇から鹿が飛び出してきて、危うく轢きそうになる
衝撃的な出迎えを受けつつ5時ちょっと前に馬返し駐車場に到着
準備をし、山頂目指して歩き始めますが…
腰ヤバイ
歩くのもつらい状態で400m程進んだ所で帰還を考える展開
とは言え、まだ6時前www
一旦クルマまで戻り、富士山パーキングにクルマを停めてバスで5合目まで行って腰の状態を見ながら山頂を目指す事を考えましたが、『駐車場代+バス代+登山料+協力金』を払っても即座にDNFだったら勿体ないし~と貧乏ケチケチモード発動
とりあえず5合目の『佐藤小屋』まで頑張ってみますか~という事で活動再開
序盤は腰の痛みに耐えきれず立ち止まる場面が多く、後続の試走されている方々にブチ抜かれて行く展開
3合目辺りからは痛みに慣れて少しは立ち止まる回数は減りました。
そんな思いしてまで上るとか〇ホでしょ~
ペースがゆっくりな分、走路をじっくり見る事が出来て『コッチを走った方が良さそう』『ここは抑えて、ここは走って…』なんて戦略も練れたので無理して出撃して良かったのかな?
ただし、覚えて入ればのハナシですがwww
騙しだましながらも5合目佐藤小屋関門まで到達
ペースについては…
察してくださいwww
丁度この辺りで雲海の切れ目から下界が見え、素敵な光景だったので暫しその風景を楽しんでみました。
すると下山してきたツアーの一行の方々が足を停めて雲海の切れ間からの景観を楽しんでいました。
ガイドの方が
『来週この富士吉田市役所から登山道を駆け上がるクレイジーな富士登山競走が開催されます』なんて紹介していました。
ガイドの方は
『キ〇ガイ』『変〇』『頭がおかしい』など最高の誉め言葉でツアーの皆さんをビビらせていました
そんな話を聞いた直後にワタクシがツアーの皆さんの前を通過する際に『もしかして…』などという好奇の目で晒されていた事は言うまでもありませんwww
安全センターで協力金と登山料を支払い山頂アタックへ
どこまで行けるか分かりませんが
前日の雨で砂礫が湿っていてメッチャ上りやすい
とは言え手負いのワタクシがマイペースで進んでいると『ズーミン』こと吉住さんが上がって来ました
多分そうじゃないのかな~と思いつつも練習中にお話されるのも悪いかな~と思いご挨拶だけして後方を少し付いていってみました。
ワタクシ的に苦手な砂檪区間の上り方やコース取りを間近で見られてなるほど~と思いましたがワタクシがそれを生かせるのかは別問題www
砂檪をクリアし、岩場区間も腰を庇いつつガツガツ登って行きます。
いつも嫌気が差してくる小屋と小屋の距離感は今頃になって調べてイメージしていたので、そんなに感じませんでしたが腰がツラい
とは言え気がつけば8合目まで来ていたので我慢して上がって行きます
登山料発生の為か天候の為か分かりませんが結構登山者は少なかったもののツアーの方々はそれなりにいらっしゃって所々で立ち止まる時間も多かったです。
ワタクシ的には呼吸を整えたり休めるのでありがたかったですが(笑)
で、馬返しをスタートしてから4時間半で山頂へ
完全にアウトなペースwww
山頂では富士登山競走に参戦した事のあるオジサンに声を掛けて頂きチョットお話をしたり写真を撮ってもらいました。
山頂はガスっていてチョット風も有ったし、腰も痛いからお鉢周りは止めて即下山。
剣が峰、全く見えず
つづら折りの下山道を早歩きで進んでいましたが、一度だけズルッと尻餅を付いてしまいました。
それほどダメージが有った訳では無かったのですが…
スマホには痛恨の一撃
普段山活の時はスマホはザックの胸ポケットに入れておくのにこの日に限って取り出しやすさを優先してお尻のポケットに入れていたらこの有り様
画面半分完全に死亡状態ですが、タッチには反応するので現在もブラインドタッチにて使用中(笑)
とは言えこの状態だと支障が出るので早くスマホ買わないと~
財布にも痛恨の一撃www
その後も腰が破綻しないペースで下山。
佐藤小屋を過ぎていくと試走で駆け上がってくるランナーが結構いらっしゃいましたが、皆さんゼ~ハ~しながら走られている強者ばかりでワタクシのようにゆるゆる歩いている方々は皆無。
この時点で『今年もダメかな~』なんてネガティブモードになっちゃいました
という訳で約7時間程で馬返しまで戻って来て富士さんぽは終了。
高山病の症状が全く出なかった事は非常に良かったのですが、試走の方は出来ず始終お散歩に終わってしまった事は残念無念。
試したかったことは色々あったのですが…
まあとりあえずは腰の状態を戻して大会当日を迎える事に集中したいと思います。