こんにちは！
前回、 中国仕入れ時の注意 1. 『仕入れてはいけない物』 を書きました
仕入れたいノーブランドの商品はいくつかピックアップ出来ていますか？
今日は、実際に仕入れる段階のお話です。
タオバオで欲しい商品を見つけて、いざ購入！
さぁ！タオバオにアカウントを登録して
……って、
しません
まず、中国のネット上、例えば、タオバオで商品を購入しても、
ほとんどのケースで、日本に商品を発送してもらえません。
中国のネット上で仕入れる価格の安い商品を、
全く検品することなく日本に発送する
＝ 自殺行為です
必ず、検品を行い、不良品をはじいたり、交換してもらったり、
中国側で出来うる限りの問題を解決してから、日本に商品を発送する必要があります。
その前に、購入の段階で、
店舗とやりとりをするという中国語の問題があります
タオバオで欲しい商品を購入する時は、
中国現地で運営をしている代行業者さんを介して、商品を買い付けてもらいます。
現地に個人パートナーを見つけるという方法もありますが、
初心者の人にはハードルが高いのは言うまでもありません
要望を伝える、教育をするというプロセスが必要なので。
まずは、安心な代行業者さんを見つけるのがいちばんです！
代行業者を使うメリット
・教育の必要がなく、一定のクオリティが保証される。
業者さんはたくさんの会員さんの仕事をしていますので、
こちらから、教育などをする必要がありませんし、
仕事のクオリティもある程度は確保できる事が多いです。
・居なくなってしまう不安が無い。
会社がいきなり倒産でもしないかぎり、担当スタッフさんがやめても、代わりにお仕事をしてくれるスタッフさんを業者側で確保できます。
個人のパートナーさんだと…たちまち困ってしまいますよね
・オプション作業
買付代行、検品、梱包、発送といった基本の業務以外に、
AmazonのFBAへの直納サービス、写真撮影、OEMサポート、
パッケージ製作、ネームタグ制作、各種流通加工などの業務を組織だって行う事ができたり、そうした経験が豊富 というのが業者さんの強みです
(全ての代行業者に当てはまるわけではありません）
デメリット
・レスポンスが悪い
自分（と、その他のクライアントがいる場合もありますが）の為に動いてくれる現地在住パートナーと比較すると、各種の連絡、相談を投げかけた際のレスポンスが良くない事があります。
・柔軟性が低い
仕事の仕方、料金体系、など、規定のメニューで運営されるので、基本的に、一律、そのメニュー体系で運用されます。
自分の為に動いてくれるパートナー相手であればできる報酬の交渉など、やりにくい事があります。
また、メニュー外の作業をお願いしたい、という場合など、柔軟に対応しづらい、という点があります。
ネットで『中国輸入 代行』等で検索をすると、
たくさんの代行会社さんが見つかります。
以下、代行会社さんを選ぶ時のポイントです。
【 買い付け手数料 】
商品の買い付け金額の ７％ を上限に、5% 程度が理想。
月会費制で、手数料が0という代行会社さんもあります。
【 値引き交渉 】
タオバオやアリババでまとまった数量で買い付ける際、商品の値引きを交渉してくれる。
これはけっこう重要。
また、仕入れてはいけない商品を誤って仕入れようとした時、
「この商品はNG」と、指摘してくれる代行会社さんもあります。
【 国際送料 】
一回の発送重量が 100KG を超える場合、
1KG あたり 25元以下
この水準をクリアできていれば合格。
理想は 20元／1kg 程度です。
発送のボリュームが多ければ多いほど、配送会社との間に安価な配送運賃の契約が作れます。
【 為替レート 】
為替レートは、送金日もしくは、見積もり作成日のレートである事が望ましいです。
ですが、相手側にとっては為替リスクもあるので、+0.5 元 (１元 = 20円の時、１元 ＝20.5元 で支払う)程度は許容範囲と思ってください。
【 送金 】
日本の銀行口座への送金が可能である事。
これがベストです。
Paypal決済や、クレジット払いに対応している代行会社さんもあります。
【 リードタイム 】
商品の発注から、日本の配送先住所への到着まで、１０日以内。
理想的には７日です。
代行会社比較サイト
http://hika9.jp/
このような比較サイトもあるので、じっくり検討してみてください。
では、この辺で。
お読みくださりありがとうございました