スクエアパンツ | 日刊タカナリ

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おすすめの映画やマンガ、製作したプラモ、イラストを紹介していきます。
※あくまで個人的な感想なので、参考程度にご覧ください。

スポンジ・ボブ、大人への道。



「スポンジ・ボブ/スクエアパンツ ザ・ムービー」



『ビキニタウンのスポンジ・ボブは、カニカーニ2号店の店長になると勝手に思い込んでいた。しかしスポンジ・ボブは、“まだ子供”という理由で店長には選ばれなかった。
失意のスポンジ・ボブは親友のパトリックと共に、好きに食べ、好きに飲んだ。』



2006年日本公開。

監督:ステファン・ヒーレンバーグ。

脚本:ステファン・ヒーレンバーグ、デレク・ドライモン、ティム・ヒル、ケイト・オズボーン、アーロン・スプリンガー、ポール・テイビット。


今回はお馴染みのメンバーであるサンディやゲイリー、ラリーやパフ先生などはほとんど出てきません。

あと、パトリックとプランクトンの吹替版声優はテレビシリーズから変更になっています。
テレビシリーズを見ている方には少し違和感があると思います。
プランクトンはチョーさんが演じていたので、より悪党感が増していました。



テレビシリーズを見ている方は分かると思いますが、終始バカやってます。

全裸で飛んでくるパトリック。
10秒で車を盗まれる所12秒で盗まれて、2秒長かったと歓喜。
自身の身体を叩いて怪物を手なずける。
車の鍵を取り返そうとするが、それを忘れて泡遊び。

こういうのがずっとあるので、真面目には見れません。


驚いたのが、急に出てきたデビッド・ハッセルホフ。しかも本人役。「ナイトライダー」や「ベイウォッチ」などに出演された方です。

そんな彼に、「大胸筋でスポンジ・ボブを飛ばす」というバカをやらせてます。
面白いですけど、よくOKしましたよねw



別に言われたわけじゃないのに次の店長だとスポンジ・ボブが思い込んだのが事の発端。
「子供だから」という理由で店長になれないと分かると自暴自棄になり、ネプチューン王によるカーニさんの処刑を手助け。しかしすぐ我に返り、カーニさんを救う方法を懇願して旅に出ますが、全部スポンジ・ボブが悪いです。

スポンジ・ボブは子供なんです。大人と言い張る人ほど子供なんです。
この話は、そんな子供のスポンジ・ボブが、「自分はまだ子供なんだ。マヌケなんだ。」と認め、前に進もうとする話です。
真面目に考えて話すスポンジ・ボブは初めて見ました。今回の旅で、少しは大人に近付いたんですかね。

まぁ秒で忘れますけどね。



息子がスポンジ・ボブ好きなんで一緒に見ましたけど、一人じゃ見ないであろう作品でした。

興味がある方は、まずはテレビシリーズを試しに見た方がいいかも。