全自動資本主義 | 日刊タカナリ

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おすすめの映画やマンガ、製作したプラモ、イラストを紹介していきます。
※あくまで個人的な感想なので、参考程度にご覧ください。

“この街を一匹の亡霊が徘徊している…。資本主義という名の亡霊が…。”



「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX   ⑦」



2003年放送。第13話、第14話収録。

脚本:菅正太郎、神山健治。

絵コンテ・演出:布施木一喜、山本秀世。

作画監督:後藤隆幸、丸山宏一。



第13話「テロリスト」

『父親の会社のアピールのために電脳化させられた少女・戸玖良エカ。
16年前に誘拐されてそれ以来行方不明になっていた彼女は、人類解放戦線の亜流セクト“興国の旅団”が住み着く放射線除去プラントでその姿が目撃された。
エカは16年前と同じ姿をしていて、DNA鑑定でも本人と確認された。』


義体化していないテロリストとの対決。
この時代で言ったら非常に前時代的な戦い方ですね。死ぬ事を恐れていません。
そんなテロリストの中で目撃された戸玖良エカ。そしてその正体。
どうしてそうなったかは詳しくは語られませんが(語れない)、想像は出来ます。
最終的にあのテロリストに怒りが込み上げてきました。


今まであんまり気にしてませんでしたが、そういえば素子、上司の机に結構ケツ乗せてますね。しかも荒巻からバッチリ見えてるし。
あれで怒らないのは、荒巻と素子の関係性が上司と部下ではなく、家族に近いものになっているからでしょうね。普通じゃ絶対ムリ。

単に注意しても聞かないから諦めてるだけかもしれないw



第14話「全自動資本主義」

『金融機関襲撃を計画していた暴力団員を確保した9課。暴力団員の持っていたデータには、襲撃には関係のない大物投資家の個人データが入っていた。
武器を売った者の口座の流れから、暴力団員は殺し屋を雇っている事が判明した。』


ある大物投資家の殺害計画。
その阻止が今回の9課の任務になります。ですがその投資家は、一般的に分かる情報以外一切不明。そんな状態なので、9課は投資家がいるとされる豪邸へと向かいます。

気になったのはタチコマの行動です。
自分が気になった事や興味がある事を優先してやっているように見えます。それが果たして兵器にとって良いのか悪いのか。

そして今回登場する殺し屋の義手。
個人的に大好物です。義手がガシャンと開いて銃になるとかカッコいい。しかも弾がコインというのが面白い。
こういう、見た目からは想像出来ないような武装好き。

ロボットでも犬に優しいバトー好き。



次回。

彼らが獲得したもの。