マーベルズ | 日刊タカナリ

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おすすめの映画やマンガ、製作したプラモ、イラストを紹介していきます。
※あくまで個人的な感想なので、参考程度にご覧ください。

力を使うと入れ替わる?



「マーベルズ」



『自らの力を使う度に入れ替わってしまう事になったキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース、モニカ・ランボー、そしてミズ・マーベル/カマラ・カーン。

原因を突き止めるため、3人は行動を共にすることになる。』


2023年公開。

監督:ニア・ダコスタ。

脚本:ニア・ダコスタ、ミーガン・マクドネル、エリッサ・カラシク。

出演:ブリー・ラーソン、テヨナ・パリス、イマン・ヴェラーニ、サミュエル・L・ジャクソン、ザウイ・アシュトン、ゲイリー・ルイス、パク・ソジュン、ゼノビア・シュロフ、モハン・カプール、サーガン・シェイク、ラシャーナ・リンチ。



MCU第33作目。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」の続編であり、ドラマ「ワンダヴィジョン」の続編であり、ドラマ「ミズ・マーベル」の続編です。

全て見てから見るのが望ましいですが、一応劇中でこれまで何があったかは断片的ですが見せてはくれるので、MCU初見の方でもある程度は分かると思います。



MCUの中では一番短い上映時間だし、主要キャラクター3人が抱える問題や敵側の事情などなど、描くべき事が割とあるので、上手く描けるのか不安でしたが、全然違和感なく描けていたと思いますし、まとまっていました。
キャロル、モニカ、カマラの3人が、ぎこちないながらも次第にチームになっていくのはワクワクしましたね。

3人の力ってそういう力だったんだ。

ヒーローとしての覚悟と決断。
カマラはヒーローとしてまた一つ成長しました。



楽しかったのは戦闘シーン。

序盤の地上と宇宙での入れ替わりバトルからもう最高。まだ何がなんだか分からない状態ですが、状況を瞬時に見て戦っているのがすごくカッコいい。カマラが意外に動けて驚きました。

敵であるダー・ベンとの戦いも、3人で上手く連携出来ていて、見てて気持ち良かったです。
あと、グース初見は当然ああなりますよねw

そのグースですが、仲間がたくさん登場します。
そしてまさかの活躍にビビりました。あの状況ならあれがベストだけど、嫌だよ怖いよwww 



3人ともヒーローである前に人間なので、心に不安や後悔なんかはしっかり抱えています。それを表にあまり出さないので、心も強いのだと思いがちですが、今回本音が出る場面もあり、“ヒーローも不安なんだ”“ヒーローも怖いんだ”“心も強いわけではない”というのが伝わってきました。

「エンドゲーム」では最強さが目立っていたキャロルでしたが、今回でより身近な存在になったように思います。

キャロルと彼女は本当にただの友達かな?



ラストは「アイアンマン」1作目のようなワクワクがありました。

「エンドゲーム」以降、様々な映画やドラマで種まきをしてきましたが、ついにそれらが繋がってきます。長かったけど、今後が非常に楽しみになりました。
映画でやって欲しいな。やりますよね?

ポスクレもヤバかったです。また彼が見れるなんて。



最近のMCUは、“面白いけどなんか暗い”というのが続いていたので、非常に明るい今回は見易かったです。こういうの続いてほしい。

次の劇場作品は「デッドプール3」ですが、今回登場した何かが関わってきたら激アツですね。