LESSON DIARY 2015/5/13「続・音楽業界的・進路相談」 | ピアニスト たっくやまだ/TAK-YAMADA

ピアニスト たっくやまだ/TAK-YAMADA

サムシングエルス・大久保伸隆さんバンドのピアノ/キーボード担当

『リアルゴールドXY』CM撮影で
YOSHIKI さんのスタンドインを担当
(カメラセッティング時の代役)
数々のCM音楽を手がける ピアニスト/作・編曲家

LESSON DIARY 2015/5/13「続・音楽業界的・進路相談」


LESSON DIARY 2015/5/11「音楽業界的・進路相談」
たくさんの方に見ていただき、ありがとうございます。


TAK隊長はLESSON DIARY 2015/2/9
「ピアノを弾く・ピアノを習うって何なんでしょう?」

書いているような人生を歩んでまいりました。

音楽家として生きていくための道のりです。

「音楽業界的・進路相談」に登場する高校生と何が違うかといえば、
音楽家として必要なスキルを幼少期から
長い時間をかけて身につけてきたということ。

今の若い子は…なんて言いたくはないんですけど(笑)、
打ち込みで作られたトラックをバックに
歌い踊る"アーティスト"を見て育った人たちは、
ポピュラー音楽がどんな仕組みで出来ているのか全く分かりません。

現実感のないシンセサウンドで埋め尽くされた音源からは、
演奏する人間・バンドの存在を想像することすら出来ません。

多分ポール・マッカートニー来日にもポカ~ンでしょうし、
Mステで当て振りしているバンドマンの様子をみて、
これがプロの演奏だと思うことでしょう(笑)、なんてね。


TAK隊長は自分の能力を使って、歌い手さん達のサポートをしています。

彼ら・彼女らはメロディは生み出せるけれど、
コード進行や編曲まで出来る人は稀ですね。

バックを務めるだけでなく、
メロディラインしかないものを
"作品"まで昇華させるのがTAK-YAMADAのお仕事。

作品制作では"打ち込み"を使うことが多いですね。
あっ、生楽器で音楽をやってきたから大丈夫。

ギターでもベースでもドラムでもピアノでも、
一つ"自分の言葉"となる楽器をマスターした上で
"打ち込み"をするのがポイント。


しかし…。

5.作曲をしてみたい。
6.でも五線譜は読めない。
7.楽器を何にするかは決まっていない。
8.っていうか、楽器を持っていない。
9.つまり弾いたことが無い。

この状態で音楽をお仕事に…なんて考えられんでしょ?

「3.専門学校に行けば仕事先を紹介してもらえそう。」なんて
考えるより、もっと調べなきゃいけない事があるんじゃないの?

楽器屋さんで売っている書籍を片っぱしから見てみるとか、
とりあえずポピュラー系の教室で体験レッスン受けるとか、
TAK隊長に聞いてみるとか(笑)。

要は努力のベクトルが明後日だっちゅう話ですよ、ハイ。