介護生活とうつ Part2からつづく

 

心療内科で「介護うつ」と診断され、どうしようと途方に暮れました。

 

夫のうつも前より改悪し、休職中。

アルツハイマーのしゅーとめは、大きな問題行動は起こさないものの、

「私、なんにも出来ない..」「○○が痛いから寝る」と訴えるだけ。

そして、介護うつ&頭痛持ちの私。

しかし、介護を休むことは出来ません。待ったなしです。

 

 

思えば、しゅーとが亡くなってから、非日常がどっと押し寄せてきました。

問題行動は起こさないとはいえ、しゅーとめのびっくりするような言動と、

アルツハイマーの発覚。

それと同時に、急に歩けなくなり、よく分からない「○○痛い」攻撃に

(今思えば)振り回され、病院へ連れて行く日々。

 

食べ物の好き嫌いはしょうがないとはいえ、あまりの「嫌い」の多さや、

糖尿食の制限の多さに悩まされた日々。

 

家族特有の生活習慣、地方毎の特有の生活習慣の違いに悩まされた日々。

 

それから、日常の観察を重ね、付かず離れずで見守り、そろそろパターンも

つかめてきたかなあ...と言う頃の「介護うつ」診断でした。

 

そうだ、出るもんが全部出切ったんだわ、きっと!

 

そのように考え、次々に露わになった問題に対して、手を打たねば!と思うように

なりました。そうすることで、介護の負担も減り、うつも改善してくるはずです。

 

なにはともあれ、何らかの刺激を与え続けるため、しゅーとめを外に連れだし、

最終的に、毎晩のショッピングモールでのリハビリが定着しました。

 

さらに、訪問リハビリへ誘導し....等、生活にもどんどん動きが出て来ました。

また、「しゅーとめには無理だろうなあ」と思っていた、各種施設の利用も

可能になりました。

 

それらに伴い、行動実行のための「○○作戦」も次々に考え出しました。

*「○○作戦」:しゅーとめをその気にさせるための数々の作戦。

 

こうやって、家族を縛る問題を、少しずつ解決していったことで、夫のうつも

少しずつ良くなり、仕事復帰も可能になり、私も薬の服用の影響もあり、

だんだん生活が改善されていきました。

 

勿論、全く問題が起こらないわけではありませんし、うつや頭痛も、薬を

飲んでいても、日によってはどうにもならない事もありました。

しかし、前よりも問題対応力も高まり、元々良かった夫婦の連係プレーも、益々

磨きがかかり、日が経つにつれ、生活はどんどん落ち着いたものになりました。

 

これで安心安心、と思っていたところへ、またも思わぬ危機が訪れ、夫が

再度休職に追い込まれることになります。

その話は、また別の機会に。

 

ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)

 

 

介護生活とうつ Part1からつづく

 

介護同居を始めてしばらく経ち、持病である偏頭痛がひどくなりました。

愛飲している薬も効かなくなりました。やばいです。

 

その上、悪いことに、元々、仕事がらみでうつを患っていた夫も、だいぶ

良くなっていたのですが、結局、再発してしまいました。

介護生活を始めて気苦労が増えたのでしょう、うつの症状がひどくなりました。

 

朝、なかなか布団から起き上がれない夫と、朝から、と言うか、寝ている間から

頭痛のひどい私。しかし、介護というのは待ってくれませんし、その事実が、夫を

布団から立ち上がらせます。ホントに責任感の強い人です。

 

朝ご飯担当の夫が、ご飯の用意、遅れて起こされる私が、やはり遅れて起こされる

しゅーとめの朝の支度の誘導をします。

 

トイレ、顔を洗う、入れ歯の装着、食前の薬の用意と服用。

これらを見届け、やっと朝ご飯です。

朝ご飯が済めば、選手交代で、後片付けを私がします。

しゅーとめの食後の薬の準備、服薬を見届け、朝の仕事が終わります。

 

この朝の仕事さえ乗り切ってしまって、少し休むと、この後が少し楽になります。

うつのひどくなっていた夫も休職届を出していたこともあり、

「今日は朝から、昼寝しちゃおうぜ!(昼寝ですらないが...)」と、無理矢理

しゅーとめをベッドに寝かせ、3人でお昼まで爆睡します。

 


こんな生活が一時期続いていました。

これは、何とかせねば!介護生活は始まったばっかりなのに!!

 

そんな訳で、夫のかかりつけの心療内科で、私も助けてもらうことにしました。

その先生は、むやみに薬を出さないことを知っていたので、

「精神科~?ちょっと怖くない?」と思うステレオタイプの私でも、安心して

お世話になってみようと思えたのです。

 

果たして、相談してみると、先生曰く、

「頭痛というのは、何であれ体の不調のシグナルだからね。お話からすると、

あなたの場合、介護うつだと思います」

 

なに?とうとう私まで?

期せずして、うつ夫婦になってしまった!

*根がおちゃらけているので、うつなど無縁だと思っていたが、そうでもないらしい...

 

うつと診断され、とりあえず頭の緊張をほぐす系の軽いお薬を頂き、帰宅しました。
しかし、うつ×うつ×アルツハイマーの家庭。

我々、一体どうなるんだろうか...

次回に続きます。

介護生活とうつ Part3につづく...

 

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介護生活は疲れるものです。

他と違う、と言う訳ではありませんが、アルツハイマーの介護生活は、先回り的な

気の使い方が必要で、それは結構、心身に堪えるものでした。

 

介護生活の開始にあたり、アルツハイマーについて知るために、色々関連本を

読み漁りました。その内容は、概ね「アルツハイマーとは?」についての説明と、

「こういう問題行動が起きたら...」に対する対応例でした。

 

役に立たなかったとは言いません。

今後、起きて来るであろう問題行動を予め知ることが出来たし、対応例についても、

「こういうやり方があるのか~」と思えるところもありました。

 

しかし、個人的に知りたかったのは、「ハウツー」ではなく、その肝の部分でした。

それ自体を明記してくれている関連本は見当たらなかったので、私なりに、

「しゅーとめを不安にしないこと」と結論づけました。

 

それからは、しゅーとめの生態調査?に明け暮れました。

 

 

1挙手1投足を見守り、感情の動き、好き嫌いのチェックと同時に、現在の

しゅーとめに出来ること、出来ないことの見極め、アルツハイマーの進行具合なども

チェックしました。

 

そして、生態調査で発見した結果について考察を行い、実際の行動時に、どうしたら

スムーズにことが運ぶかを予測し、精神的、物理的準備を行います。

もはや、戦闘準備、もしくは仕事の準備に匹敵するものがあります。

 

これを、介護同居が解消するその時までずっと続けました。

慣れてくると、生活形態も定着し、対応内容も決まったものが出来て来ますし、

何より、しゅーとめにほとんど問題行動がなかったので、介護同居の後半は、

それほど目新しい動きはありませんでしたが、慣れるまでは大変でした。

 

そんな生活を続けていると、持病の偏頭痛が頻繁に、と言うか、ほぼ毎日のように

起こるようになり、頭痛との戦いも始まりました。

そしてとうとう、いつも効いていた薬が効かなくなったのです!


どうする、私!!

次回に続きます。

介護生活とうつ Part2につづく...

 

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↓小腹の空いたとき、しゅーとめとも食べていました。

 

 

日曜日は母の日でした。

花の大好きなしゅーとめのために、何かと理由をつけ、花を施設に持っていく

ようにしています。

 

 

一点豪華物!よりは、安くても頻度が高い方が喜ぶと思い、大体、1500円程度の

アレンジメントフラワーを持って行くようにしています。

 

ところが、お店を覗いてみると...

母の日は、何か特別なヒビキがあるのでしょう、普段置かれている、我々が

愛用する1500円程度のアレンジメントフラワーは居場所をなくし、最低価格、

3500円程度の商品がずらりと並んでいます。

 

結局は、3500円程度の商品を選びましたが...

アルツハイマーのしゅーとめに、「母の日」はあまり意味をなさないし、

どちらにしてもしゅーとめは喜んでくれるし、今度からは、母の日を

意識しなくてもいいか、と夫と話しながら店を出ました。

 

お花を持って行っても、しゅーとめに直接会えるわけではありません。

医療行為以外は、完全に面会禁止です。

 

なので、施設の方にお花を預けるのですが、ご厚意で、2階から顔を出した

しゅーとめと、会話ができるように取りはからってくださいます。

 

ところで、しゅーとめと言えば...

泥棒さん...??でお話しした、あの痛々しい風体がどのようになっているのか、

気になるところです。

 

あれからちょうど2週間。

果たして、しゅーとめの顔は、遠目には全く普通に戻っているようでした。

ほっと一安心です。

 

しゅーとめ:「おお~、こっち(施設の中)来ないの~?」

夫:「今、行けないんだよ~、コロナでね~...」

しゅーとめ:「(夫の話を半分しか聞いてない)じゃあ、そっち行くわね」

 

と言って、施設の方に事情を説明されて、困ったような顔をしています。

これが数回繰り返されます。

 

ほどよいタイミングで、施設の方がお花を見せてくれます。

しかし、この時ばかりは、「花より団子」ならぬ「花より息子」のようです。

息子との会話が優先されます。

 

しゅーとめ:「どこか行くの?」

夫:「今から仕事に行くんだよ(←これが最強の言い訳)」

しゅーとめ:「一緒に行けないよねえ?」

私:「そうだね。でも、仕事終わったら迎えに来るよ」

しゅーとめ:「うん、ここで待ってるから来てね」

 

これを、会うたび、毎回繰り返します。ホントに素直なしゅーとめです。

 

施設でお友達と楽しく過ごしているから、ヘルパーさんに良くして頂いているから、

出来る会話です。ありがたいことと思いつつ、これが一番スムーズに事が運ぶ

会話だと理解していても、嘘を言う時は、いつも胸が痛みます。

 

そして、車で立ち去るのですが、我々の顔が見えなくなっても、車に向かって、

元泥棒さんは、手を振り続けています。

 

早くコロナが落ち着いて、一時外出が認められるようになれば、しゅーとめも

寂しい思いをしなくても良くなるかなあ、と、コロナの収束を願う日曜日でした。

 

ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)

 

 

真夜中のしりもち事件 Part2からつづく

 

再診断の結果、しゅーとめは圧迫骨折であることが判明しました。

薬のおかげか、前ほど、ひどく痛い痛いと訴えることはないのですが、

起き上がりや、座りどころが悪いと痛がることもあり、基本、寝て過ごす日々を

送ることになりました。

 

ショッピングセンターでのリハビリや、訪問リハビリもお休み、ただ寝て過ごす

日々です。しゅーとめのアルツハイマーが、急激に進まないことを祈るばかり

でした。たった数日の入院で、認知症を発症したり、症状が進んだり、等は、

良く聞く話ですから...

 

ところが、やっぱりしゅーとめは、運が良いのです。

圧迫骨折の診断が下ったのは、病院の年内最終診察日、つまり、間もなく正月を

迎えようか、と言う頃でした。年末年始と言えば...

 

孫の帰省です。

 

しゅーとめには、女の子の孫が2人います。あね孫といも孫です。

どちらのことも、それはそれは可愛がっています。

 

 

ただ、いも孫は大学受験を控えている関係で、今回は、あね孫1人で帰省することに

なりました。

 

あね孫は、社交家ではないのですが、人の相手がとても上手です。

彼女の就職時、試験が「面接だけ」と聞いて、「もらった!」と夫と私が確信し、

実際に決めてきた程です。

 

祖父母に対して、孫にありがちな、聞いてるのか聞いてないのか良く分からない

返事をしたり、早口でしゃべったり等をすることがありません。

ちゃんと相手を見て適切に対応出来る、優しい、賢い子です。

 

叔母馬鹿だと言われそうですが...

実際、あね孫が、ずっとしゅーとめのベッドに一緒に寝転がり、話をしたり、

そのまま一緒に寝たりとしてくれたおかげで、しゅーとめは、それはそれは喜んで、

退屈することなく、アルツハイマーも全く進むことなく、ベッドで安静に過ごす

ことが出来たのです。

 

正月が終わり、あね孫がお家に帰る頃には、圧迫骨折もだいぶ良くなってきたのか、

しゅーとめもそれほど痛がることもなくなり、普通の生活に戻ることが出来ました。

 

どうなるかなあ、と思った圧迫骨折事件も、無事に乗り切ることが出来ました。

あね孫、グッジョブグッド!

 

ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)