誰しも認知症にはなりたくないと思います。

また、家族にもなって欲しくないと思います。

 

なので、いわゆる「認知症の兆候」とはどのようなものだろうか、知っておいたら、

何かしら対処できるのではなかろうか、と思うのではないでしょうか。

 

しかし、周りが「認知症の兆候」を認めた時には、すでに手遅れです。

出来れば、その前の「MCI(軽度認知障害)」の時点で、手を打ちたいものです。

MCIであれば、まだ認知症の発症を遅らせる可能性が残っているからです。

 

そこで、MCIの兆候について調べて見ました。

とあるネット記事の抜粋です。

 

MCIが疑われる兆候

 ●本人や家族からもの忘れなどの訴えがある

 ●目立つような日常生活活動上の問題がない

 ●年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない記憶障害が存在する

 ●正常とはいえないが、認知症ではない

 

まず、「もの忘れ」と「記憶障害」についてですが、周りが「おかしい」と感じる

「もの忘れ」と「記憶障害」が認められる場合は、すでに認知症を発症している

ケースが多いようです。

 

 

自分の周りでも、「おかしい」と思って病院に連れて行ったら、「認知症です」と

言われた、というのは、何度も聞いた話です。

 

そうなると、それ以前の「もの忘れ」や「記憶障害」とは、どういった内容が

該当するのか?つまり、上記のような説明だけでは、概ね判断不能だと、

個人的には思うのです。

 

そこへ来て、「日常生活上、問題なし」や、「正常でもないが認知症でもない」のが

兆候と言われても...

 

ちっともわかんないじゃねーかムキー

 

となると、やはり、以前のしゅーとめの行動がどうだったのか、を思い出すのが、

一番手っ取り早いのではないか、と考えました。

 

以前にもお話ししましたが、やはりしゅーとめにも「認知症」の兆候はありました。

 

冬場、毎週末通っていた温泉にいくためのカバンがなくなってしまった

都合、3回も預金通帳をなくしてしまった

一度した話を、それほど経たないうちに再度繰り返す

財布をなくした

 

しかし、これらは誰でも「おかしい」と思えるレベルであり、「認知症」と

判断されるのではないか、と思えるようなレベルです。

 

では、MCIレベルの「おかしい」は、どういう行動を指すのでしょうか?

次回に続きます。

認知症の兆候 Part2につづく...

 

ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)

 

 

とうとう来た! Part2からつづく

 

実家の実父の手術、入院に関する介護を終え、私も帰省しました。

こちらはこちらで大変疲れており、めまいがしたり吐き気がしたりと、

本調子でない日々が続いていた状態での帰省でした。

 

先にも書きましたが、こういう時は、発想を切り替えて休むべきでした。

しゅーとめに2、3日でもショートステイに行ってもらったら、良かったのです。

それだけで大分違ったはずです。

 

 

しかし、介護者が通常通り2人に戻った事と、どちらにとっても配偶者が側にいる、

と言うたったそれだけの事実だけでほっとしてしまい、また、淡々と、介護生活を

続けてしまったのです。

 

他にも、ショートステイの予定は1~2月先まで押さえており、それ以外に急遽

利用する、と言う発想が全く浮かばなかったのも、失敗の元でした。

 

頑張ることが出来る状態の時は、それで問題ないと思うのです。

しかし、介護者が通常の生活を送れなかったり、体調が万全でない場合は、

それを自覚し、まず休息を取って、リフレッシュすることを優先するべきです。

 

我々夫婦は、その辺の自覚力がかなり低かったようです。

さらに、聞こえはかっこいいですが、介護のモットー?が「しゅーとめファースト」

であったため、自分たちのことは二の次感がありました。

 

今、介護をされている方で、

「自分の不調を我慢しがち」

「自分がしなければ、他には誰も頼れない」

等のように思い込まれている場合、一度立ち止まってみてください。

 

我々、介護者の側にはケアマネさんがいます。

そして、各種施設の方々もいます。

必ず相談に乗ってもらえるはずです。

 

「愚痴を言うなんて...」的に心苦しく思われる方もいると思いますが、

愚痴とか弱音とかではなくて、自分の、もしくは家族の現状報告として、

お話しするつもりで、相談してみてはどうでしょうか。

 

ケアマネさんを始め、介護のプロたちは、そう言う場合の対処法を、

たくさんご存じです。きっと、「相談してみて良かったな」と思えるアドバイスを

頂けると思います。

 

介護者は、みんな、十分頑張っています。

どれだけつづくか分からない、先の見えない介護だからこそ、今の自分の調子と

相談することを優先してくださいね。

 

 

 

とうとう来た! Part1からつづく

 

私が実家の介護のため、帰省している間、夫が1人で、アルツハイマーの

しゅーとめと、文字通り格闘していました。

 

私の帰省にあたり、せめて、仕事をしながら昼ご飯の準備を考えなくても済むよう、

ちょっとした作り置き、レトルト食品の買い置き、さらには糖尿病食対応の

冷凍弁当の取り寄せ、等、思いつく限りの準備はしていったつもりでした。

 

さらに、この頃は、訪問リハビリ、デイサービス、ショートステイの利用等も

一通り済ませており、生活のリズムも決まっており、転倒等の事故さえなければ、

大きな問題は起こらなさそうに思えました。

 

しかし、(個人的意見になりますが)アルツハイマーの介護が、他と決定的に違い、

大変なのは、ひとえに、忍耐に始まり忍耐に終わることです。

 

会話1つするにしても、結局通じない話をあえて、何度も繰り返す忍耐。

すぐ「やれない」「出来ない」と諦めてしまうしゅーとめを、都度、宥める忍耐。

2人で分担できていた介護を1人でやる事へのバタバタに対する忍耐...

特に、2人での介護、というのは、その分、使う忍耐力も半分に減るので、

その分、疲れも違ってくるところがあると思います。

 

忍耐に関しては、数え上げればきりがありません。

これだけ忙しいんだから、掃除なんかしなくても生きていける、とか、風呂に

少々入らなくても、まだ、我慢できるとかそう言うレベルの割り切りでは

差し引くことの出来ないレベルです。

 

そして、もっとも怖いのは、上記の忍耐の結果、普段なら何も思わないような

行動に対して、イライラしてしまう自分への忍耐。

 

もっとも、しゅーとめはしゅーとめで頑張っていました。

タオル大臣(=洗濯物のタオルをたたむ担当)としての責務をこなしたり、不必要に

騒いだり、そう言うことは一切ありません。

 

素直な分、明らかに手のかからないしゅーとめ(注:当社比)と、助けを得られる

所からは十分助けてもらい、使えるものは全て使っていても、やはり疲れてしまう

のが、介護なのだと思います。

 

 

そして、その疲れをため込んでしまった夫は、うつを再発したのです。

私に心配をかけまいと、休みがちだった会社のことも黙っており、1人で何とか

頑張ろうとしていました。

 

今、思えば、ちょっと長めのショートステイなどを利用すれば良かったのかも

しれません。しかし、それは後になって思いついたことです。

当時は、その時その時の事で一生懸命で、代替案や対策など、考える余地も、

頭の余裕もありませんでした。

 

そして、同じく介護疲れで帰宅した私も、改めてしゅーとめとの介護生活を

再開したのです。

次回に続きます。

とうとう来た! Part3につづく...

 

管理栄養士監修の手作り宅配健康食『ウェルネスダイニング』

 

 

以前、介護生活とうつ Part3でお話ししましたが、夫が2度目の休職に追い込まれる

出来事が起こりました。

 

ダブル介護です。

しかも、4年の介護同居生活のうち、3年目に2度!!

 

1度目のダブル介護は、実父の胃ガン発覚により始まりました。

突然「胃ガンの可能性があるらしいよ~」と聞かされ、検査等のタイミングに

合わせて帰省することにしました。先生のお話を聞いて判断し、全状況を把握する

役目は私しか出来ないからです。

 

患者であるはずの実父は全く話を聞きません。いや、聞いてはいるのですが、

「はい、先生の仰せのままに」と言うタイプで、なんにも考えていません。

そして、彼の気になることはただ1つ。

 

お酒は飲めるのかどうか

 

...ただのアホです...

ちなみに、「先生の仰せのままに」と言いながら、お酒に関しては全く言うことを

聞きません。つまり、患者でありながら、全く当てにならない役立たずです。

 

次に、実妹です。

これは、サラリーマンであることもありますが、「自分大事ちゃん」なので、

病状を聞くためとか、手術に立ち会う等で仕事を休む、と言う発想がありません。

顧客相手の仕事なので、勝手がきかない部分はありますが...

従って、実父と同じく、全くの役立たずです。

 

最後に実母です。

実質的には一番頼りになるし、我が家の肝なのですが...

なのですが、年を取り、判断力、体力の衰えを実感しており、遠くにいる娘(=私)を

心から頼りにしているのは確かです。

 

なので、実家の介護(と言うより実母のフォロー)のために私が、しゅーとめの

介護を夫1人で対応するというダブル介護をせざるを得ない状況になりました。

 

一言で介護といっても、形態は様々です。

実家で行っていた介護は、家事一般の補佐は勿論、入院手続きなどの病院との

やりとりに加え、病院の行き来でした。

字にすると、「大したことなさそう」な感じがしますが、地味に疲れます。

 

家事に関しては補佐に回れるので、幾分楽ですが、他はそうはいきません。

何より、病院通いに始まり、病院とのやりとり、特に、手術中の待機、先生の

説明待ち等が疲れます。

 

 

これを実母と2週間~3週間続けました。

実母も年なので、体力的にきつかったところもあるのですが、精神的にも

疲れたようです。

 

そして、この間、1人でアルツハイマーのしゅーとめの介護をしていた夫も、

大変疲れてしまったのです。

次回に続きます。

とうとう来た! Part2につづく...

 

ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)

 

 

結婚してから、夫に面白い?習慣があることを発見しました。

 

食事時、普通「頂きま~す」と言うと思うのですが、お腹がすきすぎていたり、

時間がなくて慌てていたりすると、たまに言い忘れることがあると思います。

そういう時、後から食べる人、我が家でいうと私になりますが、私が

「頂きま~す」と言うと、夫は必ずこう言います。

 

夫:「頂いております」

 

初めて聞いたときは面白いなあ、と思いました。

「あ、言うの忘れてた、ごめん」とか言うより、気が利いてて良いなあと

思ったのです。そして、我が家ではそれが普通になり、習慣となりました。

 

そんな経緯もすっかり忘れてしまった頃、しゅーとめとの介護同居が

始まりました。

 

介護同居が始まってから、どれくらい経った頃でしょうか。

しゅーとめの服薬を終え、配膳を終えたのですが、最後にちょっと片付けをして

おこうと思ったため、夫としゅーとめには、先に食べててもらうことにしました。

 

それからそれほど間をおかず、私も席に着きました。

そして、「頂きま~す」と言って食事を始めました。

 

すると、

 

夫:「頂いております」

しゅーとめ:「頂いておりま~す」

 

と言うではありませんか。

 

そっかあ、ルーツはここだったのかあ

 

何となく腑に落ちた感じと、良い物を見たなあと言う感じで、ほっこりしながら

その時は食事を終えました。

 

それからまた、どれくらい経ったでしょうか。

アルツハイマーのしゅーとめに会うために、義妹一家が、ヒマを見つけて

帰省してくれるようになりました。

 

そして、やはり同じように、食事時「頂きます」を言い忘れていたらしい、

あね孫が、誰かが言った「頂きます」を聞いて、こう言ったのです。

 

あね孫:「頂いてま~す」

 

 

うーん、血は争えないなあ...

 

しゅーとめを始め、親子3代は普通の事なので、何とも思っていないようですが、

親、子、孫と、確実に繋がっている習慣を目の前にして、1人にんまりしている

私です。

 

ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)