アルツハイマー患者は、記憶をなくしていくばかりで何も覚えることが出来ない。

多くの方が、そのように思われていると思いますが、そんなことはありません。

 

アルツハイマーになってから習慣になったことでも、

楽しいこと、嬉しいことは覚えますし、絶対に忘れません!

 

しゅーとめにとっては、毎晩のショッピングモール通いがそうでした。

夫の仕事が終わる6時過ぎに家を出発するのが日課になっていたのですが...

 

 

しゅーとめが絶好調な場合、3時頃からそわそわとし始めます。

 

しゅーとめ:「今日、どっか行くんだったよねえ」

私:「うん、晩ご飯食べに行くよ~」

しゅーとめ:「じゃあ、そろそろ準備しないといけないねえ」

 

いやいやいや。3時間前ですよ?

どうやら楽しみにしているらしいことが判明し、それは喜ばしいのですが、

ちょ~~~っと早過ぎるかな....

 

私:「そうねえ、お義母さんの顔のしわに化粧品を埋め込んで、顔をつるっつるに

     するんだったら、今から準備しないと間に合わないかなあ?」

しゅーとめ:「そんなことしません!」

私:「それなら、ちょっと時間が早いかな。ちょうど良い時間になったら、声かけるね」

しゅーとめ:「はーい、お願いします。」

私:「おーい、くらいの声で(=小声で)呼びかけるから、気がつかなかったら出かけちゃうかも~、

     置いて行かれないように気をつけててね~!」

しゅーとめ:「もう!」

 

これで収まったかに見えますが、そこはアルツハイマー患者。

似たような会話が、何度も繰り返されます。

 

そろそろ会話のネタもつきて、疲れてきたな~と思ったら、奥の手の登場です。

* 奥の手の割に登場早い...

 

演歌界のプリンス、○川きよし様、山内○介様のご登場!

 

次回に続きます。

好きなことは忘れない Part2につづく...

 

48時間タイムセール中!

 

 

 

本日、4月1日からティッシュペーパーが値上がりするらしいです...

 

ティッシュペーパーと言えば、何故かしゅーとめはティッシュペーパーを

外出時、身につけたがりました。

 

                

 

カバンに必ずポケットティッシュを入れているのですが、ポケットティッシュを

認知出来ないのか、それだけでは足りないのか、ティッシュペーパーを4、5枚重ねて、

丁寧にたたみ、ポケットがあればポケットに忍ばせます。

 

ポケットがないときは、ズボンのウエスト部分のゴムに挟み込んだり、

カーディガンなどの上着の袖に忍ばせたりします。

もはや、仕込み武器のレベルです。

 

たたんでいるのを見つけたときは、「ティッシュあるからね~」と言って、

洋服のいずれかに仕込むのを阻止することが出来るのですが...

阻止されることにストレスを感じるのか、はたまた、ポケットティッシュが入っていることを

指摘されたこと自体を忘れるのか、人がいなくなるのを見計らってから、

目的を達成する知恵をしゅーとめは持っています。

 

しゅーとの監視&小言から、うまいこと逃げる術を身につけていたしゅーとめ

ならではの知恵なのですが....

 

ティッシュに気がつかずに洗濯した時の悲劇!!

 

お義母さん、ティッシュ仕込むのやめて~泣!!!

 

今日からエイプリルフール特別企画!!

↓通常はこのお値段ですが、今日から4日間、お安くなるそうです!

 

 

あちこちで、ちょうど桜が満開の時期を迎えています。

朝、日課となっている3000歩前後の散歩の楽しみとなっています。

と同時に、しゅーとめが施設に入所して、1年が経ったことを知らせてくれます。

 

去年のちょうど今頃は、施設に入る前だからと、しゅーとめに桜を見せるために、

何度も何度も桜巡りドライブに出かけたことも、懐かしく思い出します。

 

          

 

散歩ルートの途中にある、しゅーとめの施設の横を通り、今日も元気かなあと、

たまたま見ることの出来る、しゅーとめの個室の窓を覗き込みます。

 

コロナ禍のこの時期、面会も許してもらえず、施設でも外出イベントを制限せざるを得ず、

大好きなドライブが出来なくて、寂しがってるだろうなあ。

 

コロナが少しでも治まって、面会、外出が出来るようになったら、あの店のカニ弁当を

食べさせてあげたいなあ。

 

ああ、あのお店のロイヤルミルクティーもお気に入りだなあ。

ちゃんと覚えてるかしらん。

 

もしや、しゅーとめの姿が見えないかと、個室の窓を覗き込みすぎて、道端に落ちている、

犬のウ○コに気がつかず、踏んづけながらそんなことを思う、朝の散歩道です。

 

マスク500枚で2500円!

 

 

 

各々、油断めさるな! Part1からつづく

 

前回お話ししたように、3回目の試練はすぐにやってきました。

 

突然ですが、我々夫婦は本屋が大好きです。

しかし、介護生活が始まってからは、その本屋にもなかなか時間を割くことが

出来なくなっていました。

 

しかし、ショッピングモールに来た時に、たまに、10分程度だけ時間をもらって、

ざっくり本屋を一周し、新刊発売などの情報収集をしていました。

その間、しゅーとめは、いつもお世話になっている洋服屋の前に設置してある

ベンチで休んでもらうようにしていました。

 

 

我々が本屋に行っていている間、しゅーとめはそのままベンチで休んでいたり、

目の前の洋服屋に気を取られて、1人でぐるぐると店内を回っているのが常でした。

以前もお話ししたとおり、勝手にどこかに行ってしまうと言うことはまずなく、

2~3年の間、その習慣は変わることはありませんでした。

 

それが...

ある時、本屋から戻ってくると、洋服屋かベンチに居るはずのしゅーとめの姿が

ありません。

洋服屋の店員さんに聞いてみると、少し洋服屋でうろうろしていたようなのですが、

その後は知らない、とのこと。

 

また、我々を捜しに行ったんだろうか...?

とすると、外は暗いけど、駐車場に行こうとするかもしれない。

いやいや、ショッピングモール内を探し回るかもしれない。

単に、トイレに行きたかっただけならいいんだけど...

 

夫と二手に分かれて、まずは手近な所から捜索を開始しようと言うことに

なりました。

足が達者になったといっても、普段の様子から、それほど早く歩けるとは

思えなかったからです。トイレも、個室から人が出てくるまで確認しましたが、

10分経っても見つからず、会うのは捜索中の夫ばかり。

夫はすぐに見かけるのに、しゅーとめを見つけられないのは何故だろうか、

外に出てしまったんだろうか?と、今までになく、背筋がぞぞぞ~っとしたのを

覚えています。

 

これは少し捜索範囲を広げた方がいいかもしれない、と、ショッピングモールの

半分までのエリアを、1階と2階に担当を分けて探してみました。

しかし、これもしばらく探してみても見つかりません。

さらに、探している方も若くはないのと、焦りがあるため、かなり疲れてきました。

 

よし、ここは、大通り見通し作戦で行こう。

 

ショッピングモールの残り半分の方も見てくると言って歩き出した夫に対し、

私は、出来るだけ見通しのよい通りをゆっくり歩き、出来るだけ遠くまで見通す

作戦に切り替えました。

とか言うとカッコが良いですが、少し疲れて、ペースダウンしただけのことです。

 

すると、そう言うタイミングだったのでしょうか、程なくして、ゆっくり歩いていた

大通りの果てにあるお店の前をうろうろしているしゅーとめの姿を発見しました!

しかも、結構しっかりした足取りで歩いています。

そっか!雑念(=「私、歩けないの...」)がないと、歩くの速いんだったわ!

「逃してたまるか!」と親の敵でも見つけたかのような勢いで走り、

ようやく捕獲しました。

 

見た目、不安げな表情を浮かべている風ではなかったのは良かったのですが、

私の顔を見たしゅーとめの第一声は、

「ごめんね、私がうろうろしてしまって...」でした。

 

がーんと何かで頭を殴られたような衝撃を受けました。

待たせていたのは、我々の方なのに。

 

私:「いやいや、お義母さんは全然悪くないんだよ。」

しゅーとめ:「でも、じっとしてたら良かったのに、うろうろしてしまって...」

私:「そりゃ、心配だからうろうろするよ、しょうがないよ。」

 

夫の顔を見ればもっと安心するだろうと、LINEで連絡を取り、ようやく3人

合流出来ました。

しゅーとめもほっとしたようで、「あー、良かった~、みんなと会えた~」と

言っていました。

 

これを機に、ようやく我々夫婦も学習し、それ以後、しゅーとめを1人で

待たせないようになりました。

 

性格的にあり得ないことでも、認知機能が低下してくると、昨日できていたことが

今日、またできるとは限らない、と言うことを考慮して対応しないと

いけないんだなと、いやと言うほど実感させられた出来事でした。

 

↓お花の大好きなしゅーとめは、隔週で送られてくる定期便を

楽しみにしていました!

ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)

 

 

前回、しゅーとめはビビリだから、「勝手にうちの外に出たりしないわよ~」と、

たかをくくっていたことで、ちょっと痛い目に遭ったお話をしました。

 

それから、2年近く経った頃の話になります。

あれからも、しゅーとめは勝手に家を出たりすることもなく、

「うちのしゅーとめに限って...」と、のど元過ぎて、熱さを忘れてしまっていた

我々夫婦に2度目の試練?が訪れました。

 

相変わらず、リハビリを兼ねたショッピングモール巡りは続いていました。

少し散歩した後、食事をし、洋服屋さんを見ながらのリハビリ、

コーヒーショップでの休憩を終えた後、どうせ毎日ショッピングモールへ

出かけるんだから、と、次の日の食材を買うのが日課になっていました。

 

食材を買う時間あたりになると、「本日の任務終了」とばかりに動きの鈍くなる

しゅーとめを、スーパーの中、連れ回すのは時間がかかるので、いつも、トイレの

目の前にある休憩所に座って待ってもらっていました。

 

「ショッピングモールなんかで、とても1人で座らせておけない」と言う介護者も

多くおられると思いますが、この辺、うちのしゅーとめは、いつも、じーっと座って

待ってくれていました。目の前を通る人を見ていたり、近くの自動販売機を

眺めたり等を厭わない性格だったところも、影響していたように思います。

 

しかし、とうとう、それが出来なくなる日が来たのです。

そう言う意味では、やっぱり少しずつアルツハイマーは進行していたのでしょう。

 

この日は、たまたまいつもの場所で待ってもらうことが出来ず、出来るだけ

スーパーに近いベンチで、しゅーとめに待っててもらうことにしました。

 

いつもの通り、買い物を済ませ、セルフレジで支払いをしている最中でした。

夫はたまたまトイレに行っており、私1人で作業をしていて、ひょいと周囲に

目をやると....

 

しゅーとめが、キョロキョロしながらどこかへ行こうとしているでは

ありませんか!!!何でこんな所にいるのだ!!

 

 

ちょうどお金を支払っている最中で、なかなか手を離せませんでしたが、

しゅーとめが目の届かないところに行かないうちに、荷物をまとめて慌てて

駆けつけ、どうにか捕獲しました。

 

私:「お義母さん、ごめんごめん。ちょっと待ち長かったんだね。」

しゅーとめ:「いやいや、ちょっと探しに来てみただけなのよ。」

 

この辺がしゅーとめの穏やかな所です。絶対に人を責めることがありません。

アルツハイマー患者の中には、予め説明していても、「自分だけ放り出して

どこに行っていたのだ!!!」と怒り出す方もいると思いますが、

しゅーとめの場合、アルツハイマーの影響で、まれに強い口調になることは

ありましたが、それでもホントに数える程度しか記憶にありません。

 

その後、トイレから戻ってきた夫と合流し、無事に帰宅しましたが、この事件の後、

スーパーの買い物も私1人で行くようにし、しゅーとめには夫がついているように

しました。

 

この2度目の試練が軽めに解決したこともあってか、場当たり的な対処しかしなかった

我々夫婦は、それほど日をおかずに、またも同じ失敗を繰り返すことになります。

 

次回、3度目の試練についてお話しします。

各々、油断めさるな! Part2へつづく...

 

↓介護生活で全く手入れしてなかったお肌が、これのおかげで、

すぐに復活しました!