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今回の主役は、しゅーとです。
本ブログのタイトルにも登場しながら、なかなか触れられないしゅーと。
いよいよ?その実態が明らかになります....
しゅーとを1言で説明すると、自分本位、けち、外面良し(←夫の検閲済み)
でしょうか?具体例、それも唖然とするようなレベルの話が、枚挙にいとまがない
くらい存在する、親戚内では伝説中の伝説?の人です。
しかしながら、「外面良し」が幸いして、「ちょ~っと、いや、かな~り
めんどくさいけど、可愛らしい叔父さん」的位置をキープしていました。
対外的には。
しかし、家族、殊にしゅーとめには、「ちょ~っと、いや、かな~り」では
済まない、「めんどくささ」と「自分本位」を発揮し、いわゆる鼻つまみもの的
扱いでした。
例えば、携帯電話を持ちたがったしゅーとめが、実際持つかどうかに当たり、
何事かを真剣に悩んでいたことがありました。
私:「お義父さんが、お金がかかるってうるさいの?」
しゅーとめ:「それは、自分の年金で払うって言えるんだけど...携帯持ったら、
どこにいても電話がかかってきて捕まりやすくなるでしょ?」
私:「.....(衝撃的過ぎる悩みで言葉が出ない)」
そうなんです。
しゅーとは、しゅーとめが出かけて帰ってくると、「どこに行ってた」
「何してた」と問い詰めるのです。井戸端会議の好きなしゅーとめが買い物等に
出かけて、数時間単位で帰ってこないのは普通の事ですが、しゅーとの方も、
特に急ぎの用事があるでなし、差し障りはないのです。
それにもかかわらず、一通り詮索した後、「お前はどうのこうの...」と、
よく分からないお小言が始まるらしいのです。
これが携帯を持つことで、「どこに行ってた?」が「今、どこにいる?早く帰れ」に
変わることを、しゅーとめは恐れているのです。
この手のめんどくささは日常茶飯事です。
なので、通常、しゅーとめは、しゅーとと同じ空間に居たがりません。
同じテレビ番組を見ることが分かってても、あえて部屋を変えます。
一度、しゅーとが何を頼んだか忘れましたが、それ自体は他愛のないこと
だったように思います。しかし、しゅーとめには不快な内容だったらしく、
穏和なしゅーとめが、それまで見せたことのないような、いや~な、不愉快そうな
しかめ面をしたことが未だに忘れられません。
これに、「けち」と「自分本位」が加わります。
「けち」については、
- 割引シールが貼られるまで、店内をうろうろして時間稼ぎをする。
- 割引シールが貼られなければ、「そろそろではないか」と店員に催促する。
- 家のトイレを使うのがもったいないと、用を足すたび公園へ出かけていた。
- 外食に出かけても、みな一番安い料理を頼むのが暗黙の了解。
- 娘家族が帰ってきても、いわゆる「おもてなしのごちそう」を用意しない。
等、けち道を極める人からしたら普通の事なのかもしれませんが、ヨメに来てから、
聞かされるエピソードは、もれなくびっくりさせられるような事ばかりでした。
次に「自分本位」についてですが、印象に残っているのは以下の話です。
ある日、しゅーとめの兄から、夫と義妹にプレゼントを頂いたことがありました。
それは、可愛い甥と姪にプレゼント、のハズだったのですが....
何故かしゅーとはそれが気に入らず、
「いつも、俺に世話になっているのに、(俺にはないなんて)そんなのおかしい」
と言うことになり、県外に住んでいる義妹へのプレゼントは、そのまましゅーとが
横領?してしまいました...
この時は、しゅーとめが泣いて泣いて情けない、と訴えるので、夫がもらった
プレゼントを義妹にこっそり渡すことで、収拾をつけました。
ヨメの私でさえ「うむむむ」と思わされることが少なくなかったですから、長いこと
つきあわされてきたしゅーとめの我慢たるや如何ほどかと思います。
そんなところに、私が大衝撃を受けた、忘れられない一番の大事件が起きたのです。
「孫の肉強奪」事件です。
次回に続きます。
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