A病院のT先生に出会う前に...
以前、お話した「刺激のある生活」プロジェクトの一環で、
そうだ、デイサービスに行ってみよう!
というのがありました。
「井戸端会議」の好きなしゅーとめ、デイサービスで友達を作れば、
お話をしに行くことを楽しみにしてくれるかもしれない...
しかし、「デイサービス」という言葉に拒絶反応を示すだろうと思い、
「気持ちよいお風呂に入れるらしいよ!」と言う名目で、しかも、誰も知り合いの
いなさそうな近場のデイサービスにお試しで行くことになりました。
え、誰か知り合いがいた方が盛り上がるんじゃないの?
と思いますよね。井戸端会議が好きなしゅーとめなら尚更です。
以前にもお話ししましたが、車いすの使用を知人に見られるのが気になって、
家では歩けない、と言っていても、外では自力で歩くしゅーとめです。
心配されるのを気にして、というよりは、かっこわるい、恥ずかしいんです。
大きな声では言えませんが、つまりは見栄っ張りです。
そんな一面があるので、逆に知り合いのいるところへは連れて行けないのです。
そういうわけで、ここでもしゅーとめの性格を考慮しました。
この時期にはもう認知力が落ちており、デイサービスに行ってもそれとは
気がつかない状態でしたが、いわゆるプライドとか羞恥心等は、
症状が進んでいる時期だっただけに、いつもより過敏だったように思います。
2回ほどお試しで通ってみましたが、結局それきりとなってしまいました。
しゅーとめ曰く、「(80歳近いしゅーとめより)年上の人ばかりで、
話題があわない。」とのことでした。
なんだかんだ言って行きたくないのね...
でも、まあ行きたくない、というものを無理矢理連れて行くわけにもいきませんし、
まだ、そういう意志をはっきり示すことが出来る時期でもありました。
なので、この時点でデイサービスの利用は一旦あきらめました。
この後、少ししてからショッピングモール通いが始まるのですが、
程なくして、お世話になっていたケアマネさんから、
「歩くんだったら、いい人いるよ(=訪問リハビリどう?)」と言うお話を
いただきました。
それがT先生との出会いでした。
↑花がある生活は、アルツハイマーのしゅーとめも癒してくれました。
訪問リハビリすごい! ~救世主に出会うまで2~につづく...