酒とバラの日々 -112ページ目

みつばし&みよし

なんと数えてみたら6年ぶり!?のアイス最中。

とてもとても有名な湯島の『みつばち』にて「小倉SP」を注文。



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ここの小倉アイスは最高。

甘さがどこか懐かしく、ウマーイ!


はぁ久々に食べたけれど、本当に幸せ。

この素朴な甘さ。大好きな味です。


そしてこの日は、新規開拓。

みつばしから近く、つる瀬交差点近くにある『みよし』といううどんそば屋さんに入りました。

店内は高齢者の方が多く、地元の方らしき人々で賑わっていました。

もう既に14時をまわっているのに、なにげに店内はほぼ満席です。


落ち着いた雰囲気のおそばとうどん屋さん。

この日はわたしもだんなサマもうどんにしました。


だんなサマの注文した肉せいろは、冷たいうどんと熱いおつゆがとてもバランスよく

うどん自体がとても美味しかった。

そしてわたしが注文した「もろこし」は熱いうどん。

もろこし!?なんですかそれ!?と思って注文しました。

コーンたっぷりであんかけの関西風おだしで梅干がどーんとのせられています。

このあんかけがとても粘りの強いあんで、いつまでたってもおつゆとうどんが冷めず

この時期に汗をかきつつ食べました。



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個人的な好みは肉せいろでしたが、もろこしも美味しかったですよん。


そしてうどんしか注文していないのに、最後に蕎麦湯が!

この蕎麦湯、スキでした。

わたし1人で、お腹が苦しくなるまで飲んでいました。

うーむ幸せだー。


こんなところにこんなお店があるんだと驚きです。

これだから湯島界隈はやめられません。


次は夜に、お酒とおつまみとうどんを楽しみに再度挑戦してみようと思います。





大人のBーベQ

河川敷のBBQ場にてB-べQ!


ホタテ(バター醤油)→マツタケ(醤油)→サザエ(醤油)→豚バラ&ミニトマト(塩コショウ)

→さんま(塩)→はまぐり(バター醤油)→他野菜→ステーキ→焼きイモ


おおよそこんなレパートリーで御座います。


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早めに行ったスーパーには、まるでその日のBBQを祝福するかのように

普段は置いてないホタテ&サザエの殻付きが売られていたのです。


殻付き貝はBBQ気分を盛り上げる!


BBQを誘ってくれた先輩ご夫婦おすすめのビール。

BBQビールはなぜこんなにウマイのだろう。

幸せ。しかもこの緑エビスは本当にウマイ。

はまってしまいそう・・。



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決してBBQシーズンとは言えない10月下旬のため

日が暮れるのはさすがに早い。

夕暮れどきに、木炭で焼きイモ作成。

アルミホイルに大きな大きなさつまいもを包み込み

男性2人が必死に火をおこしてくれて、なんと予想以上のほくほくヤキイモが出来上がりましたっと。

そんな夫2人を横目に見つつ、先輩奥様は『この2人いいねー(←使えるね、の意味)』と微笑む。


うーん、素晴らしい(笑)

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出来上がったヤキイモをバターでいただき

バトミントンをしたり、かき氷を食べたり、他愛もない話をしたりでBBQは終了しました。


これぞ大人のBBQ。

セレクトされた食材は、ちょっと若さを感じない・・・


でもね、殻付き貝なんて1個135円なのだよん。

本気でお買い得でございます。


先輩ご夫婦が、3階建ての家を建てたら、その屋上にはBBQ場が出来上がるはずなので

今からわたしたち夫婦は楽しみにしてます。


BBQは大人になったらなおさら楽しめる、素晴らしいアウトドア娯楽なのである。

青空も夕焼けも、風も太陽も、ここちよいー!

そして何より、外でのビールと炭火焼きたての料理たち。

最高だぜっ!


シェエラザード

リムスキー・コルサコフ作曲 交響組曲『シェエラザード』

カラヤン指揮/ベルリンフィルハーモニーの演奏は見事と言われていますが

そんなCDを購入しました。


実は音楽を少しだけでも齧っている割には、クラシックの音楽を聴くこともほとんどない不勉強な私なのですが

どうしてもこの曲を聴きたくなり、わざわざamazonで購入してしまったのです。


その理由はこの小説にあります。浅田次郎作『シェエラザード』


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浅田次郎さん、好きなのです。

今週通勤時間中に下巻の最後まで読み終えた私は、涙をこらえるのに精一杯。

少し読み勧めてはまた本を伏せて、何度もそれを繰り返して

なんとか最後まで読み終えたときには目が真っ赤。


毎回、読み終わったあとに深くため息をつくような

心に響く何かを残してくれるものを書く人だなあと思うのですが

今回はやばかった。


「感動」した、という感想だと少し自分の気持ちと異なる気がするのですが。

久々に心に響く小説を読んだなあ。


この小説は戦時中に沈んだ美しい豪華客船「弥勒丸」の謎を解き明かす壮大な話です。


弥勒丸の描写やそこに乗る人間の生き様

わかってわかってしかたがない。こんな経験をするのははじめてだけれどそれもそのはず。

何もかも私が仕事で2週間乗船した、とある客船と同じなのです。


きっとモデルはその客船に違いない。

日本最大級、世界に誇れる世界航路の客船と言ったら

思い浮かぶのはあの客船だもの。


だから、本を読みながら想像する光景は、常に自分が乗ったその客船で、

どれだけ「弥勒丸」が素晴らしかったかがわかるの。

世界を航海する客船が、どれだけ人を魅了するか。

本当に素晴らしいんだよ!!!世界航路の客船って。

こんなことをここでうったえかけたってしょうがないのに

大きな声で言いたくなってしまった。


船員たちの生き様とか、船を愛する思いとか、その船がどんなに素晴らしいのかという描写は

既にわたしの頭のなかには描かれていて、そうだねそうだねと全てがうなずける。

作者は船乗りではないのだろうかと思うほどに素晴らしい描写でした。


船が沈む場面での、格好良すぎる船長や機関長のやりとり。言葉。

それらは私が乗った船の船長や機関長を思い浮かべてしまう。

こんなにシンクロする小説ははじめて。

不思議な経験をしたと思います。


伝えたいことがこんなにわかる小説ってすごい。

ずっしりくる。

弥勒丸の中でのさまざまな事件や出来事は、常に完璧な世界で自分の頭の中に再現できる。

この小説は自分が読むべき小説だ!って。

普段そこまで思うことはないから、驚きました。


それにしても「シェエラザード」という楽曲は、この小説にぴったり。

物悲しく美しいヴァイオリンの旋律なんて、実際には存在しないかもしれないけれど弥勒丸で流されていたとしか思えない。

弥勒丸の運命を歌っているとしか思えない。


船は海の男たちにとっての憧れで恋人。

それもわかる。

船は女性として扱われるのです。

それは今でも変わらず、私が乗ったその客船も女性として呼ばれていました。


海は、想像よりもずっと広くて深くて果てしなくて、

ビルのような大きな船だって、太平洋に出たらとても孤独な航海が待っていて、

行けども行けども海しかなくて、波も高くて

自然に対して人間や人間が作り出したものはどんなにちっぽけなものかを思い知らされる一方で

夜には漆黒の闇となる太平洋を、煌々と大量の照明をつけて走る客船の姿は

遠くから見たらどれだけ美しいか。


きっとはじめて見たら言葉を失うと思う。何度だって見たら感動するだろうな。

だって闇は本当の闇で、ブラックホールのような闇なのに、

そんな中を真っ直ぐに堂々と進む、輝く船があったら

それは美しいんです。

客船の外灯は1つの街みたいにとてつもない量ついていて、とにかく明るいから。


客船に毎晩流された「シェエラザード」。

シェエラザードとは、千夜一夜物語(アラビアン・ナイト)の語り手として登場する美しい女性の名前。

そして「シェエラザード」という楽曲は、そんな千夜一夜物語を音楽化した曲とのことです。


この小説を読む機会があったら、ぜひこの曲も一緒に聴いてもらいたい。

小説とシンクロして、その世界にますますうっとりと引き込まれてしまうかもしれない。