青空、北東部へ
3日目、
目が覚めて、でも部屋はもちろん遮光カーテンだから、カーテンを開けないとその日の天候はわからない。
真っ暗な部屋、カーテンを開けたら、
ああ、清々しいほどの青空。
今日も晴れだ。
ワイキキの海、空。
朝からどうしようもなく快適だ。
ハワイってすごい。
こんなところに住んでいたら朝からジョギングでもドッジボールでも出来そうだ。
散らかった部屋にて、朝食の仕度。
わたしはあまり食べる気がしなくて、先日買っておいたスパム握りを少々かじったのみ。
タグさんは、心地良さそうにベランダでハワイを感じながらハワイテイストカップラーメンを食事中。
今日は憧れのノースショアへ(正しくは北東部だけれど)。
まあ憧れの地はたくさんあるのだけれど、雄大な自然、のどかな空気、
そんなものを感じることが出来たらいいな。
本日はクアロアランチツアーに参加。
恐竜でも出てきそうな雄大な自然の写真を見た瞬間、
本当にこの場所が存在するなら、ぜひとも言ってみたいと思っていた場所だ。
昔、ジュラシックパークの映像を見て、
あの風景に憧れていた、あの黄緑の大地、自然、あんな場所が本当に存在するなんて知らなかった。
おそらくカメハメハハイウェイを通ってクアロアランチへ向かったのだと思うが
近づくにつれて、自然の姿がより雄大に、原始的になってくる。
バスから見えるこの風景にさえ感動がとまらず、移動で眠るつもりが全然眠れなかった。
本当に、こんな自然が存在していたなんて。
バスの中から絶えず写真を撮ってはタグさんと感動していた。
この風景を見ただけでも、ああ来てよかった、と何ともいえない思いで胸がいっぱいになった。
もはや恐竜が飛んでいても違和感のない光景。
ノースショア近辺は、こんなにも大自然が残っていたのかと驚くばかり。
まだ来たばかりなのに、
次に来るときはのんびりこの辺に2泊ほどして、レンタカーで窓を開けてドライブだ!
と決めてしまった。
それほどまでに心を掴んだ場所。
眩しいほどの緑と青空。感動を通り越す。
黄色い看板、かわいい。
これは何を表しているのだろう?
旅先ではこんなことを考えるだけでも楽しい。
遠くに見える小さな島。
それだけでもジュラシックパークにでも出てきそう。
ここは現代なのかしら?
ずっと残ってきたこの自然に感謝。ひたすら敬服。
ポツンとのびるやしの木。
水溜りに映る空、
もう心はすっかりこの場所に奪われてしまっていた。
さあ、クアロアランチは目の前だ。
今日は冒険者になりきって、この土地を満喫しよう。
オアフの夜
のんびりドライブしていたら、日が暮れてきて、
そしてレンタカーの返却時間も迫っているのでホテルへ戻る。
ここでトラブル発生。
レンタカーの返却場所は泊まっているホテル内と書いてあるのに、一向に見つからない。
守衛さんに聞いてもわからないと言われる始末。
ホテル内のレンタカーカウンターは閉まっているし。
時間が時間がー!と言うわけでタグさんにレンタカー会社へ電話してもらう。
パニックとなったけれど、無事場所も教えてもらって(それにしてもわかりずらい・・)
カギは後日ホテル内のレンタカー窓口で返却してくれればいいとのこと。
こうして無事、車を駐車することが出来て、
そして駐車場から見えた美しい夕暮れ。
あの厚い雲がなければ夕日も見えたのに、
でもこの光景がとても美しくて、すっかり疲れた私たちの心を笑顔に戻してくれた。
ドライブも終わったし、ビールビールー、
ハワイのビールが飲みたいよー
と言うわけで、ビーチ&山登りの格好を着替えて、2人でヨットハーバー近くのレストランへ向かう。
もう面倒だったのでタクシーで。
窓際の席を案内してもらったので、素敵な夜景を眺めながらのオアフ初の夕食。
ハワイコナビールを身体が欲している。
ここで出されたビールはLONGBOARDという名のビール。
正直味なんてわからないぐらい喉が渇いていて、ごくごく飲み干す。
ハワイで飲むコナビールは、なんて美味しいんだろう。
やっぱりその土地ではその土地のビールを飲むのが1番だ。
ヨットハーバーの夜景は静かで、店内は若干騒がしかったけれども外を見るととても素敵。
来た時間が遅かったせいか、私たちがお店を出る頃にはすっかり人も減っていた。
ホテルも見えているし、お腹一杯だったので
帰りは歩こうかと、ホテルまで夜の海岸沿いを歩く。
さすがホノルル、海岸沿いには散策用の道が延びていて、
観光客がそれなりに歩いているから危険を感じない。
でもこの辺は中心部から比べると静かで人もまばらだったので
ホノルルの静かな夜の海を感じることができた。
昼の明るい海とは全く異なる、夜の美しさもまた素敵だった。
さて、ホテルでは金曜の夜に行われるショーが行われていて
ハワイの夜にふさわしい、ハワイアンな生演奏を満喫する人たちでいっぱい。
私たちも勿論、この夜を楽しみにしていたので
端っこのほうに席を見つけて音楽に身を委ねてみた。
ブルーハワイとトロピカルなんとか。
片方だけものすごくアルコールが強くて、弱いほうのカクテルだけを2人で飲んでいた記憶が。
だって朝早くから遊びまわって疲れた身体に、
これだけ強いアルコールはまずいだろうという強さだったんだもの。
絶対2倍のアルコール量だったと思う。
サービス?
弱いほうのカクテルはとても美味しくて、男性たちの美しい音楽にはうっとりで
このまま部屋まで担架で運んでほしいと思うほどだった。
この雰囲気を纏いながら、眠りについてしまいたい。
そうは言ってもこの場所から部屋まで、エレベーターですぐだったので、
普通に部屋には戻ったけれど。
そうそう、カクテルを頼むとついてくる不思議なスナック。
赤い色で味が濃くて美味しい。
お腹いっぱいになっているはずなのに、ついついつまんでしまうからハワイの雰囲気はおそろしい。
夢のようで夢でない。
でもいまいちフワフワしている、
実感のないままハワイの時間は過ぎていく。
ゆっくりと、でも気付いてみれば残酷なほどに早いもので。
疲れ果てた身体をベッドに沈み込ませて
この日を静かに終えたのだった。
ココマリーナセンターから名も知らぬ公園へ
ココ・マリーナ・センターで明日の朝食でも買っておこうかと、
ハワイに来てからはじめてのショッピングセンター散策。
海外のショッピングセンター散策は、どこの国でも本当に楽しい。
ワクワクしながら入り口へ向かうと、
ああ、ゆるりと流れる時間を感じさせるような彼のあくびと出会う。
笑っちゃうほどにハワイ。
自分がオアフにいることを、またしても実感。
後ろに見える大自然も、彼のあくびも、時間の流れが遠い日本とは全く違うようだ。
さて、朝食を散策しつつカップラーメンのコーナーへ。
見たことのないテイストに思わず夢中になり物色中。
(ところでこの日の私の格好、全然山登りスタイルじゃなくて驚く。
ホテルでもらったビーチ用バッグでお出かけ。海からあがってボサボサの髪、どこまでラフなんだろう)
タグさんはハワイの地図をゲットし、私はB級グルメのスパム握りを1つ。
(ここのスパム握りは味はイマイチだったけれど)
色々と買い物して大満足。
ふと気付いたけれど、日本でも見かけるbeard papa'sの看板がハワイバージョン!かわいい!
おじさんがレイをつけている・・素敵。
ではホテルへ戻ろうか、と、一路ホテルを目指すわけでもなく、
この辺りの雰囲気がとても良かったので、ぶらぶらとあてもなくのんびりドライブ。
一応ダイヤモンドヘッドをまわりこみながら海岸沿いにホテルに戻る予定。
海岸沿いの町を進むと、本当に全てが絵葉書のようで
「タグさん写真撮ってー写真撮ってー」
とうるさい運転手(は私)。
住みたいなあと思う家ばかりが並ぶ場所をドライブ。
目の前には水色の空、
地元の運転手は必ず道を譲ってくれるし
(レンタカーは常にヘッドライトがつきっぱなしなので観光客かどうかすぐにわかるので)
窓から入る風はハワイそのもの。
素晴らしいとしか言いようのないドライブ。
大きなヤシの木、家にこんなヤシの木があったらそれだけで南国気分。
ハワイの空にはヤシの木がとってもよく似合う。
さて、順調にドライブしていると、通りかかった名も知らぬ公園。
ガイドブックに載っているような公園ではないし、
わざわざこれだけのために遠くから来る価値はないのかもしれないけれど
地元の人の憩いの場のようでほどよく賑わっている。
この、名も知らぬ公園のマイナスイオンにひきよせられて、
思わず道路脇に車をとめてみる。
憧れていたモンキーポッドらしき木が、目の前に。
なんて心地のいい公園なのだろう。
ハワイの人は本当に幸せだ。
こんな公園が、たくさんあるのだろうか。
ハワイを感じるたくさんの珍しい樹木たち。
向こうに見えるのはジャングルのような大きな木。
自然の門になっている。
くぐってみたい!と近づいてみる。
真下に立って、空を仰げばマイナスイオンのシャワー。
木漏れ日と青々とした葉っぱ、吸い込まれそう。
この木の大きさがどれぐらいかというと、このぐらい↓
人間と比較するとどれだけ大きいかがわかる。
名も知らぬ公園でさえ、こんなに素敵なところなんだもの。
ハワイって何だろうね、なんていいところなんだろうね、
と木登りを終えたタグさんと語りながら、名残惜しく車のアクセルを踏んだ。
ダイヤモンドヘッド周辺の町、ドライブスポットにはうってつけの場所。
この公園の名前はわからないけれど、公園も含んだ周辺の地域、
レンタカーで近くを通りかかった際には、ぜひ寄り道してほしい、
観光名所はないけれどハワイを感じる素敵な場所。




























