梅雨は脾(消化系)の養生が大事です | ◇相談できる店◇  漢方草庵 泰山堂@川崎駅前

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こんにちは
泰山堂の金成(かなり)です

 

 

我が家の庭は、バラはだいぶ終わってしまいましたが、

ユリやアメリカンブルーなど

初夏の花が始まっています

 

アメリカンブルーは、去年ホームセンターで苗を購入したときは

「一年草」って書いてあったのですが、

冬を越して、今年も花を咲かせてくれました

 

季節がやってくると

去年と同じように花を咲かせてくれる宿根草が好きです!

「また今年も来てくれたのね~」って感じで

いとおしくなります

 

 

紫陽花も咲き始めましたが、

まだ満開ではないので、

またおいおいご紹介させてください。

 

~~~~~~~~~

 

さて、今日は湿度も高く、

体が何ともだるい感じがします

 

梅雨の不調には「湿邪」が関係していることを前回お話しました

湿邪には「外湿」と「内湿」があります

 

外湿とは、一般的に言われる「湿度」の高さくる邪気です

 

一方、「内湿」は、体の中にできる「湿」で、

これには、五臓の中「脾」が関係しています

 

漢方(中医学)の世界の五臓は、西洋医学的な内蔵とは

必ずしも対応していないのですが、

おおざっぱに言うと、胃腸系に相当します

(肝臓や膵臓の一部も含む場合もありますが)

 

「脾」には様々は働きがあるのですが、

(「血液が血管から漏れないようにする」なんて働きもあるんですよ。)

 

その一つに「水湿の運化」があります

体内の水分を全身へ巡らすという働きです。

 

これがうまく働かないと

胃の中に水がぽちゃぽちゃたまっているような感じなったり

体がむくんだり

便が柔らかくなったり

痰が増えたり・・・

といった症状が出ます

 

また、「脾」は「乾燥を好み、湿気を嫌う」という性質があるため

(肺は逆で乾燥を嫌います)

梅雨は脾がダメージを受け易くなります

しかも、そんな時に、冷たい水分などを摂りすぎると

脾はますます弱ってしまいます

 

このため、梅雨は水分の摂りすぎに気を付けましょう

よく、「健康のために水を2リットルは飲みましょう」と言われたりしますが、

これは漢方的にはNGです

特に冷たい物は、脾へのダメージが大きいです

 

 

梅雨は特に、冷たい飲食は控えるようにしましょう

 

そうはいっても、急に暑くなると

冷たい物がほしくなりますよね

 

そういうときは、冷たい飲み物を少しだけ飲んで、

その後は温かいものに変えてください

 

また冷たい飲み物をいきなり飲み込まないで

口の中にしばらくおいて、体温になじませてから飲むだけでも

だいぶ違うそうですよ

 

漢方薬では、健脾散健胃顆粒

などが脾の「水湿の運化」機能を

助けてくれます

 

 

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