「お世話してた飛べないアゲハ蝶が逝った朝 」
サナギから羽化したものの
羽が広がらず、折れてしまったのを車庫で確保。
飛べないアゲハ蝶にチョッチーと名付けて
毎日、ハチミツを水で薄めて
カゴに入れたチョッチーを庭に散歩にも連れていき
チョッチー、お外だよ・・
空気?光?とにかくわかるようで外に出ると
カゴの中で飛べないのに、飛ぶ仕草をします。
飛んでるつもりかもしれません。
日ごとに写真よりもっとボロボロになって
足は取れていく、羽はちぎれていく・・
それでも、毎日わずかしかない羽を動かしていました。
庭には卵を産みに来るアゲハ蝶がよく来てて
チョッチー、本当は元気にお空を飛べたのにね・・・
飛んでる蝶を見ながら
庭散歩を何度もしました。
1度だけ、咲いてる花の上にも置いてあげました。
チョッチーを保護して24日目の今朝
残ってる2本の前足が取れてた・・・
チョッチー!!叫んで触ると息絶えてました。
虚しさと言葉にならない気持ちΣ(T□T)〣
家族でよく頑張った!
チョッチー、本当に頑張ったね。
今度は立派なアゲハになって生まれてくるんだよ。
夫もお嫁ちゃんも悲しい顔していました。
24日間の蝶との暮らし。
家族が増えたようで嬉しかった・・けど、今日は悲しい。
チョッチー、さよなら。
真っ白い紙に包んで荼毘しました。
きっとアゲハ蝶を見るたび、飛べないチョッチーを
思い出すでしょう。