羽の折れたアゲハ蝶の逝った朝 | 新たな風の時代で生きる

新たな風の時代で生きる

個人的忘備録。
60代から残りの人生かけて感謝の気持ちで
人生経験を積んでいきます。


「お世話してた飛べないアゲハ蝶が逝った朝 」

サナギから羽化したものの
羽が広がらず、折れてしまったのを車庫で確保。

飛べないアゲハ蝶にチョッチーと名付けて
毎日、ハチミツを水で薄めて
カゴに入れたチョッチーを庭に散歩にも連れていき
チョッチー、お外だよ・・
空気?光?とにかくわかるようで外に出ると
カゴの中で飛べないのに、飛ぶ仕草をします。
飛んでるつもりかもしれません。

 

日ごとに写真よりもっとボロボロになって

足は取れていく、羽はちぎれていく・・

それでも、毎日わずかしかない羽を動かしていました。

庭には卵を産みに来るアゲハ蝶がよく来てて
チョッチー、本当は元気にお空を飛べたのにね・・・
飛んでる蝶を見ながら
庭散歩を何度もしました。
1度だけ、咲いてる花の上にも置いてあげました。

チョッチーを保護して24日目の今朝
残ってる2本の前足が取れてた・・・
チョッチー!!叫んで触ると息絶えてました。

虚しさと言葉にならない気持ちΣ(T□T)〣

家族でよく頑張った!
チョッチー、本当に頑張ったね。
今度は立派なアゲハになって生まれてくるんだよ。

夫もお嫁ちゃんも悲しい顔していました。

24日間の蝶との暮らし。

家族が増えたようで嬉しかった・・けど、今日は悲しい。

チョッチー、さよなら。

真っ白い紙に包んで荼毘しました。

 

きっとアゲハ蝶を見るたび、飛べないチョッチーを

思い出すでしょう。