羽化した幼蝶は羽の折れた子 | 新たな風の時代で生きる

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個人的忘備録。
60代から残りの人生かけて感謝の気持ちで
人生経験を積んでいきます。

昨日、早朝に蛹だったアゲハ蝶の子が羽化しましたが
可哀そうに羽が折れて右羽が左に折れてます・・・
そして左羽が小さくて広がらない。
 
胴体にある黒い線も薄く細い・・
本来なら太く黒い筋がないといけないのに・・

どんどん暑くなる中、ひっくり返って起き上がれない幼蝶を
箱に入れて様子みることに。

夜になっても羽はそのまま・・
元気はありそうなので、ハチミツを10倍ほどに薄めて
テイシュにしみこませ食べさせることに。

普段は、キンカンの木で育って巣立っていく子達を
見守ってきたが、去年から可哀想な子たちが出てきてる。
去年の子は何とか飛べたが、今年の子は無理・・

やっと蝶になってもこぶりで、そのまま死んでしまったり
今のように羽に障害があったりで、今までのようには
いかないような気もしてきた。

ネットで蝶好きな人たちが育ててるのを参考に
昨日早朝羽化したその子を玄関で育てようか?
どうしたものか?

とはいえ、もう育ててるようなもの。
家族も気になって蝶を見に行く。
蝶の口先のストローみたいな部分を楊枝でのばして
食事させようとするが嫌がって逃げる。

家族がじーっつとみていて、あ!今、ストローがのびて
ハチミツ液を飲んだ!と言った。

その一言で、この子は頑張ってる、そう感じて
今朝も私は愛犬の食事と、幼蝶の食事を作る・・
家族が増えたみたいで、1日でも命を繋いでねと思うばかり。
ハチミツ液で頑張っても2週間ほどだとネットで読んだ。
それでも、せっかくこの世に生まれたのだから
蝶になれるのは0.6%の確率ならば1日でも生かしてやりたい。

幼蝶は女の子だ。
羽と体を見て区別が分かる。
逝った愛犬の初盆が終わったばかり。
9/4には命日・・
その思いは幼蝶に向いてしまう。

去年の今頃、逝った愛犬は吐いて下痢して床づれで血が出て
毎日、私は必死だった。
その必死さが、今年はこの蝶に重なっていく・・

生きる、ということを今日も又、考えさせられる。

今日をありがとう。
今日という日に縁がもてる。
感謝で今日も頑張りたいと思う。