まちぶら志度 | たいや旅館・おやじだより

たいや旅館・おやじだより

 四国88ケ所第86番札所「志度寺」の門前町にある小さな旅館「たいや(鯛屋)」のおやじであります。
 うどんだけじゃない「さぬき」を、趣味の写真を通して発信していきたいと考えております。どうかお気軽にお立ち寄りください。
 

久し振りに、おやじの産まれた町をカメラ片手に歩いてきました。

この通りは、源内通りと呼ばれ、旧市街のメインストリート(半世紀ほど以前の話です)。

道路の突き当りは86番札所志度寺、そちら方面に向かいます。

 

 

志度寺の門前です。

ここで、石灯篭の足もとにある石柱にご注目下さい。

そこには「志度町道路元標」の字が刻まれています。

 道路元標とは

 道路の起点・終点・経過点を表示する標識

志度町においては、志度寺門前のこの位置が起点になっているということでしょう。

 

 

道路元標を右折、南に向かいます。

100歩も歩かぬうちに、志度寺の塔頭「普門院」の山門前にさしかかりました。

 

 

更に南へ進んだ路地の角に、字以外が赤く錆びたタバコ屋の看板が残っています。

 

 

路地へ入りしばらく歩くと、民家の角に防火用水が二つ、石灯籠の隣には小さな祠が祀られていました。

 

 

交差点を今度は北へ

しばらく前まで営業していた銭湯の角にも、コンクリート製の円柱に乗った祠がありました。

かつては、細い路地と、ほんの小さな区域で生活が成り立っていたんです。