さぬき市造田乙井、鴨部川中流域の田園地帯に忽然と現れる御神灯と手水
農道沿いの一角に置かれております。
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その奥に並ぶ石仏、石塔
その中に「乙井の六地蔵石幢」があります。
石仏が六体並んだ六地蔵は時々目にしますが、乙井の六地蔵は六角柱の各面に地蔵菩薩が彫られている石幢(せきどう)と呼ばれるもの。
地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天
六つの分身が六地蔵として彫られています。石はさぬき市火山産の凝灰岩
南北朝時代の作で、軟らかな石質故風化が進んでいます。
宝珠、笠、幢身からなる六地蔵石幢
さぬき市指定有形文化財に指定されています。