門入ダムから南へ約2kmの所に、カメリア温泉があります。門入ダムから南へ入るのは初めてのおやじ、ゆっくりと車を走らせましたが、途中民家等も殆ど無く、いきなり道路を跨ぐ赤いアーチ型の陸橋が目に入ってきました。その左手にカメリア温泉がありました。
温泉よりも向かい側の建物の方に興味を惹かれたおやじであります。
不思議な形のこの建物、近くで見るともっと奇妙でした。
コンクリートの打ちっぱなし、モダンな外観ですが、内部はほとんど手つかず、未完成感に溢れています。人の出入りはほとんどない様ですし、いったいどういう目的で建てられたのか、どういう風に使いたいのか判りませんでした。
建物の内部、灯りらしきものは見当たりません。床面は傾斜し、土間の様相です。
壁面に丸いタイルが張られたところがありました。
窓枠も何もない穴から打ちっぱなしの壁が見えます。
一階に、カベに埋め込まれた赤い棚があり、本が雑然と置かれています。
この部屋には僅かに人の気配があり、電灯のスイッチらしきものが取り付けられていました。
唯一の家具と床に転がる意味不明な石
虫たちの出入りも自由、雨宿りには使えるかも知れませんが、橋を渡らねばこの場所に行けませんので、それも厄介ですね。
そんな??な建物でありました。