脇町劇場オデオン座 | たいや旅館・おやじだより

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 四国88ケ所第86番札所「志度寺」の門前町にある小さな旅館「たいや(鯛屋)」のおやじであります。
 うどんだけじゃない「さぬき」を、趣味の写真を通して発信していきたいと考えております。どうかお気軽にお立ち寄りください。
 

 かつては何処の町にもあった小さな劇場、今ではそのほとんどが消えていきました。


 今回ご紹介する脇町劇場オデオン座は、数々の消えていった劇場の中にあって、脇町指定の文化


財として生き残った昭和初期の建物です。


 オデオン座のパンフレットによると


 1934年に芝居小屋として建てられ、歌舞伎や浪曲などが催され、戦後は映画館になり、地域の憩


いの場として親しまれていた。


 松竹、山田洋次監督の映画「虹をつかむ男」の舞台となった劇場です。




吉野川に流入する支流沿いにオデオン座はありました。


たいや旅館・おやじだより-良い天気



修復され、昭和初期の姿を取り戻したオデオン座


たいや旅館・おやじだより-脇町劇場オデオン座



ニ階の桟敷席から見た舞台


壁には寅さんのポスターが並べられています。


たいや旅館・おやじだより-オデオン座内部



舞台には役者絵が飾られていました。


たいや旅館・おやじだより-舞台



おやじ、舞台に立ちました。


観客は一人も居りません。歌でも唄ってくればよかったかも・・


たいや旅館・おやじだより-舞台からの眺め



奈落の底です。


石積みの壁面が、らしい雰囲気を醸しています。


たいや旅館・おやじだより-奈落



外に出ると青空、白雲。


暑い一日でした。


たいや旅館・おやじだより-川沿いの劇場