仕丁(じちょう)と白寿雛 | たいや旅館・おやじだより

たいや旅館・おやじだより

 四国88ケ所第86番札所「志度寺」の門前町にある小さな旅館「たいや(鯛屋)」のおやじであります。
 うどんだけじゃない「さぬき」を、趣味の写真を通して発信していきたいと考えております。どうかお気軽にお立ち寄りください。
 

 いよいよ明日は三月三日、雛祭り本番です。

 このおやじブログも、明日までは「引田ひなまつり」に関連する画像で綴って行こうと存じます。


 さて、今回は、昨日御案内した「仕丁(じちょう)」からまいります。 

 こちらは昨日ご覧戴いた岡田家の「仕丁」とは装束が異なる井筒屋敷のものです。

 「仕丁」とは、宮廷の雑役にたずさわる人の事で、泣き上戸、怒り上戸、笑い上戸を形取っているそうです。


まずは、泣き上戸

確かに泣いていますね。


たいや旅館・おやじだより-泣き上戸



続いて怒り上戸


たいや旅館・おやじだより-怒り上戸


笑いすぎてブレてますが、笑い上戸



たいや旅館・おやじだより-笑い上戸



続いては井筒屋敷の「白寿雛」

 「白寿雛」とは親から子に対して贈られる雛人形に対し、両親が米寿になったお祝に、長生きを願って子供から両親に贈られる雛人形のこと


 お内裏様はりっぱな髭をたくわえておられます。


たいや旅館・おやじだより-白寿雛



おばあちゃまお雛様


たいや旅館・おやじだより-白寿雛



こちらは手袋ギャラリーの「白寿雛」

大正時代のものだそうです。


たいや旅館・おやじだより-白寿雛