台北の大稲埕散策！粿仔街から迪化街、そして慈聖宮へと歩いてみた

 
 台北・大稲埕周辺散策

大橋頭の延三商圏にある粿仔街

台北に二大下町、萬華（艋舺）に並ぶ
大稲埕はいまや観光でも人気エリア。

MRT大橋頭駅からすぐの延三商圏も

台湾グルメを堪能できます。

私たち夫婦も久しぶりに

この辺りをたっぷり散策してみました。

食べてばかりの台湾帰省中です。

だからこそ、しっかり歩いて
消費せねば、次々に食べることもできません。

食いしん坊夫婦は頑張ります！

さてさて、延三商圏。

このあたりは、粿仔街と呼ばれる場所です。

粿というのは米をすりつぶして加工したものの総称です。

粿仔街は米を使った食の街。

貿易で栄えた大稲埕には
米の取引も多かったのでしょう。

粿を使ったさまざまな食品を

提供するお店が多かったそうです。

米苔目、碗粿などもその代表的な物かと。

赤い亀がデザインされているのも
意味があります。

これは紅亀粿というお菓子の型です。

紅亀粿は長寿を願う縁起物。

亀の甲羅を型取った餅のようなもので
中に具を詰めた台湾の伝統的お菓子です。

話が飛びますが
道教の天師宮、ここで思い出しました。

香炉が歩道にあるのが気になると、
どなたかがおっしゃっていたんですよね。

台湾では神様優先？
 

この黄色い看板にあるように
粿仔街は別名、草埔仔米食街とも呼ばれています。

台湾を初めて訪れる人には
同じ場所なのに呼び方が違うと

迷ってしまうと言われます。

たしかに・・・

でも、大阪と梅田が同じように
難波と道頓堀が同じようにと

思えば、慣れの問題かも。

下町感溢れる裏路地

もうすぐ取り壊される建物たち。

歴史が刻まれた建物たちです。

台北はいま、都市再開発が
急ピッチで進んでいます。

次回帰省したときには、
別の風景になっているかも知れません。

ということで、気になるところは
写真撮影しまくっています。

赤煉瓦が多い迪化街
 

延三から迪化街一段の方へ南下しました。
 

醒心宮は間口が小さいながらも
4階建ての廟です。

老舗のお菓子屋、李亭香さん

建物はかなりモダンな感じですが
創業1895年の老舗。

 

日本統治と同時に創業したのかしら。

伝統菓子ですが、イマドキのテイストも加わり
日本人にも人気がありますよ。

で、こちらは平安亀や金銭亀の
亀をかたどったお菓子が人気なのです。

おむかいの孵珈琲洋行さんもオシャレな建物です。

自家焙煎のコーヒーが美味しいらしい。

東京まで2188キロメートル
里約まで3176キロメートル

里約って、リオデジャネイロ？
それで3176キロメートルは違いますよね。

里約はどこのこと？？

謎が深まる標識でした。

昔のまま、朽ちたところを
わざと残しているのかなと
思うような箇所もあります。

迪化街の看板は建物の壁に
セメントで囲っているのが

この時代のデザインなのでしょう。

このあたりも随分、整備されました。

自由に見て回れるところがたくさんあります。

迪化街十連棟は見応えありました。

レンタル衣装と撮影ができるお店もあり。

裏に回ると、ここにも
解体予定の建物があります。

そのそばで、いまも現役の建物たち。

街の様子に思い出を重ねながら
歩いていました。

つながれた猫がおとなしく寝ています。

平和だな～

このあたりから、いつも散策している
見慣れた風景になります。

孤独のグルメでかなり認知度アップしたお店。

いやいや、よく歩く私たち。

慈聖宮

もうここまできたら、媽祖様にも拝拝しとかなきゃ！

お天気が悪かったので
境内で飲食する人は少なめ。

屋根のある廟前の小吃店は
いつもながら活気があります。

最近は、ここで食べている
日本人観光客も増えました。

下町の大稲埕散策、いかがでしたか？

この日、2万歩以上は歩きました。

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