ボーイ隊集会「災害時サバイバル術」 | もっちー隊長のスカウティングブログ

もっちー隊長のスカウティングブログ

ボーイスカウト金谷1団ボーイ隊の
隊長やってます。「もっちー」です。
活動の様子を中心に書いてます。
島田市、社会教育、野外活動、自然体験、
体験学習、発達障害、障害児スカウティング、
アウトドア、キャンプ、ハイキング など。

昨日の2TC訓練集会に続いて

本日は金谷1団ボーイ隊の隊集会

「災害時のサバイバル術」について学びました。


①ありあわせの布と棒で屋根を作る方法

シート、竹、ロープを使って簡単な屋根を作り雨や日射しを防ぎます。

ハトメの無いシートにどのようにロープを結ぶか?

ポイントは「石ころ」です。

また、ロープを張るには「張り綱結び」を活用します。

さながら、秘密基地の完成ですね。



②シーチキンでロウソクを作る

災害時に停電により明かりがない時、食糧庫にあるシーチキンが

ロウソクになります。穴をあけ、ティッシュで芯を作り、着火すれば、、、

シーチキンの油が燃えてロウソクになります。

本日は野外の風のため、着火してもすぐ消えてしまい失敗。

事前練習、室内の場合ではこんな感じになります。

但し、最近は健康志向のため油の種類によっては着火しにくい

ものがあるようです。もちろん水煮のシーチキンはダメよ。

③乾電池で火を起す

災害時に必要なのは火と水

マッチやライターが無くても乾電池で火が起こせます。

しかも、材料はガムの銀紙!

銀紙の中心を細くし、電気抵抗を上げることで、発熱し、着火します。

ガムの銀紙をどのくらい細くするかがポイントのようです。

何度かチャレンジし、ティッシュなどに着火させることができました。


④もうひとつの着火方法

今度はスチールウールと乾電池で、

こちらは最近あまり見なくなった四角い9V電池で。

ね、乾電池って何気なく使ってるけど怖いよね。

電池の保管方法、考えましょうね。



⑤ビニール袋で米を炊く

そして、お昼ご飯は、「白米」

想定は、「ガレキの中から汚れた鍋(フタ無し)を見つけ、

そこに雨水がたまっている。これらを使ってなんとか配給された

米を炊けないか?」というもの。

チャック付き袋に米と飲料水をいれ、汚れた水の中で

ボイルすること約20分。袋の中に美味しいご飯が炊けました。

ロウソクで使ったシーチキンを混ぜ、袋ごとおむすびにすれば、

食器もいらないシーチキンおにぎりの出来上がり!

練習では少し芯がありましたが、今回はふっくら&まいう~。

どうやら水加減がポイントのようです。


こんな感じで非常時の知恵を身に着けた金谷1団スカウトたち。

いつでも地域の皆さまのお役にたてる準備ができています!