つまらないことはゴールに到達すること | 60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

50代で介護職を経験し実父と叔母の援助をしながら人生初の60代を生きています。これから『高齢者』と呼ばれるようになる私たちシニア初心者のために日常の自分を通して『シニアの心得』を発信しています。共感していただけると嬉しいです。ご一緒に歳を重ねましょう!

歳をとると

「登り詰めてどうするの?」

って気になる。


人には向上心や野心、競争心があるから

もっともっとと

上に登りたがる。


その本能が

今日まで

この社会を支えてきた。


殿様は

高いところにお城を作り

さらに高い

天国に最も近い天守閣から

下々のモノを見下げて

悦にいる。


その時は

さぞ

ご満足でございましょう。


そんな風になったことがないので

想像でしかないが

それは

ビールの始めの一杯のように

儚いものなのではないか?


ただ、

今日も仕事を頑張るとか

何度も戦をやって

勝ち進んでいる自分を感じることが

その一瞬のための

モチベーションにはなるだろう。


登り詰めると

また新たな目標を持たずにはいられない。


つまり

自分の定めた

ゴールに行き着くまでの過程が

喜びなのではないか。


だとしたら

天下を取るというゴールは

それを目指した人にとって

実現不可能なもので良い。


人は欲しいモノを手にした時より

欲しいモノを切望している時の方が

幸せなものだ。


誰にでも

こうなりたい

とか

あれが欲しい

という欲望があるだろう。


ということは

ほとんどの人が幸せおねがい

ということだ。