美少女の姉とそうでない妹 | 60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

50代で介護職を経験し実父と叔母の援助をしながら人生初の60代を生きています。これから『高齢者』と呼ばれるようになる私たちシニア初心者のために日常の自分を通して『シニアの心得』を発信しています。共感していただけると嬉しいです。ご一緒に歳を重ねましょう!

従兄弟の娘は

美少女だった。


今はもう

おばちゃんだが、

幼い頃からとても可愛らしかったので

今も可愛いおばちゃんだ。


妹がいるのだが

姉妹とは思えないほど

似ていない。


幼い頃から

私は

妹のことを気の毒に思っていた。


姉妹は

どこまで行っても

比較される。


親戚からも他人からも

「〇〇ちゃんは可愛いのにね・・・」

的なことを言われる。


親の子どもに対する対応が

難しい。


どちらの方が可愛いか、

親が一番わかっているはずだ。


流れ星


ずっと疎遠になっていたが

その妹が結婚する時

アイドル業をやっていた

ということを知った。


もちろん

売れないアイドルだ。


さすがに

自分を可愛く見せる術を心得ていて

結婚式の写真には

モデルさんのような笑顔で写っていた。


なんだか

痛々しく感じた。


あまりにもかけ離れた容姿の姉妹は

多分

お互いにキツいと思う。


流れ星


子どもは

なんとかして

親の注目を集めたがる。


親に見捨てられたら

死んでしまうからだ。


チヤホヤされて育つ

容姿端麗な女の子と

それほどでもない

普通の女の子、

余程しっかりした親でないと

公平に扱うことは

難しいだろう。


虹


私にも妹がいる。


容姿はお互い

大したことないが

母は

明らかに妹を可愛がった。


理由はわかっている。


妹の方が

頭が良かったからだ。


母にとって

成績が良くて

高学歴であることは

人を見る上で最も重要な

指標であった。


兄弟、姉妹は

妬みや嫉みの中で育ち

人として逃れられない

煩悩に慣れていく。


でも

ひとりっ子で

ひとり孫である我が子は

周りからの愛情を独占して

のほほーんと育った。


親としては

彼の将来が

かなり

心配だ・・・