病院でのコミュニケーション | 60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

50代で介護職を経験し実父と叔母の援助をしながら人生初の60代を生きています。これから『高齢者』と呼ばれるようになる私たちシニア初心者のために日常の自分を通して『シニアの心得』を発信しています。共感していただけると嬉しいです。ご一緒に歳を重ねましょう!

初めて行った病院は
すごく混んでいた。

ネット予約をして行ったのに
なかなか呼ばれない。

狭い待合室は
患者さんでいっぱいだ。

1時間くらい待たされて
やっと呼ばれた。

先生は
私より二まわりくらい年下だろうか
優しそうな人。

「お待たせしました」と
申し訳なさそうに仰り
「〇〇と申します」と
自己紹介してくれた。

私は
「〇〇先生、
よろしくお願い致します。」

こういう先生だから
患者さんに人気があるんだなぁ
と思った。

帰りに受付の人に
「こちらの病院は
いつもこんなに大人気なんですか?」
と聞いた。

「はい、お待たせして
申し訳ありませんでした。」と
受付嬢は嬉しそうに
笑みを浮かべて応えた。

「いつもこんなに混んでるの?」
と言われるより
きっと気分が良かったに
違いない。

言葉遣いひとつで
キツく響いたり
柔らかく受け取れたりする。

どうせなら
みんなが幸せになるような
言葉を選びたい。

そんなコミュニケーションの積み重ねが
生きてるってことなのだから。