7月25日日曜日です。


昨年4月に彼にプロポーズをされて以来、

入籍、退職、中国へ引越し、結婚式、新婚旅行などなど、

めまぐるしく色々なことがありましたが、

やっと結婚にまつわる大きなイベントが終わりました。


私はなんとなくほっとしてうれしかったので、モルディブから帰って来た日に、


「イベント全て終わったねぇ。」


と主人に言ったところ、


「なんだかさびしいねぇ。」


と言われ、男の人って本当にロマンチストなんだなと思いました。


モルディブから戻ってきてから1週間。

記憶の限り中学生以来のストレスフリー生活をしています。


というわけで、色々作ってみたかったお料理に挑戦です。


もちもちベーグル。


北京的太太生活-夏cooking1


初挑戦の割りにきれいに焼きあがりました。

サーモンサンドにして食べます。


北京的太太生活-夏cooking2


Bagle&Bagle風を狙ったのですが、

もうちょっとこねる必要があったかなぁ。


厚さ1.5cmのホットケーキ。


厚く焼くコツは、粉をいれてからかき混ぜすぎないこと、

生地に油を少しいれること、

焼くときにお玉にいれた生地を高いところからフライパンに落とすこと、

弱火でじっくり焼くこと。(ホットプレートだと尚よし。)


ホットケーキラブです。


北京的太太生活-夏cooking6


焼き豚も焼いてみました。

ラーメンにしたらおいしそうだと思い、おうちでチャーシューとんこつ麺を作ったところ、

思いのほかおいしい!

北京においては、ラーメンはおうちでもよいかも、です。

(外のレベルが高くないので。)


ちなみに麺は味千ラーメンの家庭用とんこつ味です。


北京的太太生活-夏cooking3


ピザも焼いてみました。

トマトソースも手作り。

意外と残り物対策になります。


北京的太太生活-夏cooking5


実は今週からダイエットをしようと思っているので、

やっていることが逆行しているのですが、

お料理を楽しみつつ、ダイエットもできればなぁと思っています。


7月17日土曜日です。


朝8時過ぎにやっとクアラルンプールに到着しました。


クアラルンプール国際空港から市内には、通常のメータータクシーではなく、

KLIA EXPRESSというモノレールのようなものか、

ホテルを指定してリムジンを使うのですが、

私たちはその仕組みを知らず、メータータクシーを探し回り、

昨日の一件ですっかりぼったくり恐怖症になってリムジンには乗りたくなかったので、

KLIA EXPRESSで市内に移動しました。


これが予想外に超快適!

車内はきれいだし、ほとんど揺れず乗客のマナーもよく、安くて言うことありません。

(中国の車内は、静かなことがまずないので)


30分で今日の宿泊先のプリンスホテルに到着。


北京的太太生活-KL4


旅行会社にお任せしたところプリンスホテルになったのですが、

プリンスホテルってまだ海外にもホテルを持っていたんですね。

ホテル業界の潮流として、

選択と集中で海外の不採算ホテルは閉じるか売却しているのかと思っていたので、

このホテルがまだあるということは、需要が高いのかな?


私のプリンスホテルに対するイメージといえば、

アクセスがよく、インフラは古くて、館内のレストランが今一歩で

ボーリング場があるところが多いというものだったのですが、

こちらはとてもきれいで快適でした。


何よりも、無料で午前10時にアーリーチェックインをさせてくれたところに感動。

とっても疲れていた私にとっては、なによりでした。


お部屋の中のテレビはブラビアでした。

通常であればLGとかサムソンだろうに、SONYとのお付き合いなのでしょうか。

こういうところを削らないと収益率はあがらないのでは、と思いつつ、

久しぶりに見たブラビアはやはりとてもきれいでした。

(ちなみにヒルトンモルディブもテレビはLGでした。)


ここから夕方までぐっすり寝て、ごはんを食べがてら近辺散策へ。


モルディブが暑くて、

大好きなディン・タイ・フォンのカキ氷がどうしても食べたいーと思って調べたところ、


※ちなみにこれです。↓ タピオカと芋もちでもっちもちおんぷ


北京的太太生活-カキ氷


クアラルンプールにも支店があり、

しかもプリンスホテルの横のショッピングモール内にあることが判明したので、

満を持してディン・タイ・フォン@KLへ。


北京的太太生活-KL1


メニューには残念ながらカキ氷はなかったのですが、

小龍包やチキンスープなどのメニューは北京と同じで、

全て北京よりもスモールポーション・スモールプライスでした。

(中国人ってやっぱりよく食べるのね。)


カキ氷が諦められずに地下のレストラン街をうろうろしていると、

なんと松松を発見!


松松とは、我が家が一時期はまったBread Talkというパン屋さんの調理パンの具で、

湿った鰹節のような柔らかいさきいかのようなおぼろ状の食材です。


こちらには、豚、鶏、海老、魚など数種類の松松が売っていました。

北京的太太生活-KL2


「松」の中国語の本来の意味は、ぎゅっと握ってぱっと放して緩んだ状態を表すそうで、

「放松」はリラックスするという動詞、「軽松」は気軽なという形容詞だったりします。


北京では売っているのを見たことがありませんが、

こちらではメジャーな食材だったんですねぇ。


カキ氷は見つけられなかったので、ショッピングモール内のゴディバで休憩。

こちらはグローバルサイズなのか、とってもボリューミーなケーキ。


北京的太太生活-KL3


マレーシアの夜の屋台で遊びたかったのですが

すっかりおなかがいっぱいになってしまったので、散策だけして帰ってきました。


マレーシアもアジアの大都市ですが、

イスラム系の方が多いので衣装が違うのと、北京と違ってアメリカナイズ度が高いので、

やはり北京とは異なる印象でした。

(あと、スリムな人が多いのも印象的。スパイスの影響でしょうか。)


翌日は9時のフライトのために6時にホテルを出て空港へ。


空港カウンターが長蛇の列で、40分かかってチェックイン。

そしてフライトは2時間遅延。。。


行きに5時間もトランジットの時間があってすっかり空港内は見飽きてしまったので、

お詫びにともらった朝食クーポンで本日2度目の朝食をとり、

(またバーガーキング。しかも一番安いセットしか頼めないケチクーポンでした)

やっと機内へ。


飛び立った直後に出たのが、また朝食。


北京的太太生活-KL6


さすがに3度目はほとんど食べられず。


到着した北京国際空港第2ターミナルも激混みで、

自宅に着いたのは予定よりも4時間遅れでした。


夜は龍馬伝を見ながらお茶漬けを食べ、

「やっぱり自宅が一番いいねぇ」と話しました。


旅行中はトラブルに遭ったり、帰国直後は疲れていたりでやっぱり自宅が一番と思いますが、

旅行の良さは、写真を見直したりして後から感じるんですよね。

モルディブから実家とお互いにカードを送ったのですが、

それが届くころには、嫌なことも疲れも忘れていることでしょう。


とにかく、おつかれさまでした~。

(読んでくださった皆様も、長文にお付き合いいただきおつかれさまでした~。)


主人は明日からお仕事!

私は明日から夏休みです!

7月16日金曜日。


今日はマレに移動し、機内泊でクアラルンプールに向かいます。


クアラルンプールの便は夜20時発なのですが、

モルディブからは15時のシープレインで移動。

モルディブは5泊でしたが、到着日も出発日もゆっくりできたので、

とても堪能できた気がします。


マレでも5時間ほど時間があったので、旅行代理店の方のお勧めで、

マレ市内観光に向かいました。


マレ人のガイドさんがボランティアでついてくれて、周ります。

1時間もあれば十分だそう。


こちら大統領官邸。

現在の大統領はまだ40代だそうです。


北京的太太生活-マレ1


マレの国旗。


北京的太太生活-マレ3


マレの皆さんはイスラム教なので、市内には26箇所のモスクがあり、

1日5回お祈りをささげるそうです。

仕事などで定時にお祈りできない場合は、後でやってもいいそうです。

お祈りの時間にも道にはいっぱい人がいたのでちょっと不思議でした。

そこまで厳格じゃないのかな。


こちらはマレ最大のモスク。


北京的太太生活-マレ2


ちょうど独立記念日の前で、軍事パレードの練習をしていました。


北京的太太生活-マレ4


そしてここからは、一意見なのですが。。。


私はこのマレ観光でとっても嫌な思いをしたので、

今後モルディブに行かれる方は、

マレはリゾート地ではなく、発展途上型観光都市だと思っていかれるのがいいと思います。


つまり、ぼったくりなどが普通に行われるということです…!


ボランティアという男性は日本語が堪能で親切なのですが、

ガイドを断ることはできず、

お土産屋さんやレストランと裏ですべてつながっているらしく、見所以外に、

すごい値段をふっかけられるお土産やさんやレストランに飄々と連れて行かれます。


たとえば、日本語表示のあるお土産屋さんでは、

5個入りのチョコレート(きのこの山が5個入っているようなやつ)が12ドルと言われびっくり

私は絶対に買いたくなかったものの、

中国の会社はお土産制度が根強いらしく、

会社のみなさんにお土産を買わなければいけない夫を思うと無視もできず。


結局5ドルまで値切ったものの、私はかなり不機嫌に。


隣にいた日本人カップルの奥さんが、

「やだー380ドルも買っちゃったてへ」と笑顔で大量のチョコレートを買っているのを見て、

私もハネムーンにおいては、値段が高くてもニコニコしているべきだったんだろうか、

とか思ったりもして、テンションダウン。悲しい


しかも裏でお店の人とガイドさんが、

「あの日本人カップルは粘るな。。。」

「彼らは日本人だけど、中国に住んでいるらしいから、普通の日本人ではないよ」

と言っていたのを聞いてしまい、さらにテンションダウン。ガクリ


早々に帰りたかったものの、お茶でもして帰るのでもういいです、

とガイドさんに伝えたところ、黙ってレストランに案内され、

そこでも1杯10ドル以上の飲み物しか注文させてもらえず、

だんだん怒りを感じてきました。


私の様子にガイドさんも気づいたようで、多くを語らず解散。


日本の旅行代理店の案内には、


・ガイドはボランティアですが、チップの支払いはお任せいたします。


・土産物屋での価格はすべて交渉によって決まりますが、

お客様の責任でお願いいたします。

ガイドは通訳としても価格交渉としても入ることはできません。


と書いてありました。


つまり、旅行代理店としては、マレの商慣習を無視して仕事はできないけれど、

よくトラブルになるので、免責事項が柔らかい表現で書いてあるということなのでしょう。


日本でも欧米の観光都市でも、団体客に対するお土産物屋さん巡りはありますが、

値段をふっかけられることはなく、

しかもしばらく団体旅行をしていなかった私はこのことをすっかり忘れて、

せっかくリゾートで癒されたのに、気分が台無し、と思って空港に戻りました。


そして、マレの空港でもさらにふっかけられました。


この普段だったら絶対食べない、スキー場で食べるようなフランクフルトが14ドル。

マレに怒っていた私は、

「お店のメニューに10ドルって書いてあるけれど」と言って10ドルで交渉。


(なのに、夫が支払うときには結局12ドルになったそうです。)


北京的太太生活-マレ5


左のカップラーメンは北京から持参した品なのですが、

私はそんな高いフランクフルトなんて食べたくなかったので、

同じお店でカップラーメンを食べていた中国人を真似して、

お湯を入れてもらいました。


中国ではみなさん、外出時に水筒に茶葉をいれておき、

それに継ぎ足しながら1日お茶を楽しんでいます。

(冷たいものを飲む習慣がないので)

屋内には大体給水機があって、何も買わなくてもお店ではお湯を無料でいれてくれる国なので、

(これはすごい!空港のバーガーキングでもいれてくれます)

ここのレストランにいた中国人は、その感覚でお湯をもらっていたのでしょう。


日本ではレストランで持ち込みなんてありえませんが、

中国人は外で買ったごはんを平気で持ち込んでスタバのコーヒーを飲んでいるので、

私もそれに倣うことにしました。


そんなことをしていたら、中国人に話しかけられ(しかも中国語。中国人だと思われたらしい)、

「このカップラーメンはどこで買ったんだ。私も食べたい」

と言われ、「自分で中国から持ってきたの」と言ったら、

彼女はあきらめて1ドル払って水筒にお湯を入れてもらっていました。


そっか、お湯を買うっていう発想は私にはなかったわ…。


夫には、


・マレに限らず、観光都市ではよくあることだ


・色々な文化の違う人がくるこの国で、臨機応変に対応しているマレ人はたくましい。

本来持ち込みはNGだろうに、彼らはお湯を売ってWinWinになっている


・でも、お土産屋さんで最後まで粘ったのはえらい。

俺だったら面倒くさくなって最後の5ドルなんて諦めるのに、

諦めない君とは、いいコンビネーションだと思う。


となんだか諭され納得できないままフライトに乗りました。


はっきり言ってマレの観光はいらないと思います!


そう思って「マレ」「ぼったくり」の検索ワードで検索すると、数々の犠牲者の事例が。

みんな、同じような目に遭ってるんだ…!

シンパシーを感じるわ…。


さて、そんな中、クアラルンプールへのフライトが遅延し、

しかも予定外に深夜にコロンボに立ち寄ったりもして、

この日は散々な感じでした。


でも北京に住んで、自分たちのサバイバル能力(図々しさとか強引さとも言うかも)

があがっていることにも気づきました。

トラブルに遭うとお互いの性格もサバイバル能力も分かるので、

旅における相互理解のための1ページだったと思うことにします。


明日はクアラルンプール1日観光です!

7月15日木曜日です。


今日も快晴!


北京的太太生活-モルディブ`6日目1


海もいっそうエメラルドグリーンが濃くなっています!


北京的太太生活-モルディブ`6日目2


今日は午後からドルフィンクルージングに向かいました!
いるかを見られる確率は70-75%だそうで、今回もビギナーズ・ラックに期待します!


北京的太太生活-モルディブ`6日目3


船は激しく揺れつつ、いるかスポットへ。


北京的太太生活-モルディブ`6日目4


今日は雲が特にきれい!


北京的太太生活-モルディブ`6日目6


船で30分ほど行ったところに、


いましたー!


数頭いるようなのですが、映画ばりのジャンプの高さはないので、

写真にはなかなか収められず。


北京的太太生活-モルディブ`6日目5


でも、初めてのいるかはなんだかとってもいとおしく、

あんなに飛ばないのが自然の状態なんだと妙に納得しました。


この後…。


船内ではハイテンションのまま、オードブルやシャンパンが振舞われ、

ロシア系を中心に盛り上がりを見せる中、

私は完全に船酔いし、ノックアウト。。。ガクリ


同じく中国人の女性がやられているようでした。

アジア勢はきっと体の構造が繊細なのです。涙


すっかりグロッキーだったので、最後のディナーはルームサービスで。


北京的太太生活-モルディブ`6日目7


ルームサービスのシーザーサラダは定番ですね。


私にとっては、海外出張に行くとお部屋に缶詰で仕事だったので、

ルームサービス=切ない記憶なのですが、

彼は初めてのルームサービスだったそうで、ちょっとうれしそうでした。



明日はいよいよ最終日。

またフライトが続くんですね…。


どこでもドアがほしいと思うのは、人生何度目でしょうか…。

7月14日水曜日。モルディブ5日目。


今日も晴れ。

今朝は早めに起きて、日の出を見ながら読書をしました。

贅沢だなぁ。


北京的太太生活-モルディブ5日目1


朝食へも砂浜を歩いて向かってみます。

砂浜の砂の粒子が細かくて、足がひんやりと気持ちいいです。


かにも白くてすっかり保護色。


北京的太太生活-モルディブ5日目2


今日は午後からSPAに行きました。


その名も、Honeymoon Escape。

3時間の豪華コースです。


北京的太太生活-モルディブ5日目3


昨日の日焼けで背中や肩が真っ赤な夫は、背中のスクラブは避けてもらっていました。


エステの前後はジンジャーティ。

お花は島に咲いているお花ですね。


北京的太太生活-モルディブ5日目4


今日はのんびりと1日を過ごし、サンセットが一番美しいというレストランへ。


北京的太太生活-モルディブ5日目5


北京的太太生活-モルディブ5日目6


アジアン・キュイジーヌのお店で、夫はおすしをオーダー。


北京的太太生活-モルディブ5日目7


私はベトナム風牛肉ワンタンメンと海老餃子。


北京的太太生活-モルディブ5日目9


今日やっと月と星が見えました。


北京的太太生活-モルディブ5日目8


素敵な時間はあっという間に過ぎてしまうもので、旅ももう後半。

このままずっと晴れるといいなぁ。



明日はドルフィン・クルージングの予定です。