法務局の乙号窓口で働いてみようかなと思っておられる方へ | 登記を、もっと、わかりやすく。

登記を、もっと、わかりやすく。

ふだんなじみのない登記簿について、できるだけ、わかりやすく説明させていただきます。わかりにくいところは、遠慮なく質問してください。よろしくお願いします。

法務局の証明書窓口の仕事は、地味に

 

覚えることが多かったりします。

 

 

登記情報システムから印刷される証明

 

書を作成するだけだったら、端末操作

 

だけを覚えればいいような気がします

 

が、請求された地番や家屋番号の建物

 

がない場合、やはりそこにも知識が

 

必要になります。

 

 

登記情報システムに入っていない、

 

紙の登記簿の謄本を作成するにはさら

 

に知識が必要になります。

 

登記簿の歴史、登記に関する法律、

 

その地域の土地の歴史など、いろいろ

 

知っておかないといけないことがあり

 

ます。

 

 

乙号事務の仕事には、手順書がありま

 

せん。どういう手順で登記簿を探し、

 

謄本を作成するのか。経験者の方から

 

口伝えで教えてもらうしかありません。

 

(もしかしたらマニュアルを作ってい

 

る庁もあるかもしれません)

 

 

これもまた作成している庁もあると思

 

いますが、謄本などの見本がありませ

 

ん。工場財団の図面の証明書、筆界特

 

定の手続において作成された図面の写

 

しなど、明確なマニュアルがないのは

 

なぜだろうと思います。

 

 

現場では手探りで行ってたり、その時

 

その時の委託元責任者の判断で行って

 

いたり、経験者の口伝えで行われてい

 

たり。

 

 

とはいえ、窓口にこられたお客様が、

 

証明書を無事に取得して安心して帰ら

 

れたり、登記の内容を確認して安心さ

 

れるのを見ると、この仕事をしていて

 

よかったと思えます。

 

 

ノルマとか売上とかが目標ではないの

 

で、純粋にお客様のお役に立てるよう

 

努力することができます。

 

 

どうしたらより早く、より良いサービ

 

スが提供できるか、僕たちに出来る範

 

囲で、より満足していただくにはどう

 

したらいいか、を常に考えています。

 

 

一緒に学び、よりよいサービスを目指

 

す方をお待ちしています。ささやかで

 

はありますが、力と情報は惜しみなく

 

提供します。

 

 

一緒にがんばりましょう。