変更事項には、下線が引かれます。 | 登記を、もっと、わかりやすく。

登記を、もっと、わかりやすく。

ふだんなじみのない登記簿について、できるだけ、わかりやすく説明させていただきます。わかりにくいところは、遠慮なく質問してください。よろしくお願いします。

地番は、変更されることがあります。

 

 

たとえば、枝番が付いていない25番

 

という地番の土地を分筆する時には、

 

25番から25番1に地番が変更されます。

 

(不動産登記事務取扱準則第67条

 

 第4号)

 

 

その時には、登記事項の「25番」の

 

部分に下線が引かれ、1番下の欄に

 

変更後の「25番1」が記載されます。

 

上の例では、分筆で土地の面積も

 

変更になっているので、地積の

 

ところにも下線が引かれて、

 

1番下の欄に変更後の地積が

 

記載されています。

 

 

下線が引かれている登記事項は

 

変更、更正、あるいは抹消された

 

事項であるということを表しています。

 

 

登記は、上から下へと記載されて

 

いきます。

 

上の例だと、地番が25番で、宅地で

 

100・00平方メートルの土地が

 

平成12年2月9日の分筆により、

 

25番1、宅地、25・25平方メートルに

 

変更になった、と記載されています。

 

 

ちなみに、もともと地番に枝番が

 

ついていたら、地番の変更は

 

必要ありません。

 

(不動産登記事務取扱準則第67条

 

 第4号)

 

 

地積の変更だけが記載されます。