** ザ・キラー ** | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

ライオンとゾウ、どっちが恐い?

 

 

D.フィンチャーによるネトフリ制作のシアター公開版

 

冒頭は何となく「地獄の黙示録」のウィラード大尉の独白のシーンをダブらせながら観てたよ

 

 

ザ・キラー

 

 

 

いつものように? オープニングはらしくてちょっと「セブン」な雰囲気もありつつの映像と音楽で◎

 

そして、

 

 

主人公の自らに常に冷静さを保たせるその所作と

 

 

吉川英治氏の「宮本武蔵」で、武蔵自身の殺気が相手に伝わり身構えさせる場面があるけど

 

結果として、ときに自分自身にはね返ってくる「殺気」は、だから十分に消さなければならないものなのだろうけど、それを消し去ることの出来る エキスパート はどんな危機的状況においても、一瞬の隙をついてくるんだなぁ

 

そういう意味において、

 

ライオンよりゾウの方が恐いとはよくきくけれど、両者を対比させて描かれていたところが面白いなぁ と