印象に残るのは、戦場のメリークリスマス、スマグラー、
そして、、
犬神家の一族
多分、四冊目、否、五冊目?となるこの文庫本は、日本語を読みたくなると手に取る機会が多くなり、、
そして、
何度観ても高峰三枝子さんは素晴らしい、、
でもどうしてアカデミー主演女優賞じゃないんだろ? と思って調べてみると、、日本アカデミー賞自体は、本作のロードショー公開の翌年から始まったもののよう
なるほど なるほど _φ(..)
古書店でその当時の文庫本を見つけて即買いしたのは2年前? 3年前? 何てったって帯付きの栞付き✨
手にしないわけにはいかないじゃない✨✨
ひと昔前のレコードのジャケ買いというやつ
近年観る映画はほぼほぼ賞レースには出てはこない、レーンが違うんだろう
ただ この辺のズレはもういつものことだ
賞を取るような映画、特に日本の映画にはどこか共通した匂い? がある、それがどうしても行儀が良すぎるように感じてしまうんだなぁ、ロックで言えば、クリームのクラプトンがソロのクラプトンになって丸くなってしまった... ってな感じか
良作だという世間一般の評価はわかるから、良作だと断言してもよいのだろうけれど、まぁ
ただ、僕にとってはそうではなかったというだけのこと
市川崑監督版は1976年10月16日にロードショー公開された
この10月で45年になる
追記
でもやっぱ、ここ何年かで一番泣いたのは 邦画 じゃなくて 法話 だなぁ
法話のほうが面白くて (?) 、実際に映画自体を劇場に観に行かなくはなったし、、
(゚O゚)\(- -;
覚書
トリックが先か? シチュエーションが先か?
横溝氏が語るところによれば、「犬神家の一族」はシチュエーションの方が先に出来たという、そして、遺産争いの世界を書こうと思い決めたのがその構想の出発点だったとある(*1)
((((゜д゜;))))
だからこそ驚かされるのは、連載開始に至ってもまだ、誰が殺されるかまでは決まっていたが、誰が犯人かまではハッキリとは決まっていなかったというそのシチュエーション
((((;゚Д゚))))))
しかも、金田一にして特徴的だと語らせたあのトリックは書きながら考えたってんだから
ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ
*1:「探偵小説の構想」横溝正史探偵小説選Ⅲ / 横溝正史
補足
クリーム
ソロ