金龍山浅草寺1 (江戸三十三観音霊場1) [東京都] | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

** プロローグ **

 「剣の極意とは?」 と聞かれた山岡鉄舟は、
 「それならば 『浅草の観音』 に預けておる」
 なおも分からないと言われると、
 「寺の扁額に 『施無畏 (せむい) 』 と書かれているだろう、
 あの言葉が剣の道の極意さ」

 (新訳) 鉄舟随感録


ほ~


本堂に掲げられている 『施無畏』 の扁額は
深見玄岱 (杉田玄白の推挙で長崎から江戸へ) の書だけど、
鉄舟居士の父は浅草御蔵奉行 (後に飛騨郡代) だし
 『浅草の観音』 とは文字通り江戸の最古刹金龍山浅草寺さんのことだ

施無畏
何ものをも畏れぬ力を与えること、観世音菩薩の異名
怖畏急難の中に於て、能く無畏を施す


さてさて

逆打ちに閏年はよい年だったけれど、
それはまた四年後に、この裏面で巡るとして、、


 不是一向不生
 是れ一向に生ぜざるにあらず

三巡目も順打ちで巡りはじめた✨


金龍山浅草寺




片面だけで 三十三観音巡り を終えるために、
銀座は 鳩居堂 さんで一番シンプルな一冊を買い求め、
その 発願 をこの日にと

毎年恒例としていた浅草寺四万六千日参り (ほうずき市) は、
関東にいた最後の数年は、単に普通 (?) にいただくのも面白くないなと
毎年何かしらかの少しだけ違った御朱印のいただき方をしてきた

もちろんそういう問題ではないのだけれど、、(゚O゚)\(- -;?


そして、

今のところ最後のお参りとなっているその年はさてどうしようかと、
かなーり考えていたんだなぁ...


そんな時、

ネットサーフィンしていると、、ほ~、その手があったか✨と、
ヒントを得た


色々な頂き方

①観音様と札所の御詠歌を、かつ、大黒天と九尊佛を一緒に
 一度に複数の御朱印をいただくことは滅多にないのだけれど


②坂東十三番を午歳結願印で、また、和綴じの大判に
 昭和新撰江戸一番でも御詠歌で



そして、、

③その年の一番レアな御朱印となるだろうという目論見で
 発願  と書いていただけないかとお願いしたんだなぁ
 昭和新撰江戸三十三観音霊場には 発願印 はないからね



浅草寺さんのフォトあれこれ 1





雪の風雷神門


五重塔



金龍山浅草寺 (浅草観音)
聖観音宗総本山
坂東三十三観音霊場第十三番札所
昭和新撰江戸三十三観音霊場第一番札所
浅草七福神の大黒天
そしてまた、いつかまた四万六千日のお参りが出来る日を夢に見ながら
東京都台東区浅草2-3-61


逆打ちは、

 祇、是随意而生
 ただ、意に随って生ずるなり

と、

最後の頁に自分で書き添えよう


 不是一向不生
 是れ一向に生ぜざるにあらず
 祇、是随意而生
 ただ、是れ意に随って生ずるなり
 伝心法要 / 黄檗禅師




その ほおずき市 で求めた ほおずき は、
故郷の畑に根を張り今も花を咲かせ実をなしている、

そして今年も、御霊のお迎えを、、、




いつかの円覚寺山内塔頭黄梅院山門下の掲示板




その2へ、

つづく、、、



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