5年ぶりの現地開催! 真夏の5日間ワーク in 尼崎〈最終回〉 | 平準司@神戸メンタルサービス カウンセラー養成・個人カウンセリング・心理学の講演、執筆を行っています!

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  〈最終回〉

 

  感情は嘘をつかない。

  ハートで相手の心を理解できる人になるために

 

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こんにちは。

神戸メンタルサービスの平です。

 

この夏のロングワークのテーマを

 

CHANGE THE WORLD あなたが変われば世界が変わる』に決めました。

 

人生がいきづまっているとしたら、それはこれまでとは異なるものの見方・考え方が求められるときかもしれません。

 

私は昔、チャック・スペザーノ博士の10日間のロング・ワークに出たことで、人生が一変し、そこから今日のカウンセラーの扉が開きました。

 

この夏の5日間を通じて、みなさまにも「天職や真実のパートナーと出会うきっかけが訪れますように」との願いを込め、このテーマを選んだ次第です。

 

さて、前回はジョイニングについてお話ししましたが、じつはカウンセラーになりたい人が心理分析手法を学ぶにあたり、このジョイニングを体験していることはとても大切なことといえます。

 

心理分析とは人の心のうちを知るための手法ですが、その中でも私が一番役に立つと感じているのは、“感情の共鳴”を利用した心理分析なのです。

 

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たとえば、イライラしている人の近くにいると、みなさんも「なにをイライラしているの?」とか「イライラしないでよ」と文句を言いたくなったりしませんか?

 

それは、その人のイライラに共鳴してあなたもイライラとしてしまうからです。

 

また、映画を観ているとき、主人公の心情に共鳴し、涙するということもよくありますよね。

 

客観的に見てみれば、映画の中の人物とあなたはなんの関わりもなく、いわば赤の他人のストーリーなのですが、感情が共鳴すると、その赤の他人のストーリーにも泣いたり笑ったりしてしまうというわけです。

 

私たちカウンセラーの格言に「感情は嘘をつかない」というものがあります。

 

あなたが自分の感情に敏感になることができれば、感情のセンサーを使い、相手が一体なにを感じているのかをキャッチすることができます。

 

言葉は嘘をついたり、自分でも気づかぬうちに強がりを言ったりすることもあるものです。

 

しかし、相手はその言葉を言いながら、どんな感情を感じているのでしょうか。その感情と共鳴することができれば、その人の心を理解することもできるのです。

 

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私の師匠であるチャック・スペザーノ博士の奥さまのレンシーさんは、いまはもう引退しておられますが、それはそれは感情に敏感で、なにもしゃべらずとも、まるで心をレントゲンで撮影しているかのようにすべてを見透かすことができる人でした。

 

みなさんも頭で考えるのではなく、自分のハートを信じ、自分が感じるままに感情を感じさせてあげることができるようになれば、“感情の達人”になることもできるはずです。

 

といっても、自分の感情を抑えつける、感情を出すことをがまんする、感情をごまかすということに慣れている私たちは、「感情を自由に解放してあげましょう」と言われてもなかなかうまくいきません。

 

しかし、トレーニングによって、それは少しずつ変えていくことが可能です。

 

自分の感情を上手に扱うことができるようになってきたら、あなたが“感情の共鳴”によって人を理解することもきっと上達していくことでしょう。

 

夏の5日間ワークは、あなたが感情の達人になるためのいわば第一関門です。

 

そして、この5日間のロング・ワークへのお誘いの配信はきょうが最終回。次は尼崎でみなさんとお会いするのを楽しみにしています。

 


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