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〈第4回〉
もう逃げないで。自分をだまさないで。
そのままのあなたがいればいい
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こんにちは。
神戸メンタルサービスの平です。
この夏のロングワークのテーマを
『CHANGE THE WORLD あなたが変われば世界が変わる』 に決めました。
人生がいきづまっているとしたら、それはこれまでとは異なるものの見方・考え方が求められるときかもしれません。
私は昔、チャック・スペザーノ博士の10日間のロング・ワークに出たことで、人生が一変し、そこから今日のカウンセラーの扉が開きました。
この夏の5日間を通じて、みなさまにも「天職や真実のパートナーと出会うきっかけが訪れますように」との願いを込め、このテーマを選んだ次第です。
さて、Zoomのセミナーでグループワークを経験した人は多いと思います。
Zoomの場合はそれぞれに自宅などで参加していますから、中には「宅急便が来たら‥‥」
とか「子どもが泣いているので‥‥」と画面をオフにしてグループワークを抜ける人もいますよね。
しかし、現地開催のセミナーでは、気軽にグループワークを抜け出したりすることはできないのであります。
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人と人が本気で触れ合い、つながるというグループワークやロールプレイをしているとき、参加者のみなさんの心にこんな思いが湧くことがよくあります。
「なんだか息がつまる‥‥!」
「この場から逃げ出したい‥‥!」
これは、もう自分をごまかしきれないとか、その感情から逃げきれないと感じたときなどによく起こります。
「こんな自分では、みんなにバカにされる‥‥」とか「本当の私を知られたら、軽蔑されてしまう‥‥」など、ネガティブな自己評価の部分に触れられそうになると、バックレたくなってしまうのです。
それは、慢性的にあなたが人の目を気にしていることを表していて、そこには「人は私の敵である」という自己概念が隠れています。
そして、「嫌われたくないし、ここでつくり上げた対人関係を大事にしたい」という思いが強いほど、あなたは「自分を隠さないと!」、「バックレなくては。逃げ切らねば!」と思うわけです。
が、あなたがほんとうに恐がっているのは、そのことではありません。
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もしも、どんなにひどいあなたを見せようが、そこにいる人が、そのままのあなたを愛し、受け入れてくれたとしたら‥‥?
あなたが恐がっているのは、実はこれなのです。
なぜなら、そんなふうに愛し、受け入れられたとしたら、それはもう‥‥
「惚れてまうやろーーー!!」
まわりの人たちともっともっと親密になることができたなら、あなたが人生を賭けて隠そうとしていたそのことは笑い話に変わります。
「こんな自分を知られたら、ぜったい嫌われると思ってたーー!」
「ははは、そんなわけないやろーー!」
こんなふうに、「私のことを愛してくれる人などいるわけがない」とあなたが思っていた世界が、「こんな私でも愛してもらえる」という喜びの世界に変わります。
そのうれしさに目覚めたあなたは、「今度は自分が人の自己嫌悪を愛し、受け入れてあげたい」と考えるようになることでしょう。
そして、この感覚は何十冊の本を読んで理解することができたとしても、体感することはけっしてできません。その場にいてこそ、心と体で感じることができるのです。
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人を憎んだり、恨んだりする、真っ黒なあなた。
その自分をあなたは最低だと思うかもしれませんが、そのあなたに「一人ぼっちでだれともつながれず、辛かったね」などと言い、泣いてくれる人がいたとしたら‥‥。
「???」
その人生は本当に辛く、過酷であったに違いありません。
ぜんぶ知られて、ぜんぶ受け入れられることをあなたが自分に許すとき、あなたの真実のパートナーシップの扉が開きます。
あなたのことをぜんぶ知ってもらい、受け入れてもらうように、あなたもパートナーのすべてを受け入れ、許し、そして、愛し合うことができたなら。
それは、あなたにとって最高の人生の幕開けになりますよね。
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┗■ 2024年8月 5日間特設ページ
■テーマ
『CHANGE THE WORLD ~あなたが変われば世界が変わる~』
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